プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。
音楽シーズンも終わりに近づき,いよいよ音楽祭シーズンですね。

春の喜び,秋の哀愁,冬の厳しさとその中での優しい温もり,いろいろな音楽が次々と浮かんできますが,
夏とクラシック音楽,となると,どうにも不似合いな感じが・・・(笑)

しかしそこをあえて,夏場に聴きたいクラシック音楽を教えていただきたく,
質問させていただきました。

涼しげに,ホラー系(?),リゾート系(??),逆療法でとことん暑苦しく・・・
などなど,基準は皆様にお任せいたします。
皆様の個人的な夏の思い出につながった曲のお話なども聞けるとうれしいです。

変なテーマではありますが,気軽にお答えいただければ幸いです。
どうかよろしくお願いいたします。

A 回答 (15件中1~10件)

ベタ路線ですけど、


ヘンデル「水上の音楽」は涼しげでは?
メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」もどうでしょうか。

異色ホラー系では、
ラヴェル「夜のガスパール」。
3曲構成ですが、
1)男を誘惑する水の精 2)絞首台 3)夜な夜な部屋中を駆け回る見えざるバケモノ
と硬軟とりまぜております。熱帯夜にどうぞ!?

個人的にはイギリスの夏季音楽祭「プロムス」の最後に観客総立ちで合唱するエルガー「威風堂々」が夏の音楽としてインプットされています。
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この回答へのお礼

こんにちは。
タイトルから連想するのもいいですね!

王様の舟遊び(っていったい実際のとこ何をしてたんでしょう?笑)のBGMだった「水上の音楽」,
夏の夜に妖精たちが戯れる「真夏の夜の夢」,どちらも涼しく爽やかでいい感じです。

ラヴェルはコラール氏のピアノ曲全集を持っているのですが,
実は,どれがどの曲か,はっきり区別がついていません。
そういえば,他とちょっと違うグロテスクな雰囲気の曲があったような,いや,気のせいかも・・・(汗)
早速きちんと聴いてみます!

プロムスの威風堂々は,その場にいたらテンションあがるでしょうね。
一度行ってみたいな~と思ってはいるのですが,
その時までにちゃんと歌詞を覚えておかねばなりませんね。
・・・え,いつ実現するのかって?(笑)

早速のご回答,ありがとうございました!

お礼日時:2007/07/24 16:09

私は色々な作曲者の曲が入っている曲を聴くのが好きです。



夏は「イマージュ」とか

http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/3321661/s/

「イン・ザ・モーニング・クラッシック」

http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/3265617/s/

とかがいいなって思います。


「イン・ザ・モーニング・クラッシック」は今年の3月に出たばかりなんですが、「イマージュ」は軽井沢や清里に行くときに車の中で聞いていたので、避暑地のイメージがものすごくあります。
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この回答へのお礼

こんにちは。

「イマージュ」
クラシック系以外も入っているようですが,クラシック系のバックグラウンドを持った方でも,
その中にあって親しみやすい音楽を作り続けている音楽家の皆様の演奏で,
夏場にはこういった少し軽めで優しい感じもいいかもしれません。
軽井沢や清里の清涼な空気によく合いそうです♪
(いや,どちらにも行った事はないんですが,雰囲気で^^;)

「イン・ザ・モーニング・クラシック」
こちらは一般的なクラシック音楽のレパートリーですね。
とてもよく考えられた選曲だと思います。
(#1さまがお勧めくださった水上の音楽の一番有名な曲「ホーンパイプ」もはいっていますね)
ここに収録されているシベリウスのカレリア組曲(行進曲)ですが,
先日,通勤途中にFMから流れてきていて,気持ちいいな~,と思っていた曲です。
他にも,グリーグのホルベルク組曲(前奏曲)もきりっと爽やかでいい感じですね。
(単に作曲家が北欧の人だからそう思うだけとか・・・)


夏の休日の朝,特に用はないけど早起きして,
まだそれほど暑くない空気をいっぱいに吸い込んでちょっと得した気分になる,
そんな選曲(意味不明?),ありがとうございました!

