アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

今勉強している教科書の中に次のような文章が出てきました。

The loan officer insisted a guarantee, so the man handed over the keys to his Rolls-Royce.

状況は旅行中の駐車料金を浮かせるために金持ちが銀行に小額の借金を申し込み、担保として車を差し出す(銀行を駐車場代わりにする)という場面です。

ここで hend over to の to に疑問があったので他の例文を探し、以下の2文を見つけました。

1)日本の辞書サイトから
 The captain was unwilling to hand over the command of his ship.

2)Yahoo America での検索から
 British forces may hand over security responsibilities in Basra to Iraqi forces by the spring, ...

hend over to とはなっていますが用法からは1)の用法のようです。
それならば to ではなくof ではないのでしょうか。

●of を使う場合と to を使う場合は何が違うのでしょう?
 一番知りたいことは
● of ではダメなのか?
  ということです。私の実力では当分 to を使った表現は出来そうにないので・・。

注)始めは教科書の間違いかと思いましたが、この音声ファイル(Nativeのreadingと思われる)ではしっかり to と言っています。

A 回答 (6件)

No.3です。

早速のご丁寧なお返事を有難うございます。補足質問にお答えします。

<実は中学2年の娘ですが7月のTOEICで965点でした~今回10月の英検1級を受けることにしたのですが、英検1級はTOEICよりもかなり難しいと聞いています。これまでに英検は受けたことがありませんのでこれから10月までになにかよい勉強法がありましたら簡単で結構ですのでアドバイスを頂きたいのです。>

す、す、凄いです!中2でTOEIC965点!言葉にならないくらいびっくりしてます。おまけに、中2で英検一級受験!!将来は外交官か国連キャリア、天皇陛下の通訳ですか?

お恥ずかしいですが、正直申しましてお嬢さんに完敗です(笑)。TOEICは900点以上はとりましたが、お嬢さんよりわずかに下ですし、英検一級は大学になってやっととりました。私など、何のお役にも立てないのではないでしょうか。Yasu2209さんも私などより、お嬢さんに英語を教えていただいた方が、よくわかるかも知れませんよ。

どう勉強したら中2でそんな成績を出せるのでしょう。これはもう、努力もさることながら、持って生まれた才能、先天性の遺伝としか考えられません。まさに、Tel pere, telle fille.(テル・ペーr・テル・フィーユ)「この父にこの娘あり(仏語)」でしょうね。

「準一級」がまだなかった頃の中学時代、同じ中学の1つ上の学年に、中3で英検一級に合格した生徒がいて、全国ネットのTVにも出演し、その後東大→官僚というエリートの道を進みました。この人とは中・高校同じでしたが、英語の時間は独自で自由勉強していたそうです。お嬢さんの将来とふっと重なりました。

あまりの衝撃に、前置きが長くなってすみません。正しいアドバイスは、人それぞれの長所・短所に応じた適切なアドバイスが、真摯なアドバイスと思いますので、やはり娘さんの実力(得意・不得意な点は何かなど)を実際に知らないと、どこまで的確な意見を述べられるかは自信はありません。

また、私が受けた頃の英検の問題と性格が異なっているかもしれませんので、私の意見がどこまで参考になるかわかりませんが、私の英検一級受験の経験から、少し参考になりそうな意見を述べさせていただきます。あくまで「私の時代では」ということでご参照下さい。


1.英検の癖:

英検問題には特徴・癖がありますから、まず、英検一級の過去問題を数多くこなし、その「癖」をつかむことです。これは大学受験にも当てはまる学習法です。

参考になる問題集は
「実用英語検定 一級全問題集」(日本英語教育協会編)
など、解説も全訳付でわかり易かったです。

他にも
「英検一級に勝つシリーズ」として同協会から、文法編、長文編、ヒアリング編など、詳しい解説入りで出ていますから、力をつけたい分野の問題集を探されるといいと思います。


2.文法問題:

この分野では、語彙力、慣用句の知識、時制・仮定法、準動詞(分詞・不定詞・動名詞)などの使い方、の学習が合格を左右したようです。特に、イディオムは受験で覚えるようなものではなく、口語や俗語で使われるような言い回しも試験に出るので、普段英語を話す環境でない日本人にとっては、苦労するところだと思います。

例:
「元気を出せ」
Don't be discouraged. →Keep your chin up.

