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Σ1/(nlog(n))が発散するのか収束するのか示したいのですがわかりません。
Σ1/(n^2)が収束することを用いるとできるのでしょうか?
教えてください。

A 回答 (2件)

手元の教科書に載ってましたが、



Σ[n=2→∞] 1/{n*log(n)}
の収束発散は、
∫[2→∞] dx/{x*log(x)}
の収束発散で評価できる。
log(x)=tと置換して、
∫[log2→∞] dt/t=lim[t→∞] log(t) -log(log2)
なので発散です。
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この回答へのお礼

その定理を使えばできそうです!
ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/30 21:32

こんにちは。


>Σ1/(n^2)が収束することを用いるとできるのでしょうか?

それでは示せないと思います。(次の[1][2]で証明します)

[1] まず、n > logn を示します。(n∈N)
f(x)=x-logx (x≧1)とおくと、f(1)=1 (1)
f'(x)=1-1/x (2) かつ f'(1)=0 (3)
f''(x)=1/x^2>0 (4)
よって、(3)かつ(4)より、f'(x)>0 (5)
よって、(1)かつ(5)より、f(x)>0 (x≧1)

[2] 0≦logn<n
⇔ 0≦nlogn<n^2 (両辺n倍)
⇔ 1/n^2 < 1/nlogn(両辺の逆数をとる)
⇔ Σ1/n^2 < Σ1/nlogn(両辺のΣをとる)
となり、不等号の向きが逆になってしまいます。

[3]logn を n の関数で評価するのは難しいので、
Σを∫で評価するやり方に変えます。

定理:
単調減少数列a(n)に対して、f(n)=a(n)となる単調減少連続関数f(x)が存在すると、
∫f(x)dx [α≦x<∞]の収束・発散は元の級数の収束・発散と一致する。
(αは適当な数、∞は広義積分とする)

これを用います。
 ∫dx/xlogx [2≦x<∞]
=[log(logx)][2≦x<∞]
=log(log(∞))-log(log2)(このように書いてはいけないと思いますが)
=+∞
となり発散するので、元の級数も発散する。(答え)
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この回答へのお礼

その定理を使うには、
単調減少であることを言わないといけないんですね。
助かりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/30 21:35

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