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ヒンズー教では牛が神聖とされているそうですが、
その理由は何でしょうか?
ゾウはガネーシャで有名ですが、ゾウよりも神聖視されているのでしょうか?
また牛やゾウの肉は食べないのですか?

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こんにちは。


インドでは古くからその生活の様々な面に役立つ牛を特別なものとい捉えていたようです。
牛は農耕の助けとなるだけでなく貴重な栄養源を排出し、糞は壁に塗られ乾燥させて良質な燃料ともなりました。
こうした深い結びつきが牛を神聖しすることに繋がり、やがてはシヴァ神の乗る「ナンディン」となったことで、神聖化はより一層進んでいったと考えられているようです。
宗教儀礼では牛の出すミルク・ヨーグルト・チーズ・バター・クリームが神聖なものとされ、臨終が迫った人に牝牛の尻尾を触らせれば天国に導いてくれると信じられています。
ヒンドゥー教徒が牛を殺すのはバラモン僧を殺すことと同等の罪とされており、その肉を口にすることは一切ありません。
それはかつてイギリス人に牛脂を使った薬莢を用いた銃を使わされるという噂が流れただけで、「インド大反乱」のきっかけに繋がってしまったくらい厳しいものです。
象も確かにそうかもしれませんが、牛ほどではないでしょうね。
象の肉を食べる習慣もあまり聞きませんが、殺すことや食べることを禁忌とするようなことも聞いたことはないです。

●インド大反乱(宜しければ「反乱の発生」のところを読んでみて下さい)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%80% …
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エジプトが関係しているかもしれません。



聖書では、モーセが神から神託を仰いで山から戻ってくると、人々は牛の偶像を作り拝んでいた。
それにモーセは激怒した。
エジプトの神の偶像を拝んでいたということで、モーセは激怒したんです。

アピス。 牛です。

ではエジプトでは何故牛が拝まれていたのか。

モーセの銅像には角が生えている。

この角と約されたヘブル語の単語には、もう一つ意味がある。 光。

角が頭から生えている、光が頭から出ている。

鹿など沢山頭から光が出ているような印象を持つので、日本では神の使いだとされたのでしょうか。


で、<神話・伝承辞典>くってみました。

【角は男性の生命力に関するタントラの最古の教義と結びついていた。すなわち、射精を抑えると神秘的な活力は脊柱を経て頭部に昇り、智恵と魔力となって開花し、それが角という目に見える形で現れるというものだった。

『頭部から生えてくるものが、とくに重要である。角のある動物たちは、頭の中身が発達して外に突き出ていることを示す明らかな証拠を頭上に持っており、したがって最も神聖である。雄牛・雄羊、雄ヤギなどは、説くに豊かな天分に恵まれている。シカも同様である。』 】


ゾウは、、、
また辞典くりますと、、やはり長いので割愛してポイントだけピックアップすると。

【シヴァはゾウの姿になったり、ゾウを殺した神の姿になったりした。

シヴァはクリシュナの姿になり、彼の女神ー妻は性的に飽くことを知らない配偶者ラーダー、雌ゾウの姿になった。
ラーダーがゾウと呼ばれたが、それはゾウが性的精力が最も強いもののシンボルであったからだ。

釈迦牟尼はガネーシャという添え名のゾウの神と乙女マーヤーの間に生まれた。
このガネーシャという名前は<万軍の主>の意味で、おそらく戦争の時ゾウが使用されることに由来する。

ゾウは今でも仏教の豊穣の儀式において神聖な結婚を象徴している。
修道僧が、色を塗った白いゾウを連れて厳かに行進し、女の服を着てわいせつな冗談を言う男がその後に従う。
この儀式的名女装を通して、男達は宇宙の女性原理、すなわち自然の、母性的で、子供を産んで育てる力に敬意を表す。
そして卑猥な言葉を儀式的に発することによって、生命の力の眠っていた性的エネルギーを刺激する。】
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ヒンズー教の神、シヴァ神が上にのる神聖な動物だから神聖視されている模様。

下記のHPに詳しい説明あり。
食のタブーについてもかかれています。

参考URL:http://homepage3.nifty.com/onion/labo/untouchabl …
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