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in the case of とin case ofの違いを、non-native の外国人に説明しようとしているのですが、困っております。お知恵をお貸し下さい。

これらの使い方の違いについては、別の質問http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1943698.html
とその回答に解説されております。また、英和辞書には必ずといってよいほど、これに関する記載(特にin case of)があり、違い自体の質問ではありません。
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本題です。non-nativeの外国人と共同で文書を書くことがよくあるのですが、上記の濫用に頻繁に出会います。ただ、説明しても納得されないことのほうが多いです。

実際問題としてin case of とin the case of の濫用は非常によく見かけます。また、比較的大きめの英英辞書などを引いても、それほどはっきりとした記述はありません。

質問は、
1)実際のところ、どうなの? ほんとに違うの?
2)英語で書かれてあり、なおかつ権威のある解説(辞書、著名なwriting styleの本など)をご存知ありませんでしょうか?

お知恵をお貸し下さい。宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

ホントに違います。



今調べました。

COBUILD英英辞典に書いてあります。
明らかに違います。
the がつくとただの名詞で in my case 等と同じ扱いですが ない場合は in case of とひとくくりで切り離せず 日本語に訳すと 句名詞 (こんな言葉があるのかどうかしりませんが)となります。一つの熟語みたいなものですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
"in case"の説明・使い方に関しては、ご提示のCOBUILDの英英辞書のものが一番わかりやすかったです。また、non-nativeの共同執筆者に見せて再説明したところ、すんなりと納得してもらえました。
御礼まで。

お礼日時:2007/10/10 18:46

その人たちが使っている用法は、本当に濫用なのでしょうか。



日本人は文法や受験の関係で机上の英語から入るせいか、辞書の解釈にこだわりすぎる気来があります。その説明をみて違いをしっかり理解しているならば、疑問は消えるはずです。ですが消えていないのは、話者が頻繁に使う用例と、片やテキストや辞書の説明ののめりこみすぎたり、theがあるかないかにとらわれてしまい、彼らの実際の用例とスリあわせができなくなっているからではないでしょうか。

ネイティブ/ノンネイティブらは「会話」において(文法の問題ではない)、in case, just in case をよく(単独で)用いる人がいます(of はここでは忘れてください)。
この意味は日本語にあえてすると「万一!」「万が一のため」とか「念のために/年のためだが」ですが、彼らの中には文章中でもこの意味において in case of と書いている人は多いと思います。そこでは
in case of ~ となったときは、これは辞書にあるように「~の場合には、もし~が起ったら、~するといけないから、万が一に備えて~」のような意味です。

つまり if の意味(米語 In case I'm late, start without me.)や、as a way of being safe from something that might happen or might be true(なにか本当に起こるかもしれないので→万一)の意味で、彼らが in case of を用いていないか聞いて見るといいと思います(以上ロングマンより。たぶんその可能性が高いのではと感じます)。

次に
in the case of ~は、単純に名詞 the case(そのケース)の前にはin、後ろには of という構造ですので
「~について言えば、~ついては、~の場合は(但し万一の意味ではない)」のような意味です。
これは
in this case でも同じすが、as for や regarding のような意味で使われます。

この2つはごらんのように意味が違いますし、the があるかないかよりも、文として用いられる場面の違うものだと思います。前出のリンクの質問でも#1, #2さんが指摘しているように明白に違います。

なのでその共同作業者たちは、濫用ではなく前者の意味で使っているのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

受験を経験していないので、どのような関係なのかはよく理解できませんが、詳細な説明をありがとうございます。

一応、違い自体については理解しており、自分でも使い分けは出来ているつもりです。書いている文書というのは、科学技術系の論文で、このような感じの表現が頻出します。
「○○のためには、AとBが有効である。Aの場合には、xxのような利点があり...」
この場合は、in the case of Aだと思うのですが、in case ofを使っている例を比較的著名な論文誌で見かけます。例えば、IEEEのある分野のここ5年間で出版されている論文(16000件)の全文検索をかけると400件ほどの使用例があり、60%くらいは誤用(と判断できる)で、ほぼ全部がnon-native(伊、独、韓、仏で多い)です。
(最近のonline投稿のおかげで、proofreadingが簡略化されているせいだと思います。)

質問1)の背景として、"in the case"を"in case"と誤用した際の、傷の深さはどのくらいであろうか、という疑問がありました。「さらっと読み流せる」くらいなのか、「こいつはアホにちがいない」と思われるくらいなのかとかいったことです。質問の仕方が悪かったと思います。いずれにせよ、非常にわかりやすい説明で、このくらい辞書に書いてくれていたらと思います。