お礼日時:2007/07/24 19:32

・夏の星座はまた格別。


ホルストの組曲「惑星」がぴったりです!
この曲を聴きながら遠い宇宙の星星にロマンを馳せましょう・・・
ちなみにこの曲が作曲された時、まだ冥王星は発見されていませんでした。当然、組み込まれていないのですが近年、現代の作曲家が冥王星を作曲してあえて組み入れたCDなどが出て話題になったりしました。が、この度の正式な除外の件です。再び、もとのオリジナルに落ち着きました。作曲者ホルストもさぞ心残りなく安心していることでしょう・・・

・もう一つ、アラビアンナイトの千夜一夜物語を題材にして壮大な交響組曲に仕上げた、リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」。
実に色彩的なオーケストレーションと美しいエキゾチックなメロディが随所に出てくる傑作です。これも夏にはお奨めの一曲。

以上、オーケストラ曲で攻めてみました!

あ、蛇足ですが本場の「ザルツブルク音楽祭」「バイロイト音楽祭」などは夏がシーズンですよ・・・
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この回答へのお礼

こんにちは。
お久しぶりでございます(覚えていらっしゃるかどうかは分かりませんが・・・)

#2さまは朝の音楽でしたが,こちらは夜の音楽ですね。

確かあれは,ラトル/ベルリンフィルのCDだったでしょうか。
まるで狙ったかのように,ちょうどその冥王星騒動の頃に発売され,
(マニア内では)大きな話題となったように記憶しています。
満天の星空の下で,この曲を聴きながら,宇宙のどこかにいるかもしれない
神々の営みに思いをはせるのもよさそうです。

一方のシェエラザード,ねっとりとからみつくような熱帯の夜
窓を開け,真昼よりは涼しいけれどもまだ生暖かい風にあたりながら
ベールをまとった美女が語る異国の妖しい物語に耳を傾ける・・・
・・・おっと,暴走(妄想)してしまいました(笑)

私のストライクゾーンど真ん中のオーケストラでの直球勝負,ありがとうございました!


---
えー,それから,自慢みたいで大変恐縮ではあるのですが(本当は自慢したくてしょうがない^^;)
オーストリアのS音楽祭とスイスのL音楽祭に行く予定になっております!
#バイロイトは抽選に当たる気配が全くありません・・・

お礼日時:2007/07/25 02:25

基本的に涼しさを求めるなら、ロマン派の音楽は避けたいところ。


もしロマン派だとしても、室内楽に走った方が吉と思われます。

いろいろ考えた中で涼しげと言えば、やはりシベリウス。
2番とかフィンランディアとかは暑苦しくなってしまいかねないので、妥当なのは交響曲第6番あたりで。
演奏次第で直射日光が差す音楽になってしまいかねませんが、できるだけ穏やかな光のようなものを探して聴いています。今のところはベルグルンドで。

管楽器の音は涼しいですよね。なにしろウィンドと言われるくらいですから。
そんな涼やかなプーランクの木管楽器のためのソナタをいくつか聴いてみるのも一興です。
あとは同じプーランクでも2台のピアノのための協奏曲とか。インドネシアのガムラン音楽の影響を受けたというくらいで、リゾートできるかも(笑)

人によってはホラー系ですが、シェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」なんかは割と低音です。いろいろ叫んだりしてるにもかかわらず冷え冷えしてきます。
ホラー系と言えばバルトークの「中国の不思議な役人」あたりも。

ピアノやグロッケンの音もなかなか涼しいものなので、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」なんかはよく聴きます。まあところどころ熱く演奏するものもありますが。
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この回答へのお礼

こんにちは。
回答ではよくご一緒させていただいてますね。

うっ。
私が夏場に聴く曲があまり思い浮かばないのは,暑苦しい趣味のせいである事が
なぜバレてしまったのでしょうか?

シベリウスの「6番」!なるほど,さすが!
シベリウスだったらどれがいいかな~,と思っていたのですが,
早速,車のCDチェンジャーに搭載させていただきます♪
#手元にあるのはヤルヴィ(父)/エーテボリなので,ちょいと涼しさには欠けるかもしれませんが・・・

プーランクは,リゾート地のほどよくエアコンの効いた部屋でまったりと昼寝でもしながら,
と勝手にイメージしました。
なお,「2台の~」とガムランの関係については初耳です。ご教示感謝。

ホラー系は私もいろいろと心当たりがあるのですが(笑),月に憑かれたピエロは
長い事聴いていないので,正直,どんな曲だったか忘れつつあります。
機会があればぜひ聴きなおしてみたいと思います。
バルトークは,寝苦しそうにしている人の枕元でいきなり鳴らしてあげたら
きっと喜んでいただけることでしょう。

ペトルーシュカはシャープでクールな響きが都会の夏って感じでいいですね。
ちょっとホラーも入ってますし(笑)


私と同じマニアの香りが漂う素敵なご回答(褒め言葉?),ありがとうございました!

