天使と悪魔選手権

PageMakerの軽快さで扱えるDTPソフトを探しています。

OSはMacOS9とOSX、WINで扱えるとなお良いです。

50枚以上の写真とかなりのコメントを書き込むため、
Pagemakerでもすごく重いのですが
リンクにしておくと軽いので気に入って使っています。
illustaterでは開くのに時間がかかり過ぎてダメなのです。

indesignはillustater寄りと聞いてますが、どうでしょうか?
powerpoinntも試してみたいと思っています。

いろいろご意見をお聞かせ下さい。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

DTP (DeskTop Publishing) という言葉を、どう解釈するかで、尋ね手と答え手の認識に、乖離が起きそうな話題です。


日本では、DTPが職種として存在しています。DTP登場以前、写植、版下、製版という、印刷の前段階を担う職種に、編集を加えたものが「DTP」という職種に移行していきました。この移行はMacintoshをベースにして行われたので、MacintoshのカテゴリでDTP関連の質問をすると、最終成果物が印刷物であるという前提で、DTPを捉える傾向が強くなります。
パソコンをオフィスの道具として使っている人にとって、DTPは、「わざわざ印刷会社に外注しなくても、レザープリンタと製本機を使って、じゅうぶんな品質の文書を作ることができる」システムがDTPだと認識しているのでしょう。
Page Makerは、DTPの草分け的なソフトウェアでした。が、Quark Expressの登場以降、しだいに立ち位置に変化が起きます。Adobeが実際の利用状況をリサーチしてみると、印刷工程の一環で利用されることはほとんどなく、オフィスでの使用がほとんどであるという結果になったのです。それを受けて、Adobeは、Macintosh版の開発をやめて、Windows版のみ開発を続ける決断をします。
http://www.adobe.com/jp/products/pagemaker/syste …
Macintosh版PageMakerは、販売リストに載っていますが、Mac OS 9以前か、クラシック環境でのみの動作となっています。

Adobeは、Quark Expressに対抗するには、PageMakerでは力不足なので、いちから開発したInDesignを登場させますが、これは日本に限っていえば、違った意味が込められることになります。
日本の印刷業界は、活字の時代から写植の時代を経て、DTPへと進んでいくわけですが、その間培われてきた、日本語の文字組規則が、そのとおり実現してくれるソフトウェアがないという問題に悩まされます。DTPはアメリカ合衆国で作られた概念で、ハイフネーションなどの高度な文字組規則には対応していますが、日本語の文字組規則には、まったく対応していなかったのです。ルビや、句読点のぶら下がりなど、たしかにコンピュータのプログラムとしては、やっかいなものだらけです。
Adobeは、InDesignの開発を始めるにあたって、日本語文字組規則を高度に実現することを決め、写植業大手の「写研」から技術者を引き抜くなどして、真剣に「印刷目的のDTP」に取り組みを始めます。
その結果登場したのが、日本語版InDesignで、のち日本語文字組のエンジンがIllustrator CS以降に移植されます。なかなかの野望作なのですが、ざんねんながら野望を実現した分、ソフトウェアとしての動作が犠牲になってしまいました。そうとうInDesignは重いそうですね。

だいぶ横道にそれてしまいました。

> PageMakerの軽快さで扱えるDTPソフトを探しています。

というわけで、回答は、Windows版のPageMakerをWindows PCで使用するということになろうかと存じます。
でなければ、Microsoft Wordや、EGWord(http://www.ergo.co.jp/products/egw14/)のようなワープロソフトになろうかと。後者はMacintoshのみのソフトウェアです。
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この回答へのお礼

軽い気持ちでDTPという言葉を使ってしまったと反省しながら
読ませていただきました。
が、indesignなんたるかを知るいい機会になりました。
用語とかを確認しながらまた再読させていただきます。

なるほど! winのPagemakerはまだ生きているのですね!
メインマシンがintel以前なのですが、とても魅力的です。

勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/27 09:35

Nisus Writerが『簡易編集ソフト』として使用可能です。


OS9版は英語版ですが無償公開されてました。
このソフトは登場した頃から『多言語対応』です。
その昔著名な出版社の編集部で好まれていたと言う話。
このソフトはスタイル情報が書類に含まれていないので、後で開く時、
テキストエディタで開ける事。
後フリーソフト系にはWindows対応のレイアウトソフトは有ります。
どちらにしても『日本語の組版はサポート外』
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この回答へのお礼

Indesign導入の壁はやはりコストの問題でしたので、
贅沢言わないから軽いソフトがあればとも思ってました。
ご紹介のソフト、さっそく試してみます。
詳しいエピソード、わかりやすいです。ありがとうございました。

前出のご回答にあるような、私も
「外注せずレーザープリンタ出力」というDTPなので
組版サポート外で結構です、もしご紹介いただければと思います。

お礼日時:2007/06/27 09:43

PageMaker的な使い方をするなら、やはりInDesignでしょう。



InDesignでは、個々の画像の表示方法を「最適化(プレビューなし)」「一般表示(低解像度)」「高解像度」から選べるので、表示画質を抑えれば、ある程度軽快に動作させることができます。

ただ、InDesignのバージョンが懸案となるかもしれません。
動作環境がMacOS9とOSX、WINだと、Ver.2.0になりますが、正規のルートではもう手に入りません。
MacOS9を無視していいのであれば、現行のCS3でもいいはずです。
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この回答へのお礼

なるほど!

前項に書きましたが、私もindesignを導入せずに印象を書いてました。

OS9ではPagemaker、そしてOSXでindesignという互換性が可能であれば
これに越したことはないですね!

CS3寸前でCS2はupdate購入したのですが、セット内容を見てみます。

私の一番知りたかった使用感もお書き添えいただき、
とても良く分かりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/26 15:35

>OSはMacOS9とOSX、WINで扱えるとなお良いです。



これに関してはまず無理です。
OSの違い、フォントの違いなどです。

>indesignはillustater寄りと聞いてますが、どうでしょうか?

寄りと云うより、同じAdobe製品なので統合的になって親和性は高いです。(PageMakerは元々はアルダス社の開発)
ただ、質問からはあなたの云われるDTPがどのようなものかが少し解りません。
IllustratorとInDesignではそもそも使用目的が違います。
InDesignと比べるならQuarkXPress
http://www.quark.co.jp/

>Powerpointも試してみたいと思っています。

商業印刷には全く向かないと思いますし、それにこれはプレゼンテーション用のソフトではないですか?

社内報程度ならWordとかでも良いのでは?
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この回答へのお礼

さっそくの回答ありがとうございます。

>IllustratorとInDesignではそもそも使用目的が違います。

私がまだInDesignを導入していないので、知らないままに言っていました。
今のPagemakerの書類を持って移行するには一番良さそうですね。

>社内報程度ならWordとかでも良いのでは?

Wordだと従来のソフトでwinで見てもらうのも可能ですし、
貼付け写真の読み込みなどの使用感を試してみます。
クライアントへの提出レポート用ですがシンプルでもいいと思うので。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/26 15:29

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