またご教授いただいたLongmanの辞書も参考にしました。"in the case"の説明については、Longmanのものが詳しく、わかりやすかったです。

ありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。

お礼日時:2007/10/10 19:06

ビジネス文書ではなく、論文だったんですね。


その場合は、たぶん誤用と相手に指摘しても、相手は知識がなかったりパターンとして覚えているものを用いている、ということなのだと思います。

アメリカ人で日本の大学で英語を教えている人の本を読んだことがありますが、彼は学生の論文チェックなどもするため毎日膨大な英文に目を通すが、日本人のよくやる間違いや表現のくせで「この場合は本当はこうではないのに、皆がパターンのように使う慣用句がある」などと述べていました。その場合、その先生に限っていうと、間違いとしてその英語の部分を否定するのではなく、英語論文として何を伝えようとしているのか、汲み取ろうとしているようです。
例えばespeciallyを日本人は「特に」の意味で多用するが、単なる強調の意味の「特に」だけではなく、いくつかのうちのある部分や性質を取り上げて「特に」と言いたい場合 particularly(「特に(particle→部分)」) がふさわしいです。しかし、それらが違う強調のしかたとして(ネイティブとして)especially と particularly が違うものとわかっていても、ネイティブではない日本人が書いた論文には、その違いを求めることよりも、その論文が何を論じ言わんとしているかで読み取ろうとするそうです。
実際学生以外にすでに掲載等された論文にも、日本人特有の同じパターンがみつかるようでした。

そのin case of では伊、独、韓、仏が見つかったということですが、もしネイティブにそんな観点で世界中の論文をチェックさせたら、他の部分では日本もかなり多くヒットしているのかもしれませんね。

以上、参考まで。
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この回答へのお礼

追記、ありがとうございます。
私自身もパターン化して使っていることが多いので、あまり大きな声では言えませんが、一度パターンとして覚えてしまうと、人から指摘されてもなかなか修正が効かないように思います。

また、especially, particularlyの使い分けは、これまで何度かnativeの読者に指摘されたことがあります。いわれてみるとなるほどなのですが。。。

いろいろとありがとうございました。御礼まで。

お礼日時:2007/10/11 18:54

#1です。

お礼をありがとうございました。
どうやら少しはお役に立てたみたいで嬉しいです。

論文の場合ですが 共通言語が英語ですから 様々な国の人が様々な英語で書いていますので そんなに「こいつはアホにちがいない」ということにはならないと思いますが。大切なのは何を書いているかということなので。ただ その表現の使い方によって読む側が混乱をきたしたり 誤解するようでは困りますので 出来るだけきちんと伝わる英語にする必要はあります。
私は応用化学系の論文を読むことが多いのですが ネイティヴの書いたものとそうでないものは書いた人の名前を見なくてもすぐわかります。つまり 日本人の私ですらわかるわけですから ネイティヴが読めばもっと早く 極端に言えばタイトルを読んだだけでもわかるのではないかと思います。(勿論タイトルのつけ方にもよりますが)
英語圏以外の人間が書いた場合 その国特有の間違いと思われるものが別の同国人が書いた論文に見受けられるのはよくあることです。
たとえば 私が読んだ例で言えばフランス人は過去形でよいと思われるところを現在完了にしているとか・・・読んでいるこちらは時折これは過去形なのか現在形なのか混乱します。実験結果を示しているのだから過去形でよかろうに とか思ったりします。ときには 「えっ これってこの状態がまだ続いているの わからん???」てなこともあります。(これはあくまでも私が読んだ範囲ですからフランス人が全てそういう文を書くということではありません。)
まあですから ご提示のものも使い方を間違えると読む側が前後の文脈からどちらの意味で書いたものなのかを推測するということになる微妙な表現ですね。
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この回答へのお礼

追記、ありがとうございます。教えていただいた辞書の記載が一番効果的でした。

実は、共同執筆者というのが所謂大先生で、説得できなければこちらが折れて、間違いを承知でそのまま投稿しちゃおうかと思っていたところでした。「これで出版されちゃったら、はずかしいなぁ。」というのが質問の背景の裏事情です。

国ごとに間違いのパターンがあるというのは面白いですね。誤記方言のようなものでしょうか。著者名を見ないでブラインドで国を当てる、、、なんてできるかもしれませんね。

いろいろとありがとうございました。御礼まで。

お礼日時:2007/10/11 19:04

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