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下記の 岑参の漢詩の和訳を 教えていただけませんでしょうか?


 <赴北庭度隴思家>

 西向輪台方里余 也知郷信日応疎 隴山鸚鵡能言語 為報家人数寄書



よろしく お願い致します。

A 回答 (1件)

北庭(ほくてい)に赴かんとして隴(ろう)を度(わた)りて家を思う



西の方(かた)輪台(りんだい)に向(む)こうこと万里余(ばんりよ)
也(ま)た知る 郷信(きょうしん)の日に応(まさ)に疎(そ)なるべきを
隴山(ろうざん)の鸚鵡(おうむ) 能(よ)く言語(げんご)す
為(ため)に報ぜよ 家人(かじん)数(しば)しば書(しょ)を寄せよと

 『唐詩選』に採られている詩ですね。
 以下は、”usagisan”の訳(朝日新聞社の「中国古典選」の『唐詩選』を参考にしました。)

北庭(今の新彊ウイグル自治区ウルムチの東方に置かれていた都護府〔異民族を統治するための役所〕)に赴任しようとして隴山を越えながら長安にある我が家を思う

西の方の輪台(今の新彊ウイグル自治区ウルムチ付近)に向かう旅路は一万里余り
私にも分かっている、故郷からの便りが日が経つにつれて少なくなっていくはずだと
隴山(長安から西域に行く途中にある山、この辺りにはオウムが多く生息していたらしい)のオウムよ、(お前たちは)人の言葉を話すことが出来るのだから
(私の)ために(故郷の家族に)伝えてくれ、家族がしばしば手紙を送るようにと
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この回答へのお礼

usagisan 様

早々と メールをいただき 心より感謝致します。
うさぎ様に 教えていただいた 朝日新聞社の「中国古典選」
を見て いろいろ勉強をしようと 思いました。
本当に 助かりました ありがとうございました。

お礼日時:2002/08/13 11:56

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