「えらそうにするな」
Don't be haughty. →Come off it.
などの、言い換えができなくてはなりません。

これに対処するには、英検一級に出そうなイディオム、言い回しを集めた本が出ていると思いますので、探して覚えて下さい。それしか短期で解決する方法はありません。覚えるとはいっても、同時に、イディオムの持つニュアンスや、前置詞の使い方が次第に感じ取れるようになっていき、受験のためだけでなく今後の勉強にもなります。


3.読解問題:

読解では、解説文の150字~200字の大意要約などもありましたので、日常から、TIMEを読んで記事の要約をする練習をしていました。大意要約は、日本語の表現力も大切なポイントになります。わかり易く大意をつかむコツは、英文の序・本・結をしっかり押さえることです。

ただ、ご質問ではお嬢さん英文の本などを沢山読まれて、慣れておられるようなので、読解力は問題ないのではないかと思っております。


4.発音・アクセント:

英検1級の頻出要因ですね。これは、英検によく出る単語集などの単語を、発音記号にそって発音しながら覚えるしかないですね。ネイティブが周りにいれば、発音のし方も覚えることはできますが、その環境にない受験生は単語帳で叩き込むしかありません。

単語の発音・アクセントを覚える際は、単語そのものだけでなく、単語の派生(形容詞など)による変化、時制の変化による特殊な発音なども、注意して覚えた方がいいでしょう。

また、品詞や語法による発音の違いなども出題されますから、文法力は必須です。


最後に、英検一級では、実際の英語のコミュニケーションに基づいた英語力を必要とされます。英語のコミュニケーションに慣れる環境を、積極的に作り出すことが必要になります。ネイティブのレッスン、外国人と話す、英語放送(ニュース、ドラマなど)を聞く、英語の歌詞を歌う、英字新聞に慣れる、などなど、そうした積極的な姿勢が、将来有益な英語力を身につけることができます。


以上、先輩の経験からのほんの参考意見ですが、ご参考になれば幸いです。

素晴らしい才能をお持ちのお嬢さんの、輝ける将来が楽しみですね。いつかお二人の夢はきっと叶うと信じております。文法・読解もさることながら、ヒアリング・英会話なども自ら積極的に行うことで、自然な英語力が身に付くことでしょう。目標があれば必ず実現できます。夢を目指してお嬢さんと共に是非頑張って下さいね。

長くなり失礼しました。
PS:実は、8/15から1ヶ月のバカンスに入り、月末から、ノルマンディ地方、南仏とバカンスに出かけます。PCを持参するので回答には問題ないと思いますが、移動場所で日本語機能が使えるかどうか未定で、ご質問への回答に支障が出る(一時回答不能になる)かもしれませんので、予めお伝えしておきます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お待ちしておりました。個人的なお願いにもかかわらず回答いただき、ありがとうございます。
先ず1つだけ訂正させていただきます。

「Tel pere, telle fille」
    ↓
「とんびが鷹を産んだ」  (^^);

そうですね。やはり短期だと過去問がいいのですね。私も韓国語の級を受けるときは過去問をやりまくり、2ケ月で1級ランクアップさせたことがあります。早速アマゾンで注文し、自宅に届くように手配します。

文法はどうなんでしょう。
3年間インターには通いましたが家ではまったく日本語の生活でしたから生の英語はDVDくらいでしょうか。
 そうですね。「英検一級に勝つシリーズ」から文法編だけを集中的にするのが良いと判断させていただきます。。
読解力は問題ないと思います。
最後に頭のいたいのが発音。アクセントです。私は初めから発音記号を覚えろと言い続けたのですが、学校が教えないため、彼女は全然無視で過ごしてきました。「通じるからいいのよ」ですと。それも正しい話なのですが、こういう時にちょっと。。。(泣)
ご指摘のように派生による変化を主体に勉強することが一番はやいかもしれませんね。これは私の経験も含んでです。あとは第一アクセントの単語を集中的に覚えておくくらいかな?

