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キリンの鳴き声は「モ~」という噂を聞いたため、調べてみました。
すると、「キリンはウシ目キリン科に属する動物である」との情報を眼にしました。
この「ウシ目」の「目」や「科」、他には「属」などがありますが、これってどういう基準の分類の仕方なのでしょうか?
どなたか詳しい方、教えてくださいませ。

ちなみに、犬は猫目犬科犬属だとか。

A 回答 (7件)

本当に簡単にかきます。


基本的に生き物の分類は
界・門・口・目・科・属・種
この順番で分類が細かくなっていきます
界ってのは簡単にいうと動物とか植物とかを分類しているものです。
それをどんどん細かく分類していって最終的に種という分類をしています。
たとえるなら
国・都道府県・市
みたいな形になっています。
例をあげますね。
たとえば永田町ってのは
まず世界にはいろんな国がありますけど、永田町は日本にありますよね。さらに都道府県っていうといろいろありますが永田町は東京にありますよね。
そしてさらに区っていっぱいありますがその中でも永田町は千代田区にある。こんなかんじでどんどん細かく分類して
いってるんです。
聞きたい内容と全然違う返答してたらすいません。
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ANo.6です。



【訂正】
「哺乳綱」-「真獣亜綱」-
との記述が3ヶ所ありますが、階級区分を一つ抜かしていました(汗)。

正しくは、「哺乳綱」-「獣亜綱」-「真獣下綱」-
であり、
「哺乳綱(=哺乳する脊椎動物の一群)」-
「獣亜綱(=原獣〈カモノハシなど〉より一層進化した後獣〔有袋類〕と真獣〔有胎盤類〕)」-
「真獣下綱(=後獣より一層進化し“真正”とも言うべき哺乳類である有胎盤類の一群)」あるいは「有胎盤区」-
と記すべきでした。

大変失礼いたしました。
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生物分類学では、生物を「進化系統樹」の構造を持ったものと考え、解剖学・遺伝子学等による分析に基づいて、個々の生物種の全体の中での位置付けを解き明かそうとします。


「目」や「科」は、分析し、区別・同定し、区分・整理した、研究者達の成果です。
生物を基本的に7つの階級で分類区分して整理しており、具体的には、上から順に「界」「門」「綱」「目」「科」「属」「種」の7つで成り立っているのです。

■「目」や「科」は、住所の構成要素「国」や「市」のようなもの
◇これを地理的な概念に置き換えて、フーテンの寅さんの住所で譬えれば───
「ユーラシア界」-「アジア門」-「日本綱」-「関東目」-「東京科」-「葛飾属」-「柴又種」
 ──ということになります。
しかし、もっと肌理細かく分類することも出来、厳密さを旨とする学問としてはそのようにすべきですよね。
ですから、実際には「大・小」「上・下」「亜」など様々な細分化用の接頭辞や「区」「族」などといった補足的階級が用いられ、
「旧大陸上界」-「ユーラシア界」-
「アジア門」-「極東アジア亜門」-
「日本綱」-「東日本亜綱」-
「関東目」-「南関東亜目」-
「東京上科(島嶼部を含む東京都全域)」-「東京科(東京都の本土地域)」-「23区亜科(=区部)」-
「葛飾属」-「柴又種」-
「六丁目亜種」-(番地の下2単位以下を記せば、それは『品種』等に該当)
 ──ということになるのです(『六丁目』は博物館の住所ですけど)。

◇そして、ここで本来の分類学に表現を戻して、ヒトで表わしてみますと───
「動物界(=消化吸収によって栄養を摂取する生物の一群)」-
「脊索動物門(=体の中心に骨質の軸を持つ動物の一群)」-
「脊椎動物亜門(=発達した脊索、すなわち脊椎を持つ動物の一群)」-
「哺乳綱(=哺乳する脊椎動物の一群)」-
「真獣亜綱(=原獣や有袋類より一層進化し“真正”とも言うべき哺乳類である有胎盤類の一群)」あるいは「有胎盤区」-
「正主齧歯類上目(=霊長目とその近縁目の一群)」-
「霊長目〔サル目〕(=万霊の長たるヒト及びその祖先系と近縁系にあたる真獣類の一群)」-
「真猿亜目(=高等猿とその祖先)」-
「高等猿下目(新旧大陸の全ての高等猿)」-
「狭鼻小目(=旧大陸の高等猿)」-
「ヒト上科(=ヒト及びその祖先系と近縁系である高等猿の一群)」-
「ヒト科(=人類及び類人猿)」-
「ヒト亜科(=人類とチンパンジー)」-
「ヒト族(=猿人以降全ての人類)」-
「ホモ属〔ヒト属〕(=原人以降の高等な人類)」-
「サピエンス種(=現生人類)」

