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例:
詰まられる=詰まれる
食べられる=食べれる
使わせる=使せる(使役動詞)

と言うのは成り立ちますかな。

ついでに、もう一つの質問ですけど、「…ては…ては」と言う文型があるが
例:冷蔵庫を開けては閉め、開けては閉めている。

質問1:「冷蔵庫を開けては閉めて、開けては閉めている」と変換できますか。
質問2:その文を縮めることが出来ますか。例えば「冷蔵庫を開けては閉めてる」とでも縮めて変えられますかな、つまり一つの「…ては」だけでいいのでしょうかと。

どうか教えてください m(_ _)m

A 回答 (5件)

音便については#1さんがおっしゃている通りだと思います。



国語の先生がどんなに高尚な理屈を述べようとも、どのような言葉の使い方が正しいかの答えは「皆が使っているのが正しい」です。この場合、その言葉の使い方がどんなに不合理でもそうです。例えば「山茶花」を「さんざか」とは読まず、「お数珠」も「おずじゅ」とは読みません。間違っていても「さざんか」が正しく、「おじゅず」が正しいのです。その点を踏まえて、貴方のご質問のように「食べられる」か「食べれる」かを考えてみるべきだと思います。

ここで問題になっている「れる」「られる」に関してですが、一番大切なことはその言葉が相手に通じるかどうかでしょう。「使せる」を「つかわせる」と読ませるのは無理なようです。また「つかせる」では相手に意味が通じません。皆さんはそれを聞いて「着かせる」や「突かせる」や「就かせる」などと思うことでしょう。

同じように「つまれる」は「積まれる」や「摘まれる」と誤解されてしまいます。ただし、「詰まられる」がどういう場面で使われ得るか、私には状況が浮かんで来ませんでした。もしかしたら「詰められる」や「詰めれる」の書き間違いでしょうか。

それに対して、良し悪しは抜きにして「食べれる」は一考に値する言葉の変化の例だと思います。伝統的には確かに「食べれる」と言う人は少数派だったので、それを間違いだという人が昔は幾らでもいました。しかし、現在では「食べられる」の方のが少数派になって来ているようです。この調子で行くと、もうすぐに「食べれる」でも正しいというようになるでしょう。そう言う意味から、「詰めれる」も正しいというようになるかも知れませんね。

もう一つについてのコメントも述べます。
どの文でも相手に意味が伝わっているので、最大の目的は達成されています。しかし、言葉の洗練と言う意味では優劣があるようです。貴方の例の中で、私は
  「冷蔵庫を開けては閉めている」
が最も洗練されていると思います。(ただし、「い」が入ったことに注意)

また、貴方の最初の例文はくどい感じがしますので、もしリズム感を大事にしたいならば、私は
  「冷蔵庫を開けては閉め、閉めては開けている」
に軍配を上げます。

この回答への補足

有難うございます。最も説得力のある答えだと思います(⌒ー⌒)

補足日時:2007/11/11 23:31
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おっしゃるとおりです。


私が迂闊でした。
「詰まる」は五段動詞なのでその未然形に助動詞「れる」が付いて「詰まられる」という言い方はありますね。
「先生が言葉に詰まられた。」のように尊敬語として使われることはあるでしょう。また、いわゆる迷惑の受け身で「風呂場の排水溝に詰まられて困った。」という言い方もできます。(「風呂場の排水溝が詰まって~。」の方が普通でしょうが。)
可能の意味で「詰まられる」という言い方(つまり「詰まることができる」という意味の用法)があれば、そこから派生した可能動詞ということで「詰まれる」も存在し得ることになります。
私にはちょっと例文が思いつきませんが。
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1 音便について


日本語の音便には、次のようなものがあります。
(1)イ音便 例 書く+て→書【い】て(き→い)
(2)促音便 例 取る+て→取【っ】て(り→っ)
(3)撥音便 例 飛ぶ+て→飛【ん】で(び→ん)
以上は、サ行以外の五段活用動詞の連用形に、「て」「た」などが続く場合、行ごとに規則的に起こります。ただし、「行く」→「行った」のように規則に合わないもの(カ行は本来イ音便だが「行く」は促音便になる)や、「問う+て→問うて(ワ行は本来イ音便だが「問う」の場合はウ音便になる)」のようにウ音便になる例外もあります。
また、動詞以外にも「高く→たこう」「美しき→美しゅう」(ウ音便)のように、形容詞の連用形にも規則的に音便が起こります。
さらに発音上、「つきたち(月立ち)→ついたち(一日)」「かぐはし→かうばし(香ばしい)」のように、個々の単語に起こることもあります。