ご指導頂きました内容。早速日本の娘に伝えます。年末によい結果をお知らせできることを期待しています。

PS:今回の本来の質問に関するやり取りの中でマダムのお名前を何度か使わせて頂きコメントをしたこと、あまつさえマダムのお仕事内容まで推察するという無礼をお許しください。ただし今回のご投稿を読む限りこの推察はあっているのではないかとも思えますが・・・。(もしかして私の妹と同じ職業かな・(笑))

これに対する返事は結構ですから御休暇、ゆっくりお休みください。

PPS:途中、マダムの「どう勉強したら・・・」という質問にお答えした部分があったのですが、文字数制限にひっかっかって投稿できませんでした。
またいつか機会がありましたらお話します。お仕事がら興味もおありでしょうから。(^^)

Have a nice vacation !

お礼日時:2007/08/19 10:52

Gです。

 補足を読ませてもらいました。

>さて、イグニッションに差し込んだ状態かどうかについてはParismadamさんと若干の相違があるようですが、

大きな違いがあることを感じ取ってください。

>全体的には of には一体感があり to には「~に使う」というイメージと、若干の距離感があると考えればいいようですね。
 (勿論全ての場合ではなく、この場合ということですが)

申し訳ありません。 残念ながらそういうフィーリングは私は感じません。 parismadamさんに反論すると言うことではなく、the of the carには一体感を感じさせるものはない、と感じるのです。 車のキーなんですから確かに車に属すると言っても良いかもしれませんが、この表現を差し込んである時にしか使われるわけではないと言う事実がある限り、「一体」と言う二文字の説明には私は、そして多くの英語拾得者は感じるはずです。 また、toに距離感があると言う理解には私はどうしても感じることはできません。

と言いながら、下記の新しい例文を見ると、
>そこで作文をしてみました。
I removed a license plate of my car.
I received a license plate to my car at the office.
大体、合っているでしょう?

ちゃんとフィーリングは掴めているのはなぜかなとも思います。 ただ、ついているプレートだからofで、新しいプレートだからまだ取り付けていないからtoを使う、と言う理由でもしこの例文を作ったのであれば、もしかしたら誤解をなさっているのかもしれないとも感じます。

I removed a license plate of my carはoff my car, from my carという表現でもかけることがお分かりですね。 toやforではおかしくなります。 なぜなら、車にすでについているものをremoveすると言うフィーリングを示した文章だからです。

I received a license plate to my car at the office.はfor my carともかけますが、of my carと言う表現に対して違和感を感じる人はいると思いますし、もちろんfrom my carは使えませんね。

しかし、このキーはマイカーのキーです、と言う表現をして、実は、車からはずしたものです、と言うのであれば、The key is from the car.と言う表現をすることも出来るわけです。

文型と同じように、動詞によって表現方法が変わってくると言うことに気がついたでしょうか。 そして、その動詞によって前置詞の持つ意味合いがはっきりしてくるわけです。 同士の持つフィーリングと前置詞の持つフィーリングが合わなければ使えない、と言うことにもなるわけですね。 

これはその車のキーです。と言いながらキーを手渡す時に、This is the key for the car、ちょっとお茶目な感じで、This (key) comes with the car.と言う表現をして、車のキーです、あなたがニューオーナーです。と言う様にも表現するわけです。

ですから、今回のso the man handed over the keys to his Rolls-Royce.と言う表現をso the man handed over the keys from his Rolls-Royce.と言う表現をして、ロールスからはずした(駐車したわけですからもうすでにポケットの中になったのかもしれませんし、保障が必要だからと言われてわざわざ車に差し込んでおいてしまったキーをとってきて手渡す、とか、キーは家においてあったので取りに家まで行って来た、と言う状況かもしれませんが)キーを手渡した、と言う表現としても使われるわけです。 (ただ、今回のtoはfromの逆の意味としてのtoではないのはもうお分かりですね)

><ロールスロイスに鍵を渡してどうするんだ?>
>そうなんです。最初 「hand over A to B 」 で「AをBに渡す」という意味になるのかと思い非常に混乱しました。

これを感じなければなぜforがこれほどよく使われるのかをしるきっかけにはならないと思います。 混乱したからこそ今回の「意味のある質問」が浮かんだわけですね。

>結局 「hand over A」で「Aを渡す」が基本であり、そのあとに to~で対象を示したり、(質問例文2)あるいは Aを説明するために状況によっては to が使われる。(質問本文)ということですね。

そういうことなのです。 この二つの解釈が出来るから誤解のなくす為に表現方法を変えるわけですね。

>今回の質問を通してこの to のイメージがかなり出来てきました。

本当によかったです。

>(最初に自分で考えた (apply) to と考えるというのも、あながち間違いではないでしょう?(笑))