◇キリンでは───
「動物界」-「脊索動物門」-「脊椎動物亜門」-「哺乳綱」-「真獣亜綱」-
「有蹄大目(=史上全ての植物食性有蹄哺乳類とその系統動物の一群)」-
「鯨偶蹄目(=祖先を共有する偶蹄目と鯨目を合併させた新目)」あるいは「偶蹄目〔ウシ目〕(=偶数の蹄を持つ現生哺乳類とその祖先系および近縁系の一群)」-
「鯨反芻亜目(=高度な戻し食いが可能な有蹄類とその祖先系および近縁系の一群)」あるいは「反芻亜目」-
「真反芻下目(=極めて高度な反芻をする反芻類)」-
「キリン上科(=キリンとその祖先系および近縁系の一群)」-
「キリン科(=キリンとその祖先系および極めて近縁系統にある動物の一群)」-
「キリン属(=現生キリン)」-
「カメロパルダリス種(=現生キリンの小種名。『姓名』の『名』のようなもの)」-
「アミメキリン、マサイキリン等の亜種」

◇イエイヌでは───
「動物界」-「脊索動物門」-「脊椎動物亜門」-「哺乳綱」-「真獣亜綱」-
「肉食大目(=史上全ての肉食性哺乳類。未整理の大目)」-
「食肉目〔ネコ目〕(=現生肉食性哺乳類とその祖先系および近縁系の一群)」-
「イヌ亜目(=イヌ系統とクマ系統の一群)」-
「イヌ下目(=史上全てのイヌ系統動物)」-
「イヌ科(=イヌ及びその祖先系と近縁系である高等イヌ系統動物の一群)」-
「イヌ亜科(=イヌ族とキツネ族)」-
「イヌ族(=オオカミ、リカオン、ドール、タネキ等)」-
「イヌ属(=オオカミの系統。オオカミ、コヨーテ、ジャッカル)」-
「タイリクオオカミ種」-
「イエイヌ亜種(=タイリクオオカミの一亜種。座敷犬も野犬も扱いは同じ)」
 ──ということになるわけです。

※但し、現在の生物分類学は大幅な改訂の過渡期にあり、厳密には分類区分を一旦解体して再構築している最中です。そのため、7階級の一部が欠けていたりもします。とは言え、ここで学術的厳密性に拘る必要は無いので、分かりやすい方便を使っています。また、異説は常にあります。


■「ネコ目」や「ウシ目」について
先の回答者諸氏がおっしゃっておられるように、誤解の温床となっている分類名です。
これは、文部省〔現・文部科学省〕が1988年、『学術用語集動物学編』をもって始めた改悪に基づく名称です。
と、…このままでは記述が膨らむ一方ですので、詳しくは下記を御覧くださいますよう。
難しすぎたらパスということで。

他所の質疑応答を回答例に挙げるのは気が引けるのですが、↓これだけのものを再編集するのは大変ですから、何とぞ御理解のほどをお願い申し上げます。
暇な時にでもお読みください。
私"Opabinian"の下記サイトでのIDは"bials0072"です。

ネコ科はなぜネコが代表?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
 …私の回答の、特に回答文後半の【余談/『ネコ目』の罠にご用心!】が本件に対応していると思います。
「犬」って昔は「猫」だったんですか???
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
 …食肉目〔ネコ目〕を例として、より詳しく説明しています。
生物の分類
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
 …文部科学省が推奨する分類名の問題点について語っています。
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地籍における国、地方、都道府県、市町村、町、番地のようなものです。