お礼日時:2007/07/25 03:10

 こんにちは。


 私は逆にど~んと?イタリア民謡を聴きます。「はるかなサンタ・ルチア」とか「帰れソレントへ」「オ・ソレ・ミオ」などです(^o^)。外では蝉がうるさいんですが、あえてクーラーをかけず、スダレ&扇風機&竹マットでパヴァロッティのテノールを聴いてます♪他にもプッチーニのオペラのアリア集とか。何となく夏といえばイタリアです。行った事ないんですけど(^_^;)。
http://music.yahoo.co.jp/shop/c/10/uccd5100/
http://music.yahoo.co.jp/shop/c/10/toce13200/
 あまり参考になりませんでしたがm(__)m。
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この回答へのお礼

こんにちは。
はじめまして・・・ではないような気もしますが,まあ,それはそれとして(笑)

真っ青な空と地中海!白い砂浜!輝く太陽! ヴィヴァ・イターリア!!
(ちょっと無理してテンションあげてみました・・・^^;)

スダレと竹マットとパヴァロッティ,というギリギリいっぱいの?絶妙な組み合わせが素敵です。
彼,作務衣とか浴衣とかけっこう似合いそうですもんね(笑)
お食事は素麺とティラミスあたりでいかがでしょうか?(またはピッツァと水羊羹^^)

もう一枚のご紹介はフレーニ女史のアリア集ですか。
夏は恋の季節! でもありますものね♪
(当方,すでにそういう事を口にする歳ではないおっさんですけど^^;)


せっかくの夏,積極的に楽しまなくちゃ! というのも,もちろんアリですよね。
そういえば,チャイコフスキーの「イタリア奇想曲」なんかもよさそうです♪

大いに参考になったご回答です。
ありがとうございました!

お礼日時:2007/07/25 20:34

こんにちは。



夏も初めのうちはちょっと浮き浮きして、楽しめるんですよね。

この時期は暖かな地域を思わせる(と当方が勝手に思っている)、ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」とかダリウス・ミヨーを聞くことがあります。夏にエスニック料理を食べる嗜好に似ています。

逆に涼しげな音楽を聴くのなら、できるだけ抽象的で数学的な美しさを持った曲を探します。ピアノでショスタコヴィッチの「24のプレリュードとフーガ op.87」とかヒンデミットの「ルードゥス・トナリス」などは20世紀調性音楽の幾何学紋様(なんのこっちゃ)といった趣で、イスラム教寺院のタイル壁のようなひんやり感が味わえます(あくまでも個人的な感想)。

しかし・・・!!
夏の暑さが猛暑に変わり、家の外も内もサウナ状態、夜は寝苦しくて、朝道を歩き始めてもすでにプール帰りのような疲労感、服もねとねと、脳内は沸騰・・・・という状況に陥ってしまうと、もはやこれらの音楽では対処できません。
このうっとおしい外界を忘れ、汗だくになっている自分を忘れるためには、身も心も「別世界」に連れて行ってくれる音楽を探さなくては。
・・・・というわけで私が猛暑の只中にたどり着くのはブルックナーの7番です。完全なる逃避ですね(とほほ)。

追記:クリスマスにはシベリウスのCDをご紹介いただきありがとうございました!
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この回答へのお礼

こんにちは。
いつもお世話になっております?(^^


ああ,プロヴァンスの真っ青な空と地中k・・・ ヽ(-_-;)


・・・えー,気を取り直して。

後だしジャンケンみたいでアレですが,私の本命はミヨーでした。
同じように感じておられる方がいらっしゃって,うれしい限りです。

続いてヴィラ=ロボス♪
第5番のアリアをBGMに,エアコンのない暗く埃っぽい酒場で汗をにじませながら強めのお酒を・・・
・・・えっ,他の作品はちゃんと知らないんだろうって?
いえ,決してそのような事は・・・(さらに汗)

抽象的にひんやり,もよさげですね。
ご紹介の曲はどちらも聴いた事がないので,まともにコメントができませんが,
無調ギリギリの所で寸止めする(なんのこっちゃ)のがミソでしょうか。
(クセナキスではひんやりしなさそうだし^^;)
ショスタコーヴィチもヒンデミットも好きな作曲家なので,機会がありましたらぜひ♪