妥当な<g>使える理解が学校文法よりもっと近かったわけです。

>今後もよろしくお願いします。次回には勉強方法について悩んでいることがあるので、質問させていただく予定です。

使えるようになるための文法について私が出来る限りのお手伝いはさせてもらいたいと思います。

分かりにくいところがまだ残っていましたらまた書いてください。

この回答への補足

回答を閉め切らさせていただきます。
本来の質問への回答としてはG氏のさまざまなご意見が参考になったのですが、今回個人的なお願いをしたこともあり、マダムに点を配分させていただきました。ご了解ください。

補足日時:2007/08/19 20:15
    • good
    • 0
この回答へのお礼

遅い時間まで。手をとっていただき、真にありがとうございました。
昨夜は少し早く意識を失ってしまったものですから。。。


さて of の一体感という話ですが、正直私にはまだよくわかりません。
Parismadamさんとは見解の差があるとのことですが、どちらが正しいのか。今の私には判断しようもないわけで。
ただ全体に感じることですが、他の方の中にもParismadamさんには「大胆な仮定」が含まれると表現されたかたもおられるようです。
私はこれはParismadamさんが教育論的スタンスから、一端、極端な方向性を示すことにより、概念的理解の方向性を明確にした後、実用的なさまざまなシチュエーションに対しては逆戻り的に理解を深めて行けばいいと考えておられるからではないのかなと思っています。その証拠に、今回のparismadamさんの回答を読んだ時は本当にすっきりと理解しました。まるで数学の解を発見した時のような感覚です。
ただ一方で、言葉が一つの理論で片付けられるものでなく、その理解は初めから郡的集合として捉えるべきものであるということも理解できます。
前者はロジック的思考からスタートしフィーリング的思考に移行するのに対し、後者はフィーリングからスタートし、全体をカオス的理論で説明する。といった差でしょうか。
 まことに不遜でありますが、同じ理解にいたるためのアプローチの差であると理解します。従って私にはお二人のどちらの回答も同じく重要ですし、違ったアプローチからの解説は理解を深める大きな助けになります。 今後ともよろしくお願いいたします。

さて本題ですが、作文の件については、「取り付けられてないから」=「離れているから」という理由は確かに半分あります。at the office をわざわざつけたことからお分かりと思います。
これはparismadamさんのご意見を尊重した部分です。ただし、「適用するもの」「利用するもの」としてlicense plate という素材を選んだというのも本当です。現在は完全な理解よりやや極端側で理解していると思ってください。

それから「動詞の持つフィーリングと前置詞の持つフィーリングが合わなければ使えない」というご指摘は身にしみます。前回の process の時も動詞のフィーリングがつかめずに苦労したわけで、それで単語ではなく文章で覚えようと努力しています。

本当にありがとうございました。 カムサァmダ

お礼日時:2007/08/19 07:57

Gです。

 今日は! 使えるようになりたいとかかれておりましたのでまた、私なりに書いてみますね。 

しかし、~用法とか「xx」と二文字の漢字で書かれた分類用語を使った説明を求めているのでいるのでありましたら読み流してください。 (文章を読んでいて分からない部分でなぜその二文字の漢字の用法であると言えるのか教えてくれない学校文法書の説明を求めておられるのであれば私の回答は全く価値がありません。) 区別方法を教えてくれないでこれは「xx」用法ですから意味はこうなります、となぜそう言えるのか、学習者は聞かないのは何かおかしいと多くの英語が出来る人が感じることに私は共感するからなのです。

前置きはここまでです。

handed over the keys to his Rolls-Royceと言う表現は、実はこの文章の学校文法的構造からはこのtoが何を意味しているのか分からないはずです。

Please hand over the gun to me.では今回の文章とは全く違うtoの使い方をしています。 ロールスロイス「の(今はこの訳にしておきます)」キーを渡してください、と言うことであり、ガンを私「に」渡してください、と言うのが次の文章の意味ですね。

学校文法では区別がつかないのです。 つけようがないのです。 toの用法に名前をつけ、この文章は「~用法です」「~用法ではありません」と言われても、(分からなかったわけですから)目からうろこになるかもしれませんが、だからと言って、次に自分で文章を作る時に本当に言いたいフィーリングを「この用法」を持ってくればいい、言えるのでしょうか。 まず無理です。 しかも、その用法があまりにも分類作業の結果である為に、今回の「~用法」が次の同じ用法であっても使えるかつかないかは疑問なわけです。

