アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

一般用で上限3から4万円程度で手にいる、ハガキや封筒の宛名書き印刷が、最もずれにくく、連続して正確に出来る プリンターはどのメーカーの、どんな機種でしょうか、また出来れば50枚程度は官製はがきを一度にセット出来ればありがたいのですが。宜しくお願いします。写真印刷 カラー印刷は普通でOKです。
宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

プリンタの修理屋です。



キヤノン専門ですが・・・・どの会社もたいして差はなく、残念ながらどんぐりの背比べです。

キヤノンから「カードプリンタ」が出ています。
http://cweb.canon.jp/cardprinter/colorcard-print …
あきれるほど高価ですが、このシリーズも10年以上続いています。と、言う事は需要があると言うことです。
生産数量の問題はありますが、かなりコストをかけなければ難しいことなのです。
ちなみに、最初のモデルは150万円もしていました。その頃に比べれば安くなっています。


さて、ハガキや封筒が手こずるか理由は微妙に差があります。
ハガキの場合は紙の厚みと紙粉などの付着が問題になります。
紙が厚く、現在のプリンタの様に斜めにセットし、少し曲げて送る方式ではローラーの密着力が負けてスリップを起こします。これが不安定さの原因と思われます。
さらに印刷面に直接ゴムローラーを当てていますので、あまり密着力を上げられないのかもしれません。
Uターンさせるカセットはもっと不利と思いきや、案外とスムースに送っているようです。印刷面の裏面で送るので、密着力を挙げることが可能なのかも。給紙ローラーはシートフィーダーのものより確実に大きく、接触面積も多く取れています。
ただ、年賀状の宛名印刷などの場合、印刷会社で裏面を印刷したものは送りに苦労することがあります。印刷機を通すときに「滑り剤」と言う粉をつけるためとか。
修理したばかりのプリンタが直っていないとクレームが入り、現地まで出向き確認したところ判明、固く絞った濡れ雑巾でハガキをふき取って印刷を間に合わせたことがあります。

封筒も厚みがあると言う点では同様なのですが、ハガキと異なり、送るとき、上の紙と下の紙が別々に動き、それが給紙不良やずれの原因になることがあります。
また、こちらはUターンさせるような給紙形態はNGです。サイドにしわが入り見苦しくなります。
もう一つ、封筒の場合は送る方向でかなり状況が変わります。
口のフタの処理です。
一般的な縦長で上から入れるタイプでは、フチを折り、横送りで印刷するほうが安全です。当然原稿もそれにあわせて作るわけです。
ところが普通のプリンタではA4までですから、このやり方ではB5対応の封筒までで、A4対応の封筒では入らない場合があります。
こうなると、封筒の様式を変えるか、A3プリンタを購入することになります。
私の場合は横長の封筒で、長辺側が口になっている封筒を使って、縦に送っています。これであればほぼ問題なく印刷できます。

封筒印刷は非常に難しい作業なのです。

給紙ユニットがヘタって来ると、数枚を送る「重送」と言う現象が出ます。部品の磨耗が原因でした。
最近のインクジェットプリンタではその部分の性能(耐久性)をあげるため、逆転ローラー方式が多く採用されています。
給紙ローラーで一番上の紙を引っ張ると、下の紙と擦れて静電気が発生し、下の紙も一緒に引っ張ってしまいます。
給紙ローラーの反対側にゴムなどのブレーキがついていて、ローラーと密着した紙はそのまま進みますが、くっついてきた紙はそこで止められます。このブレーキが「分離パッド」と言われるものです。
分離パッドは毎度擦られるので、磨耗も進み、磨耗すると分離性能が落ちてしまいます。

そこで、分離パッドの代わりに逆回転するローラーを組み込んだわけです。大型のコピー機などでは当たり前に採用されていたメカで、性能的な信頼性はかなり上がりました。
ところが、封筒の様に2枚の紙が重なったものでは、上の紙と下の紙がずれる原因となり、給紙不良を起こします。
現行機種では封筒印刷はより難しくなっています。
逆にハガキはよくなっているはずです。


封筒を印刷するのであれば、出来るだけ水平に近い角度から紙を送る、最低条件として逆転ローラーは使わない、この2点を満たす機種は現存せず、私の場合はBJ S6300(BJ F9000、PIXUS 6100i、6500i、9100iでも同じ)を必ず手元に残しています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

私が考えたこともない緻密な分析と奥深さに驚きました。
ご指導有り難うございました。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2007/07/20 16:24

封筒は難しいですよね。



封筒印刷のコツは、封筒を「お尻から入れる」ことだと思います。
紙送りの安定性の他に、レイアウトの正確さもあります。

先の回答者さんは「フチを折って」と書きましたが、ちょっと面倒ですよね。
それで印刷時に180度回転させて、封筒もあわせてお尻から入れるわけです。
そうすると郵便番号なども正確に印刷できます。

とそこまで書いて、予算の範囲内でその機能を持つプリンターがあるかどうかは確認しませんでした。
ご検討ください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご指導有り難うございました。総じて封筒は難しいと論じて頂いたのでハードルが下がり、大変ストレスが減りました。そこそこ出来れば初心者には上出来と考えます。有り難うございました。参考にさせて頂きます。

お礼日時:2007/07/20 16:30

★ハガキの場合


実用上、どんな安いものでも充分と思います。
但し、給紙ローラーが使用過程で汚れてきますとズレが目立ちます
どの機種も定期的なクリーニングが必要です。
また、ズレの許容範囲ですが、一般的なハガキ印刷を業としているところでもミリ単位の誤差は許容していますが、家庭用のプリンタは初期状態でそれ以上の精度があります。

★封筒の場合
厚紙に対するプリンタの機構も関係しますが、それ以上に封筒の材質に関係します。特に封筒に仕上げる裏の張り合わせ部分の位置により狂いが生じやすいです。(プリンタ用封筒市販有り)

具体的な機種ですが…
官製はがきなど意外と紙粉が多いです…給紙機構には負担があるはずです。
ご予算3~4万というと、今では上位機種となり、インクも色数が多くなります。
ハガキでもインクジェット用であってもそんなに色数インクを増やさなくても良いと思います。専用紙ほど吸収性も優れていませんし…
さらに封筒だと普通紙扱いですから…
と、なると最低ランクの価格帯で良いということです。4色インクで充分だと思います。
給紙メカニズムもシンプルなPIXUS iP3300が適していると思います。
今回のご質問に適したプリンタには、必ずしも上位機種が良いとは思いません。
安いの買って、壊れたら買い替え…がお得と思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変具体的で適切なアドバイス有り難うございました。
中間の値段の機種より低価格を短期交換が得という発想は大いに参考にさせて頂きます。有り難うございました。

お礼日時:2007/07/20 16:34

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!