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来年こそは!と電験3種をとろうと仕事の空いた時間を利用し猛勉強???している者です。
聞くところによりますと、ここ5,6年ほど前から、法改正により、たとえ電験3種に合格したからといって、取得後5年の実務がないと各種の点検ばかりか書類の作成もできないとのこと。 それじゃ、骨折り損のくたびれもうけ。 免状もただの紙切れ同然。 試験に受かったという自己満足だけに終わってしまうのなら、止めようかナーとも考え始めているのですが、消設やビル管は免状交付後即、実務に入れるのに。
 だったら、合格率が1割弱といわずにもっと門戸を拡げるとよいのに(合格できない者のたわごとです)とも思います。
 そこで質問です。 5年間というもの、ひたすら人について経験をつまないことには一人前にはなれないのですか。 どなたか教えてください。

A 回答 (2件)

電験は本来は電気主任技術者に選任されるための資格ですが、実際に電気主任技術者として仕事をしている人はごく一部の人にすぎません。

その理由はほとんどの高圧受電の事業場では専任の電気主任技術者を置かず外部委託するから電気主任技術者のポストが極めて少ないからです。逆にいうと必要数の何10倍もの人が取得していて充分足りているとも言えます。
最近の大学等の電気工学科では電子工学や情報工学を重視するあまり電気工学の重要な分野を充分に教えていないところが多いため、電気を知らない電気工学科卒業生を世に送り出しているので困ったものです。大手の電気工事会社などでは顧客の信頼を得るために、また将来他の資格を取る時に基礎力があるので効率よく取得できるからという理由で社員に取得を半ば義務付けていたりもします。
電験はその資格を使うためではなく、能力向上と公認のために有効とお考え下さい。合格率をあげて欲しいというご希望ですが、昔に比べると1,2,3種とも随分レベルが低くなっており、これ以上下げると資格価値が低下するので私は賛成しかねます。
なお5年間の実務云々についてはどういうことなのか私は存じません。
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この回答へのお礼

専門家様からの大変貴重なご回答、ありがとうございます。 今の今まで、需要が多くて、全く資格者が足りないのかと思ってましたが、逆の話だったのですね。 それじゃ合格率を上げて資格者ばかり増やしても意味がありませんね。 参考意見として、将来を見据えてじっくり考えてみようと思います。 ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/14 22:33

資格を得れば法的には選任されることも可能ですが、未経験者を選任することなんてほとんどないでしょう。

電気の保安の仕事は責任が重いことは分かりますよね。
停電時の対応、点検方法、突発的な事故の対応等々・・・、対応を誤れば損失は大きくなります。これらを未経験者が対応できますか?
経験を積んで、自信がもてるようになってから選任された方がよいと思います。試験に合格したところで実務とは異なりますから。

それからビル管(建築物環境衛生管理技術者)については、受験資格として2年の実務経験が要求されていますから、一部の講習取得者(医師等)をのぞけば経験者しか選任されることはないです。
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