で、唐突ですが、タヌキはネコ目イヌ科タヌキ属です。お笑いです。ネコ目はやはり食肉目とすべきでしょう。こんな分類をするから大手新聞で「ハクビシンはネコの仲間」などというバカな記事が書かれるのです(ハクビシンはジャコウネコの仲間であって、ネコの仲間と呼ぶべきではない! イヌもクマもイタチもみんなネコの仲間と断った上でなければ)。元凶はこれまでずっと「食肉目」と呼んできたものを最近、文部省(現:文部科学省)が「ネコ目」に変えたことです。

分類とは人間が物事を理解しやすくするために似た者をまとめる作業の結果生まれるものです。世界の下にアジアがあり、アジアの下に東アジアがあり、その下に日本があり、その下に関東があり、その下に東京都があり、その下に八丈町がある(一例)。もしここで、「関東」という地名はない(「食肉」という名の動物がいないように)という理由で関東地方を東京地方と呼び変えることにする、とお役所が変えたとしましょう。

そうすると、千葉も群馬も埼玉も神奈川も、もちろん八丈も東京地方と呼ばれる、ということになるのです。文部科学省がやったのはそういうことです。

首都を含む関東を例にしたのはあまりよくなかったかもしれません。では、たとえば、島根県の人は、今日からあなたの地域は鳥取地方だ、と決めつけられたら、様々な不具合を感じることでしょう。なぜその地域が島根地方や山口地方と名付けられなかったのか理由が見つかりませんから。

結論。「食肉目」は「食肉目」であるべきだし、「中国地方」は「中国地方」であるべきです。「ネコ目」や「鳥取地方」は採用すべきではない。

しかし、いずれにせよ、目科属という分類自体、時代遅れの分類法といってもいいでしょう。

進化論を前提として、共通の先祖から分岐していった分岐点単位でグループ分けそをする分岐系統学が今の主流です。いわば、家系図に基づく分類。

でもこれだと鳥類は恐竜に含まれ、クジラ類は偶蹄類に含まれることになるのですけど。
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こんばんは。


キリンの鳴き声は知りませんが、そのあたりの分類について以下のサイトを見てみてください。

ウシ目は別に偶蹄目といいます。蹄=ひづめで、ウマ目(奇蹄目)とその名の通り、蹄の数、形で大きく分けられているわけです。
更にウシやキリンは反芻(はんすう)亜目という分類が科の前にあり、これは食べたものがリバースしてくるやつです。

その下の科になると、角の形などで更に細かく分かれていくわけです。
基本は形の違いで分類されます。

植物でも動物でも、漢字で難しく(偶蹄目のように)書く場合もありますし、代表する動物の具体名をそのまま分類上の名前に使う場合もあります。最近は後者が結構増えているようです。
 また、代表する動物と書きましたが、どの分類群でもそのグループの基準=Type(タイプ)というものがあります。これにあたる種の名前を使うことが多いと思います(このグループ専門で無いので分かりませんが)。
 なので、人間との関わり方で、目や科の名前とその動物の名前(基準種)がいまいちぴんと来ないものも出てくるのでしょうね。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%B7% …
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余談だけ:


科とか属であれば「代表する種」の名前を使ってもまだいいんだけど, 目のレベルまで「代表する種」の名前で呼ぶってのはいかがなものかなぁと思いますね. 文部科学省かどこかで決めたらしいんだけど, さすがに一部では嫌ったらしいです. 種を特定しない名前ならいいんだけど (「翼手目」→「コウモリ目」など).
だいたい, 「食肉目」 (今なら「ネコ目」) を代表する動物ってのが想像できない. イヌとネコとクマとアシカの代表って何だろ?
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ちょっと読み応えがありますが、とりあえず以下の2つをお読みになられてはいかがでしょうか。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E7%89%A9% …
↑面倒であれば「3.リンネの分類」だけでもかまいません。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%90%8D% …

さらに詳しくは、ここ↓
http://www.kanpira.com/iriomote_museum/scientifi …
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