方向を示すtoだとしても他に方向を示す前置詞だってあるわけですね。 toward, forなどがそれです。 じゃ、どうやってこれらの使い分けが出来るのでしょう。 みんな方向を示す前置詞なのに、と言う事になり、それに基づいて作る英文が結局おかしな英文になってしまうことがあるわけです。 leaving for Tokyoと書かなくてはいけないのに他の単語を使ってはそのフィーリングが出ないということになるわけです。

英文を見てその用法は何であるかは言えても、英文を作る時には使えない、と言うことなのですね。 

使えるようになるには、つまり試験でいい点を取るためではなく、英語が使われている状況で実際に聞いて感動できるようになる為に、または、実際に英語を書いたりしゃべったりして相手に何が言いたいのかを分かってもらえるようになるには、文章の分析ではなく、使えるように身につけると言うことにつながるわけです。

ある文法書に書かれている英文がみっともないほど使えない、意味が分からない、何か言いたいのか分からない、しかも著者として墓穴を掘っていることに気がつかないような事が事実起こっているのは説明は出来るけど、その説明を応用して英文を作る(使う)と言う事が出来ないことを読者にさらけ出しているわけです。

この「ロールスロイスの鍵」と言う意味での表現は三つあります。 すべて車に差し込んでいると言うフィーリングは全く出していません。

the key to the Rolls Royce
the key of the Rolls Royce
そしてよく使われるthe key for the Rolls Royce

そして、車に差し込んである鍵と言うフィーリングを出すには
the key in the ignition ofthe Rolls Royce
the key in the Rolls Royce's ignition

そして車の中においてある(イグニッションに差し込んであると言う意味も含めて)、と言うのであれば、
the key in the Rolls Royce
と言う表現を使うことになるのです。

上にもちょっと書いたように、toには幅の広い使い方があるために今回のように、ここが重要なのです、hand overと言う表現が使われているために、実はtoはちょっと使いづらいところがあると感じる時があるのです。 つまり、~へ・~に、と、~の、とのフィーリングの伝わり方が受け取る人にとって誤解をしてしまうかもしれないと言う懸念があるのですね。 なくては英語を使いこなせるとはいえないわけです。

よって、それを避ける為に、~の、のフィーリングを出す時にはforが必然的によく使われるようになるわけです。 ~の為の、と言うフィーリングですね。

しかし今回はその誤解が起こるような文章ではないですね。 ロールスロイスに鍵を渡してどうするんだ、と言う事になりますね。 <g>

そして本題中の本題です。

このtoを使えるようになるには、この文章を言った人は結局何を言いたいのか、どんなフィーリングを持っているのか、と言うことを理解しなくてはならないわけです。 その人と同じようなフィーリングを持った時に今回のことを思い出すことで、toを自然に使えるようになるわけです。

これは「~に必要とする」と言うフィーリングなのですね。 ingredients to Okonomiyakiと言う風にも使われますね。

でも、これを「必須」と言う様な覚え方ではなく今回のように、文章の意味合いと状況とをイメージできる文章として覚えてしまうのです。 ~用法を思い出したり記憶したりするようなことをしないで、誰かから車を借りる状況をイメージし、貸してくれるのは分かっているけどなぜか鍵を渡してくれない時に、Hey Jack, I need the key to the car.といえますね。 そして、文章として覚えてしまうわけです。 

用語が作られた為に覚えなくてはならなくなった羽目になったのでそれを覚え、文章を分析できたからと言って使えるようになる、と言うのではなく、状況とこの文章が使われているフィーリングとを一緒に、素直に、覚えてしまうわけです。

十分使えるthe key of the car, the key for the carと言う表現があるのを知っておいた上に、意識的にここ数日間ほど今回のthe key to the carと言う表現を身につけてしまうのです。 それからでいいのです。 非常に細かいとされるフィーリングの違いを知るのは。 そして、その違い、より多くの英語に接することで、「感じ取れる」自分に気がつく日が必ず来ると私は信じています。

これでお分かりになりましたでしょうか。 ご理解しにくいところがあったり追加質問がありましたらまた書いてください。 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