2「れる・られる」について
まず、助動詞「れる・られる」は動詞の未然形に付きます。連用形ではないのでご注意ください。
また、助動詞「れる・られる」には大きく分けて「自発・可能・受け身・尊敬」の四つの意味があるということをご確認ください。
●「れる」は五段動詞とサ変動詞に付きます。
例 書く+れる→書かれる する+さ・れる
(可能の意味で「される」は使われません。サ変動詞は代わりに接尾語「できる」を使います。例 理解する→理解できる)
●「られる」は、上一段動詞、下一段動詞、カ変動詞に付きます。
例 見る+られる→見られる 出る+られる→出られる 来る+られる→来られる
※助動詞「せる・させる」も動詞の未然形に付きます。「せる」は「れる」同様五段とサ変に、「させる」は「られる」同様上一、下一、カ変に付きます。

また、五段動詞に限って、下一段化して可能の意味を表します。これは本来破格の用法なのですが、室町時代から見られるようになり、江戸後期から明治にかけて爆発的に増えた用法で、現在では規範的な用法として認められています。(可能動詞の起源は、「動詞未然形+れる」という説が主流ですが、定説はありません。)
つまり五段動詞の可能形には、助動詞「れる」を付けるものと可能動詞化したものの二種類があることになります。ただし現在では「れる」を付けたものは(西日本の一部以外では)ほとんど使われず(よってそれを間違った用法だと誤解している人さえいます。)、可能動詞の方が専ら使われます。下例は「基本形→未然+れる/可能動詞」の順です。
例 書く→書か・れる/書ける
 走る→/走ら・れる/走れる
 飲む→飲まれる/飲める
可能動詞にさらに「られる」を付けて用いることはできません。可能の場合は意味が重なるので当然ですが、自発・受け身・尊敬の場合も可能動詞には付きません。

詰まられる=詰まれる
「詰まられる」は完全な間違いです。そんな日本語はありません。「詰む」は五段動詞なので「れる」が付いて「詰まれる」となります。(可能動詞では「詰める」になります。)

食べられる=食べれる
「食べる」は下一段動詞なので「られる」を付けて「食べられる」とします。「食べれる」はいわゆる”ら抜き言葉”で、可能の意味では現在広く使われています(まだ規範的に認められてはいません。)。可能以外(自発・受け身・尊敬)の”ら抜き”はいまだ全くの間違いです。ネイティブで使う人はまずいません。正しいか否かの前に、”ら抜き”の受身形は意味が通じないでしょう。「おかしを弟に食べれてしまったよ。」などと言う人は(まともな日本人には)いません。(そういった言葉の仕組みを説明するために文法はあるわけです。高尚な理屈を述べるためではありません。)

使わせる=使せる(使役動詞)
「使せる(つかう)」という日本語はありません。「使う」は五段動詞なので「せる」が付いて「使わせる」となります。「使せる」という言葉を使う人はいませんが「使わさせる」という間違った言い方(続に”さ入れ言葉”などと言います)をする人(日本人)はたまにいます。

3「ては」について
「ては」という連語は、二つ重ねて使うとは限りません。「開けては閉める」だけで、開け閉めを何度も繰り返すという意味を表します。
順番が逆になりますが、質問2の答えは「一つの『ては』だけでもよい」ということになります。
二つ重ねて使う場合、「開けては閉め【て】、開けては閉める」のように接続助詞「て」を入れてはいけません。
「開けては閉め」の「閉め」は、下二段動詞「閉める」の連用形です。日本語ではこのように用言(動詞・形容詞・形容動詞)の連用形でいったん止めて(直後に、を打ち)、さらに下の内容に係っていくという用法があります。それを一般に中止法とか連用中止法といいます。
その場合あとに接続助詞「て(で)」を入れると、間延びしたり余計なニュアンスが加わってしまったりしてしまいます。よって、「て」は加えない方がよいのです。
連用中止法で用いる連用形は「名詞」ではありません。その点、お間違えなく。ただし、今回の場合に限っては「閉め」を名詞的なものととらえ、文末を「~閉めている」ではなく、「~閉めしている」とした方が日本語として自然です。「開けては閉め、開けては閉めている。」という表現には違和感を覚えます。
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この回答へのお礼