実はオフィスにエアコンがなく(いや,買うお金がない訳では・・・たぶん・・・)
暑い日は,午後三時くらいになると,すべての事がどうでもよくなってくるんですよねえ。
ついつい回答なんか作っちゃったり・・・いえ,なんでもありません(爆)
ブルックナーを大音量で鳴らしたら,同僚たちは喜んでくれるでしょうか。
えーい,新党滅却すれば日おのずから珠洲市・・・ま,いっか・・・


幅広いご提案,ありがとうございました!
では,私はウェーベルン編曲のバッハ「リチェルカーレ」で天空の彼方を浮遊しに・・・

お礼日時:2007/07/26 00:17

夏だけどクラシック?


夏でもクラシックです。

涼しくなることはありませんが,「熱くならない」という基準で思い浮かびました。

「リコーダーの芸術」 
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1513472
窓を開ければ静かに風が通る…こんな感じでしょうか。

リコーダ・ソロのものや,曲によって通奏低音が,
チェロ,ビオラ・ダ・ガンバ,ハープシコード,オルガンと変わります。
1曲が短いものばかりです。2CDで40トラックもあります。
なので,私には1曲ずつの作曲者名や曲名が覚えられません。

「リュート作品集」
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2547661
人が少ない広い空間の中で,どこからとなく聞こえてくると似合いそうな曲集です。

美術館のような天上が高くて広い部屋に入ったときに冷ややかな空気を感じる
ことがありますが,そんな場に流れてきそうなイメージをもちます。
これも1曲が短いものばかりで,2CDで50トラックあります。

「抒情小品集」(グリーグ)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2075
北欧の森の中でゆったりと時を過ごしていると,こんなメロディが生まれてくるのでしょうか。

音楽を聴くのも体力がいると感じるこの頃です。
暑さのせいだけではなく,年のせいだとも思いますが,
オーケストラ曲を聴く元気がないときは,
では,室内楽,
それよりはピアノ曲,
でも,ベートーヴェンを聴くなら気合を入れなくては…今日は,その気力がない…
というようなことをよく考えます。
そんなときには,最終的に,この抒情小品集を選んでしまうことが多いです。
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この回答へのお礼

こんにちは。
いつもセンスのよいご回答を感心しながら拝見させていただいております。

リコーダー,リュート,そして,叙情小曲集。
暑さを忘れてふっと気持ちが軽くなります(^^

ご紹介いただいたリコーダーとリュートは,クラシックなんていう
窮屈なジャンル分けなどなかった頃の音楽ですね。
楽器の表現力や作曲技法などでは,もちろん後世のものとはくらぶべくもありませんが,
音楽の歓びがとても素直に伝わってくるのではないかと思います。
(実際に聴かずにあれこれ申し上げて恐縮ではありますが・・・)

叙情小曲集は,オーケストラヲタクだった私が(あ,過去形ではないですが^^;),
ピアノもいいな,と思えるようになったきっかけのひとつです。
(知人の結婚式で「トロルドハウゲンの婚礼の日」を聴きました)
高原の草原にごろんと寝転びながら,なんてよさそうです♪
ちなみに,ご紹介のCDの奏者のAustbo氏ですが(なんと読めばいいのでしょうね^^;),
ブラームスの作品集のCDが手元にあり,愛聴しています(特に作品116~119)


今回もセンスがきらりと光るご回答,ありがとうございました!


---
何かの本で,
「クラシック音楽は聴けば聴くほど饒舌になる。リラックスするにはオケは疲れるからと
室内楽にしても,それでも疲れてピアノにしても,ついには単声のグレゴリオ聖歌にしても,
聴くほどにどんどんいろんな事が見つかって,ついつい没頭して聴いてしまう。
だから自分は結局クラシックではリラックスできない。」
というような文章を読んだ事がありますが,個人的には凄くよく分かります(笑)。
しかし,だからこそ,「夏でもクラシック!」なのでしょうね♪

お礼日時:2007/07/27 02:48

こんにちは、その節は、幾度かお世話になりまして有難うございました。


クラシック音楽は相変わらず素人ですが、実はこういった質問を心温めていた輩です。(苦笑)
(もっとも、私の場合は素人ですので、この時期のお勧めやいかに、と言った内容ですが・・・)
先を越された悔しさをバネに(?)、少し、自己の思い入れにふけって見たく思います。
選曲のセンスの悪さは言わずもがな、とにかく“暑苦しい”です。悪しからず、ご了承下さい。(笑)