いつもありがとうございます。
いろいろなお教えをいただきながらなんとか自分の物にしたいですね。
最近はおっしゃるように「フィーリング」を覚えることを目的に、音読に力を入れています。自分を正にそのシチュエーションに置く為です。
音読しながら自然にこの to が口をついて出るようになれば先ず第一段階は成功かなと思っています。

さて、イグニッションに差し込んだ状態かどうかについてはParismadamさんと若干の相違があるようですが、全体的には

 of には一体感があり
 to には「~に使う」というイメージと、若干の距離感がある

と考えればいいようですね。
 (勿論全ての場合ではなく、この場合ということですが)

そこで作文をしてみました。

I removed a license plate of my car.
I received a license plate to my car at the office.

大体、合っているでしょう?

<ロールスロイスに鍵を渡してどうするんだ?>
そうなんです。最初 「hand over A to B 」 で「AをBに渡す」という意味になるのかと思い非常に混乱しました。
結局 「hand over A」で「Aを渡す」が基本であり、そのあとに to~で対象を示したり、(質問例文2)あるいは Aを説明するために状況によっては to が使われる。(質問本文)ということですね。
今回の質問を通してこの to のイメージがかなり出来てきました。

(最初に自分で考えた (apply) to と考えるというのも、あながち間違いではないでしょう?(笑))

今後もよろしくお願いします。次回には勉強方法について悩んでいることがあるので、質問させていただく予定です。

お礼日時:2007/08/18 14:02

こんにちは。

8/13のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。

ご質問1:
<of ではダメなのか?>

ご質問文のthe keys to his Rolls-Royceでは、ofはダメです。

このtoは「一致」「適合」を表す前置詞で、「~に一致して」「~に適して」という意味があります。次の用法と同じ働きです。
例:
the consent to the idea(O)
「その考えへの同意(一致)」

ここでは、「彼のロールスローイスに一致する鍵」という意味で使われているのです。


ご質問2:
<of を使う場合と to を使う場合は何が違うのでしょう?>

(1)of も間違った使い方ではありません。ただ、the keys of his Rolls-Royceとすると、このofは「部分」「一部」を表す前置詞となり、「彼のロールスロイスの一部である鍵(を渡した)」となります。

つまり、鍵は車の一部であり、=鍵が所属するものは、「車」となってしまい、「車の所有者である人」ではなくなってしまいます。

(2)次の例を比較参照下さい。

The color to his car「車に合う(一致する)色」
The color of his car「車の(一部になっている)色」
この例は直接的に、toとofの違いのポイントを言い得ています。

(2)下記の2文は両方とも「彼の車の鍵を盗んだ」と訳せますが、真意には次のような違いがあります。

例:
He stole the key of his car.
(直訳)「彼の車にさしていた鍵を盗んだ」
He stole the key to his car.
(直訳)「彼の車に符号する鍵を盗んだ」

上の文はその鍵が、車に付属していた場合、下の文は、鍵は車から離れ別の場所にあった場合、を示しています。


(4)ご質問文では、その車に合う鍵を渡したと言っているだけで、会話の場面では鍵のみ登場し、車は鍵と離れた位置に置かれていると想像できます。そのため、toが適切となるのです。


ご質問3:
<日本の辞書サイトから
The captain was unwilling to hand over the command of his ship.
~hand over to とはなっていますが用法からは1)の用法のようです。
それならば to ではなくof ではないのでしょうか。>

この例文のofは、上記で説明した「部分」を表す前置詞ではなく、「目的」「対象」を表す前置詞として使われています。

the command of his ship
(直訳)「船の指揮権」
=(直訳)「船を指揮する権利」
となり、shipはcommandの目的語になっているのです。

従って、このofの用法は、上記で説明した「部分」のofとは違います。


ご質問4:
<Yahoo America での検索から
British forces may hand over security responsibilities in Basra to Iraqi forces by the spring, ...>

意味は「英軍はその年の春までに、バスマの安全監督権をイラク軍に引き渡すだろう」なので、このtoは「方向」を表す前置詞として、動詞hand「引き渡す」を修飾する副詞句の働きをしています。