まず有難うございますm(_ _)m。
一言ですが、貴方の答えについて、一つだけ見落としていることがあると思います。
「「詰まられる」は完全な間違いです。そんな日本語はありません。」と貴方は言いましたね。でも私の言う言葉は「詰む」ではなく、「詰まる」のことです。違いますか、またコメントお願いします。

お礼日時:2007/11/11 23:14

No.1の方が「れる」「られる」については完璧に答えてくれていますので、「…ては…ては」の方について少しつけたします。



質問1 できません。
「開けては閉め、開けては閉め」という表現方法は同じ動作を延々と繰り返す様子を強調した修辞法(レトリック)です。
文献を探したわけではないので根拠を示せませんが、ポイントは;

1.同じ言い回しを繰り返す
2.連用形で止めて名詞として使う

という点だと思います。
従って「閉め」という語幹に「て」という活用語尾を付けるのは文法的には間違いではありませんが、一般的な修辞法から外れるので敢えて「できない」とお答えしておきます。
又、連用形止めで名詞として扱うので;
「冷蔵庫を開けては閉め、開けては閉め(ここまでが名詞)している」
と表現するのが一般的だと思います。

質問2 できるけれど、ニュアンスが変わってきます。
「ては」は接続助詞「て」に係助詞「は」が付いたものでそれ自身が繰り返しを表現していますから「開けては閉めている」と言っても「繰り返し開けたり閉めたりしている」という意味にはなります。
しかし質問1に対しても答えたように「開けては閉め、開けては閉め」は繰り返す様子を強調するためにわざわざ2回重ねているのであり、その強調の意味は失われてしまいます。

「朝から冷蔵庫を開けては閉めているので中のものが腐る心配は無い」
「朝から冷蔵庫を開けては閉め、開けては閉めしているので中のものが腐るのではないかと心配だ」

のように、1回だと開ける度に必ず閉めている表現にも受け取れます。2回だと純粋に何回も繰り返し開け閉めを繰り返していることに焦点が当てられます。

日本語は1文字の違いでぜんぜん意味が変わったりして難しい言葉だと思いますが、習得すれば実に繊細な表現のできる味わい深い言葉だと思います。是非がんばって勉強してください。私もがんばります。

追記:
現代では疑問形の末尾を「ですかな」にする事はありません。「ですか」の方が自然です。
話し言葉では、親しい人同士であれば「です」を付けずに「かな」と言う事はよくあります。

× この文は正しいですかな。
○ この文は正しいですか。
○ この文は正しいかな。
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この回答へのお礼

有難うございました。最後のそれ、ヒントになりました^^。

お礼日時:2007/11/12 00:56

失礼ながら、「音便」という意味を理解していないようです。



音便とは、音(おん)が変化することで、フランス語で言えば、リエゾンのことです。

例えば
観音(かんおん)→かんのん
何なのか(なになのか)→なんなのか

大まかに言えば、こうした音(おん)の変化です。上記の例は、「ん」音便ですが、「う」音便などがあります。
まず、音便ということについてでした。 (^^ゞ

さて
1)詰まられる=詰まれる
ですが、「詰まられる」という表現は、そもそも文法的にはNGです。
「られる」や「れる」の前は連用形でなければなりません。「詰める」の連用形である「詰め」に「「られる」「れる」を接続し、「詰められる」とするのが、正しい日本語です。
ただし、可能の助動詞「れる」は5段活用動詞にしか接続できないので、「詰めれる」という表現は、学校文法では、「ら抜き」語として、NGです。「詰める」は下一段活用なので「られる」にしか接続できません。

2)食べられる=食べれる
可能の意味としては「食べれる」は、正規表現ととしては、「ら抜き言葉」であって、ダメーです。よいIME(日本語変換ソフト)などを使っていると正規表現ではないと直されるはずです。
ただし、「ら抜き言葉」も認めようという方向にあるので、一概に町がということも出来ません。

3)使わせる=使せる(使役動詞)
日本語で「使せる」という表現はありません。活用形をよく考えてください。「せる」という使役の助動詞は未然形に接続します。「つかわ(未然) つかい(連用) つかう(終止) つかう(連体) つかえ(命令)」の活用をしっかりと記憶してくださいね。

今回は、「音便」の問題ではないので、音便についての説明は省略されていただきます。


「ては・・・ては」は、何を言いたいのかの問題であって、省略は可能です。

この回答への補足

有難うございます!

補足日時:2007/11/11 23:35
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