☆ムソルグスキー作曲の管弦楽曲「禿山の一夜」

クラシック音楽の素人にも馴染み深い曲です。
原曲は1860年頃に作曲されたピアノ曲「聖ヨハネ祭前夜の禿山」だそうですね。
「聖ヨハネ祭の前夜に不思議な出来事が起こる」というヨーロッパの言い伝えのひとつ、
「聖ヨハネ祭前夜に、禿山に地霊チェルノボグが現れ手下の魔物や幽霊、精霊達と大騒ぎするが、
夜明けとともに消え去っていく」とのロシアの民話を元に作られた、との解説が手持ちのCDに有ります。
聖ヨハネ祭は夏至の夜の祭り、題材としてはシェークスピアの『夏の夜の夢』と同様だそうで、
まさに蒸し暑い夏の夜を感じさせる曲と言えないでしょうか?(苦笑)

実は、この曲を初めて聴いたのは、まだ小学校に上がる前でして、
何かの怪談系TV番組で流れていたのが、よほど幼い耳に焼き付いたんでしょう。
番組の内容など、とうに忘れてしまいましたが、幼児期の原体験って怖いものです。(笑)


さて、もう1曲・・・
☆ロッシーニの歌劇「どろぼうかささぎ」
聞く所によると、この歌劇は全曲演奏される機会が皆無の作品らしいですね。
初演は1817年、2幕から成る喜劇らしいのですが、もちろん門外漢の私には、
どう言った話かなのか皆目検討がつきません。
この作品の名前が現在まで生き残っているのは,その序曲の魅力に寄ると感じます。
(まぁ、私とて、この「序曲」しか知りえませんけども・・・)

村上春樹氏の小説「ねじまき鳥クロニクル」でも、主人公がFM放送で「どろぼうかささぎ序曲」を聞きながら、
スパゲティをゆでるシーンで始まっていますが、
ちなみに,この部分では「スパゲティをゆでるにはまずうってつけの音楽だった」と書かれています。

なぜこの曲が夏をイメージさせるのか・・・
はなはだ個人的で恐縮ですが、「スパゲティ=イタリア=情熱的=夏!」
の短絡的な思考相関図がどうしても頭から離れません。(苦笑+大汗;)
曲自体、大変刺激的で情熱的に聴こえるのですが、・・・質問者様にはいかがでしょうか?(笑)


さて、気を取り直してもう1曲・・・
これはクラシック音楽ではありませんが・・・
☆ヴァン・マッコイ「アフリカン・シンフォニー」
吹奏楽の世界では良く知られている曲です。
ただし、純粋なクラシック音楽愛好家のかたには、それほど馴染みのある曲では無かろうと感じます。

原曲は、とにかく非常に派手で破壊力のあるパワフルな曲です。
一時期、FMの番組のテーマ曲にも使われ、人気が有りました。
そうですねぇ・・・ 一言で言えば『燃える曲』とでも言ったところでしょうか?(笑)
灼熱の大地、アフリカ・・・馳せる想いはとめどなく・・・もちろん季節は「夏」・・・

原曲が試聴可能なサイトが残念ながら見つかりませんでした。
しかし、吹奏楽では、実に多くの演奏がされており、雰囲気を楽しむことはできそうです。

以上3曲は、クラシック音楽に疎い者が暑い夏にビール片手に、良く聴く“オーケストラもの”です。(苦笑)
自身の想いに酔いしれるのみで、はなはだ恐縮ですが、宜しくご理解頂ければ幸いです。
今回、このご質問にお会いできて、参考になる曲にもめぐり合えました。
少し酔いが廻ってきました。長々とおじゃましまして、申し訳有りませんでした。lin(_ _)imo
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この回答へのお礼

こんにちは。
この立場でお会いするとは(笑)

「禿山の一夜」はホラー系クラシックの代表格ですね。
ドイツ(メンデルスゾーン)だと妖精なのに,なぜかロシアに来ると妖怪になっちゃうんですよね(^^;
夏休みの怪談遊びのBGMにぴったり♪

