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日本にはよく「祟り」という概念がありますよね。
そこで、一神教の世界には「祟り」という概念はあるのでしょうか?
また、西洋の黒魔術で言う「呪い」との違いは何でしょうか?

A 回答 (4件)

祟り→行為に対して神様や悪霊が怒る事



呪い→目的・意図的な観念を持って憎しみをぶつけられる事


って気がしますが・・・・。
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この回答へのお礼

お礼が遅れて申し訳ございません;

似ているようで、全然違うものですね。
祟りは神や霊が怒っているものに対し、呪いは神や霊の「怒り」がないんですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/15 16:55

祟りというのは、神道の考えですから。

宗教が違えば当然、と言うことですね。
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この回答へのお礼

お礼が遅れて申し訳ございません;

祟りは神道の考えなんですか!
それならば、一神教とは根本的に違いますね・・・

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/11/15 16:56

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9F%E3%82%8A

神道に限った概念です。
黒魔術の呪いは下記のサイトにあります。
参考になります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E9%AD%94% …
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この回答へのお礼

お礼が遅れて申し訳ございません;

やはり宗教概念からして違うんですね。
一見「良くないことが降りかかる」みたいで似た感じもしますが、
全然別物ということですね。

ご回答と参考URLありがとうございました。

お礼日時:2007/11/15 16:57

こんにちは。


一神教の世界では日本と同じような意味合いでの「祟り」というものはないでしょう。
何しろ「神がつくった世界」ですので、一神教の神は同じように「超越的な存在」と言っても日本の神々よりもずっと人間とは隔絶した存在なのです。
ですから「天罰」を下すことはあっても祟るようなことはありません。
また人が恨みを残して死んだような場合でも、それが「神の理」を超える力を持つことは有り得ませんから、日本のようにそれを過剰に恐れる必要もない訳です。
西洋の呪術では悪魔を呼び出してどうのこうのということもある訳ですが、その悪魔とて以前お話したように「神の被造物」に過ぎないのですから「神がつくった世界」をひっくり返すようなことは出来得る筈もありません(少なくとも一神教を信じていればそう思える訳です)。
これに対し日本では非常に「祟り」というものを恐れてきました。
それは祟りを抑える為の絶対的な教義や理論がない為です。
もっとも自然崇拝である神道にそのようなものがある筈もありませんが、日本の歴史を見てみますと「怨霊」を恐れて何かする話が本当に沢山出てきます(日本の歴史は怨霊との戦いであると言っている人もいるくらいです)。
昔の日本人にとって災厄をもたらすマイナス方向の自然現象はその殆どが「祟り」のせいでしたから無理もありません。
人々はその為に神社を設けたり祭りを行ったりして神様達を丁重に扱い、無念の死を遂げた人々を篤く弔い、また外来の宗教である道教や仏教・儒教などの力を借りて「祟り」を鎮めてきた訳です。
その為「祟り」が政治に影響を及ぼすこともしばしばで、「祟り」を抑えられなければ為政者として「失格」の烙印を押されてしまう可能性すらありますから、中々どうして大変なことなのです。
日本にも西洋の呪術と同じように生きている人間が他の人間に対して害悪を及ぼそうとするような方法もありますが(例えば「丑の刻参り」のようなものですね)、その力は所詮死者の「祟り」とは比べ物にならないものでしたし、例え恨みにとりつかれてその権化と化したような人間であっても生者のそれは死者のものには及ばないと考えられてきました。
西洋の呪術は「神の理」に反する行いである訳ですから、それ以上に強大な神の力を持ってすれば防ぐようなことも可能であるという道理なのです。
こういうこと一つとっても一神教の神というものはそれほど「絶対」な存在であるという訳で、他の宗教などからも様々な要素を取り入れたとは言っても形態が自然崇拝の多神教である日本の神道とは、本当に様々な面が人々の「世界の切り取り方(捉え方)」からして違うということがわかるかと思います。
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この回答へのお礼

お礼が遅れて申し訳ございません;

どうも、一神教の神の絶対性というものがピンとこないですね;
私の考えの中に「絶対」が存在しないからだと思いますが・・・
一神教を信じている人にとっては、神が何にも勝る絶対的なもので、
呪いや悪魔さえも敵わない・・・ということなんですね。

>それは祟りを抑える為の絶対的な教義や理論がない為です。

一神教を信じる人に対し、多神教の日本人の思想の中には基本的に「絶対的なもの」というがないのですね。
様々な神や死者自身の祟りを鎮める「絶対的なもの」はない、
だから、その神や死者自体を恐れるということなのでしょうか。

一見似たものに見えて、実は全然違うものなんですね。
大変参考になりました!

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/11/15 17:06

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