従って、ご質問の「一致」を表すtoの用法とは異なります。


ご質問5:
<この音声ファイル(Nativeのreadingと思われる)ではしっかり to と言っています。>

(1)「~の鍵」を「~に合う鍵」という意味で使う場合は、通常「一致」を表す前置詞toが使われます。

例:
the key to the room
(直訳)「その部屋に合う鍵」→「その部屋の鍵」
the key of the room
(直訳)「その部屋の一部となっている鍵」
the key in the room
(直訳)「その部屋の中にある鍵」

(2)また、「解決の鍵」という意味で使われる場合も、前置詞toが使われます。

例:
the key to the mystery
「その謎を解く鍵」←「その謎への解決と導く鍵」
このtoは「一致」ではなく、「方向」を表す前置詞となります。


以上ご参考までに。
PS:
前回の回答で、「原形動詞」と書いたところは、正確には全て「原形不定詞(原形の動詞のこと)」となります。失礼しました。
8月中旬から1ヶ月のバカンスに入り、頭もバカンス気分です(笑)。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

いつも御丁寧な回答、ありがとうございます。
読みながら体が震えるほどの感動を感じました。この年にして知る喜びを実感できるのは本当にありがたいことです。
例が分かり易く、かつ文法的な説明もしっかりされているのでよく理解できます。これなら私も今後使えそうです。

実は今回はParismadamさんからの回答は期待していなかったのですよ。現地は今お昼の時間ですよね。夜の時間の方が回答しやすいかなと思い、Parismadamさんからの回答を期待する時はこちらでの朝の時間に質問をUPしようと決めていたものですから。(笑)

ところでこんな場で申し訳無いのですが、せっかくParismadamさんが登場されたので、是非一つアドバイスを頂きたいことがあります。公には質問できない事なので・・・。
実は中学2年の娘ですが7月のTOEICで965点でした(ヒアリング495点、リーディング、470点)。英語を始めて3年半でこの点数は親バカですがすごいなと思っています。(実は2年ちょっとで900点を突破しました)
で、今回10月の英検1級を受けることにしたのですが、英検1級はTOEICよりもかなり難しいと聞いています。これまでに英検は受けたことがありませんのでこれから10月までになにかよい勉強法がありましたら簡単で結構ですのでアドバイスを頂きたいのです。
ちなみに娘は本が好きですからほとんど本を読みまくってこの点数を叩きだしました。文法が少し苦手だと思います。それと私が言っては娘にしかられるのですが、アクセントと発音はイマイチかなと感じています。

前回書きました私の夢、娘と一緒にブロードウエイを楽しむというのは実はこの娘のことです。この子に刺激されて私も今一日5時間の勉強を続けています。

このようなお願い今後はいたしません。一度だけ私のお願いを聞いていただけますでしょうか。どうしてもParismadamさんのアドバイスが頂きたいのです。

お礼日時:2007/08/18 00:35

直前の名詞を説明するtoですね。

僕の電子辞書ではto用法11番目に載っています。

the key to the door ドアのかぎ
a room to myself 自分だけの部屋

toには「~にとっての」という意味が一般的に知られていますね。
だからこれも「ドアにとってのかぎ」>>「ドアのかぎ」、「自分自身にとっての部屋」>>「自分自身の部屋」と解釈すれば余計な用法を覚えずにすみますよ。

ofとは一般的に交換可能だと思います。

the University of Tokyo 東京大学
でもthe University to Tokyoとは言いませんね。

ofの方が堅いイメージでtoの方がくだけたイメージですかね。
何かの機関や施設の正式名称に使われるのは決まってofだけのように思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
なるほど、to から調べればよかったのですね。
「付加・付属」のところで for と置き換え可能として出ていました。
質問した後も考えていて、もしかしたら 
the keys (that apply) to his Rolls-Royce.
ということなのかな、と考えていましたが、
of よりも先に for を考えて、これが to で表現できると考えたほうが良いようですね。
こういうことなら何となく理解して使えそうです。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/17 16:39

“to his Rolls-Royce”は、“hand over”ではなく、“the key”を修飾しています。


“the keys to his Rolls-Royce”でひとかたまり、「彼のロールスロイスのキー」の意味です。

“the keys of his Rolls-Royce”で間違いではないでしょうが、toを使う方がずっと一般的だと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
yahooを検索した時にはこのtoの使い方が見あたらなかったのでとても不安でした。
toのほうが一般的だと感じれれるようになるにはあとどれくらいかかるんでしょうねえ。

お礼日時:2007/08/17 16:22

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!