続いて,「どろぼうかささぎ」
私もオペラ全曲は観た(聴いた)事がありませんが,極めて他愛のないロッシーニらしい喜劇のようです。
http://www.ne.jp/asahi/jurassic/page/rule_f/kasa …
ロッシーニは食通として知られるイタリアの作曲家でしたから,村上氏はその辺も意識したかもしれませんね。

余談ながら,ロッシーニにまつわる思い出話をひとつ。
学生時代,オケでロッシーニの序曲(どろぼうかささぎではないですが)を取り上げました。
いつもプロの指揮者に客演をお願いするのですが,その方との初練習の日。
団員一同それなりに頑張って演奏したつもりでしたが,一曲終えると,
「演奏が,暗い・・・休憩・・・」とぼそっと一言おっしゃると,指揮台を降りてしまいました。
いろんな注意は覚悟してましたが,これはさすがに想定外。
どうなる事かと心配しながら迎えた休憩後。
指揮者の方が「イタリアの,青い空!!」とおっしゃり指揮棒を振り下ろすと,今まで出なかった響きが!
大げさではなく,私が(アマチュア)音楽家として生まれ変わった瞬間でした。

・・・失礼,閑話休題。
ロッシーニ⇒イタリアの青い空⇒夏! その通りと思います♪

アフリカン・シンフォニー,ご心配には及びません。
オーケストラヲタクをやる前は吹奏楽ヲタクでしたから(^_^)v
サバンナを疾走するライオンやチータ,象の雄叫び。熱くていいですね♪
知っている曲でしたが,見落としていました。ご教示感謝!


ご回答,ありがとうございました。

p. s.
プログレの巻,残念ながら私は回答資格ありませんでしたが,よろしければ
☆レスピーギ 交響詩「ローマの松」 より アッピア街道の松
聴いてみて下さい。

お礼日時:2007/07/27 03:02

再回答です。



ここんとこ熱帯夜っぽくて、なかなか寝付けません。
まあ寝る前にプレイヤーに入れっぱなしのCDをかけて、ホロヴィッツのラフマニノフのピアノ協奏曲第3番とピアノソナタ第2番なんかを聴いてしまっているのが悪いにきまってます。
ピアノの音は涼しめでいいと思いきや、こんな熱演ではかえっていけませんね。とりあえず何かと取り替えておかねば。こういう時グリーグとかニールセンとかラウタヴァーラとか、北欧系かなあ。

そんな独り言はさておき。
先日某CDショップで、BACH TO CUBAとかいうCDを試聴しました。
バッハの音楽をキューバ音楽っぽくアレンジしたアルバムで、常夏の国系でした。
こういうのもそれなりに暑い時にはありかなと思ったのですが、それよりもギャグと思って笑ってしまうのが珠に瑕かも。

そういえば最近頭の中でラフマニノフの交響曲第2番の第3楽章がアップテンポなサンバ風にアレンジされて再生されるのですが、脳の異常なのでしょうかね。そういうCDがない以上、頑張って脳内で演奏して夏を乗り切るのも・・・

そんな独り言はさておき。
夏といえばワーグナーだなんてことをおっしゃる御仁もおりましょうが、私としてはなかなか聴く気の起きないもの。ならばワーグナーの影響を受けたあたりをと思ってみても、ブルックナー、マーラー、シュトラウス、どれもその気にはならない。強いて言うならシェーンベルクのグレの歌の冒頭が涼やかな感じなくらいか。そこでドイツから離れてスクリャービン。どうも神秘的で炎のイメージがありますが、ひとまずはプロメテウス(もろに炎じゃないか)あたりなぞいかがでしょう。炎のはずなのに涼しい気もしてこなくもありません。

独り言の多い回答でどうもすみません。
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この回答へのお礼

再びこんにちは。

ホロヴィッツのラフマニノフ・・えー,それはまた曲も奏者も暑苦しい(笑)
では不肖ながら私が北欧の作曲家から厳選いたしまして,これなどはいかが?

☆ニールセン 「アラディン」
http://ml.naxos.jp/Default.asp?a=CHAN9135
ニールセンと中東,もの凄い組み合わせですが,意外といけますよ♪・・・えっ,暑い?

