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ユニークID (社保庁問題)

コンピュータを利用していると、識別(ユニークなもの・唯一のもの)としてユニークIDの概念に直面します。例えばIPプロトコルでのIPナンバーです。イーサネットを開発した各コンピュータにユニークな番号を振り分けた(IPナンバー)先見のある概念です。

で、社保庁の消えた年金問題で国民総背番号を早期に導入していればこのような問題は発生していなかった(アメリカのソーシャルセキュリティー番号を例にとり)と言われています。が、年金手帳を複数発行しようが、入力間違いがあろうが、名前や生年月日を間違って入力しようが、そして結果として一人のユニークな人物が複数のIDを振り分けられていても、コンピュータから見ればそのデータが破棄されていない限り、個人のユニークIDに複数データを統合するのは問題が無いと考えます。あくまでも技術的にはです。

説明が長くなりましたが、質問は「上記の考え方」に何か見落としていることはあるのでしょうか?

よろしくお願いします。 ありがとうございます。

A 回答 (7件)

#6です。

新たに分かったことを追加。

けっこうざーっと調べた所では、以下のサイトが一番技術的資料が豊富で、よりエンジニア向けですよね。(プログラミング言語の違いに、階層型のデータベース(CDB)とリレーショナルデータベース(RDB)との併用や、社会保険庁と国税庁の比較、などなど・・・。)

厚生労働委員会「5000万件の年金記録への対応」を提言
http://www.fujisue.net/archives/2007/06/post_194 …

ただし、こっちの日経コンピュータの記事を見ていると、そもそもシステム上の名寄せでは同一人物と特定し切れないものが残るパターンが3つあり、名寄せプログラムが生きるのは、「間違い方が想定できる入力ミス」のパターンだけだ、ということです。

名寄せで解決しない年金記録問題
日経コンピュータ(年金問題取材班)[ 2007/06/18]
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NC/20070618/ …

以下のサイトでも、シノニム(同物異名)やホモニム(異物同名)という言葉を使って解説されています。

不明データ5000万件 年金名寄せ
http://www.janjan.jp/living/0706/0706147276/1.php

要するに、古いプログラミング言語に独自OSの乗っかっている汎用機マシンなど、技術的には好ましくなさそうに見える部分も多々ありますが、それとは別に「個人のユニークIDに複数データを統合するのは技術的には問題が無くはない」ということです。(どうしても、人海戦術に頼らざるを得ない状況が有り得る、ということ。)

で、最終的にはもう一度、「年金データの作り直し」という風になるわけですね。(まあ、これにも原本を廃棄されたものは新たに作り直すことが出来ない、というオチがあるわけですが・・。)

年金データ作り直し 手書き原本、再入力
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/2 …
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COBOL



向こうの方ではもう既に取り上げられていましたね。

Top > @IT会議室 > @ITクラブ Cafe 会議室 > 年金問題
http://www.atmarkit.co.jp/bbs/phpBB/viewtopic.ph …

ただ一つだけ気になるのは、ちょうど私も先月の「朝まで生テレビ」を見ていたのですが、その時にとある方が「35歳や45歳、58歳のそれぞれにしていた処理を、その他の年齢にまで広げるのには技術的に難しい。(→結果的に、今すぐには年金記録の通知を全ての対象者に送付することは難しい。)」といったようなことをおっしゃっていたんですね。Java使いなんでその辺に関してはよく分かんないけど、COBOLってそもそもcase文やif文はできるけどfor文は無理なの?まさか~とは思いますが・・。

参考URL:http://www.keyman.or.jp/3w/prd/56/30000756/?vos= …
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(´・ω・`)つ「住基ネット」

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現状は個人に複数のIDが振られている状態。


で、その「個人」を統合するのが困難だ、という前例がペイオフ解禁時の銀行の「名寄せ」問題。

例えると、「アベシンゾウ」氏が10件登録されているとして、どれとどれが同じ人なのかを判断するのは困難だと言うこと。
住所が違う、電話番号が違う、結婚して姓が変わった、等。
IDがユニークでも、それを個人レベルで統合するのは面倒なので、結局人手に頼る必要があります。

あと、「国民総背番号制」を嫌がってマスコミを煽ったのは、サヨとか後ろ暗い動機がある連中だという通説アリ。
普通の人が、役所の手続きに必要な番号を統一されても明確なデメリットは無い。問題はその番号に紐づけられているのがどんな情報か?という事なので、納税とか年金とか住所だけならどうという事はない。
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> 入力間違いがあろうが、



ユニークID自体を入力間違いされると、目も当てられないような?
問題点は、管理のキー、IDがユニークだったかどうか?でなく、
そういったものを人間が入力、チェックしていたような点とか。

本籍地、生年月日、氏名なんかでも、適当な本籍地で無い限りは重複する事はまず考えられません。
昔のコンピュータの都合で、氏名や本籍地はカタカナでしか扱えなかったってのは痛いですが。
現在でも、漢字コードで定義されていない漢字の氏名だと、微妙かも。
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国民総背番号は世論は否定的です


ネット全盛なのに法律が整備されてない日本では
データだだもれでプライバシー的に問題が多いからです

年金問題に国民総背番号を導入していればというのは後付けすぎですが
100年前から国民総背番号を導入してれば否定的な意見は少なかったかもね
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ユニークIDそのものについてはお考えのとおりではないですかね。



http://www1.mhlw.go.jp/topics/kiso/

このページを見る限り、基礎年金番号が必ずしもユニークIDとはなってなかった様子です。
厳密に言うと、ユニークではあるのですが、ひとりに複数の年金番号が振られていた模様。

愚かの極みです。
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