夏にカリビアンもいい組み合わせではありますが,バッハの編曲ものとはまた。
うっかりスチールドラムでゴルトベルクを脳内演奏してしまいました。
せめてガーシュウィンのキューバ序曲とか。

天気予報と交通情報と音楽用語ならかろうじて聞き取れるラジオから,
ここ数日,やたらに「マイスタージンガー」という単語が聞こえてくると思ったら,
毎年恒例,ワグネリアンたちの黒ミサ?がはじまっていたのですね。
なんとかして潜り込めないものかと考えていますが,やっぱり難しそうです・・・。

実は昨日の夜,月に憑かれたピエロのオススメをヒントに,
「浄められた夜」を聴きながら眠りにつきました。
脳みその中身がすーっと冷える感じがなかなかよかったですよ。
グレの歌は,冒頭で止めないと後で大変なことになりますね。
あ,でも,ホラーとしてなら(笑)

プロメテウスは,家にあるのがゲルギエフの演奏なので・・・(以下,お察しください)


こちらこそ独り言とも暴走ともつかないお礼(なのか?)で失礼いたしました。

お礼日時:2007/07/28 01:36

こんばんは。


クラシック通ではありませんが、回答させてくださいね。

夏だけどクラシック?・・・ではなく、「夏こそはクラシック」です!
私の地元・・・信州では、夏に「サイトウ・キネン・フェスティバル」(8月15日~)
http://www.saito-kinen.com/j/
「アフィニス夏の音楽祭」
http://www.city.iida.nagano.jp/bunkakaikan/jigyo …
が開催されます。(8月20日~)
学校を挙げて参加したり、家族で参加したり、クラシック通でなくても楽しめる音楽祭です。

・・・前置きが長くなってしまいました。m(_ _)m

何年頃だったか、記憶が曖昧なのですが・・・
ある高校の吹奏楽部の演奏で、シュトラウスの「ラデツキー行進曲」を聴いて印象に残っています。なんだか、夏の代名詞のように私の中に残っています。
行進曲の定番のような曲ですが、覚えやすいメロディで素人にはうってつけです。
・・・行進したら汗かいちゃいますね(^_^;)

ほんとに素人なので、曲名と楽曲とが一致しないことがしばしば(汗)
でも、聴いていて飽きないので時々聴いています。
最近は、犬と一緒に聴いています。子犬はクラシック音楽でよく寝るんですよ!なので、最近はずっとクラシックがBGMになってます。
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この回答へのお礼

こんにちは。
公式には?はじめまして(^^

サイトウキネン・フェスティバル,行きたいですー!!
ご紹介のサイトからプログラムを見せていただきましたが,小澤さん,えらくマニアックな(^^;
アフィニスは初耳です。こちらも親しみやすくてよさそうですね♪

私は,夏といえばコンクール!だった元吹奏楽部員です。
当時やった曲は,今聴いてもいろんな思い出が次々と浮かんできて,なんともいえない気持ちになります。
嬉しい事,つらい事,甘酸っぱい事?,いろいろありましたね~

・・・違う違う,私の話じゃなくって(^^;

大学生の頃にはオーケストラをやっていまして,夏には演奏旅行と称していろんな地方を回っていました。
で,私たちは,ウィーンフィルにあやかって?,アンコールでいつもラデツキー行進曲を演奏していました。
盛り上がって大きな手拍子をいただいたり,中途半端な手拍子がちょっと気まずかったり(^^;
手拍子とテンポがずれて冷や汗をかいたり・・・。
私にとっても夏の思い出の曲です♪
*長野では栄村(新潟との県境の豪雪地帯らしいですね)というところで演奏会をしたことがあります。
 村の歴史で初めてのオーケストラ演奏会だったそうで,素人演奏でしたが,とても喜んでもらえました♪


・・・えー,結局自分の話になってしまいましたが(^^;
懐かしい記憶をたくさん思い出す事ができました。ありがとうございます!
お礼に,ワンちゃんにこの曲をプレゼント♪

http://homepage3.nifty.com/principe_de_plaisir/m …
曲目は,サティ 「ぶよぶよとした前奏曲(犬のために)」 ・・・(ぉぃ)

お気に召さなかったらごめんなさい m(_ _)m
何せこの曲,出版を断られているんですよね・・・
これに奮起した?サティは,「これこそ本当の前奏曲です!」と新しい曲を持ち込みます。

これがその自信作!
http://homepage3.nifty.com/principe_de_plaisir/m …
サティ作曲 「本当の,ぶよぶよとした前奏曲(犬のために)」


m(_ _)m

お礼日時:2007/07/28 02:47

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