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L'Arc~en~CielのHONEYという曲をやっているのですが、スコアを見てもギターソロの部分は音が少ないような気がして自分でアレンジしてやりたいと思うのですが、アレンジする場合ってスコアに書いてある各コードの構成音を単音に崩して(例:Cコードならドミソ)作ったりしたほうがいいのでしょうか?すみませんわかりにくくて。みなさんはギターソロとかアレンジする場合、どういう風にやっていますか?

A 回答 (3件)

ソロフレーズのアレンジに関しては、こうするのが正解といえる方法論はないと思います。

どういう方法でアプローチしたかより、できあがったフレーズの良し悪しの方が説得力を持つことも多いでしょう。音楽理論的に間違いのないフレーズでも面白味がなければつまらないソロになるでしょうし、決まりごとから逸脱していても面白いフレーズは良いソロといえると思います。このあたりは感性によって左右される面も強いでしょう。ですので、どういう方法でやった方がいいとは、一概には言えません。結果として良いフレーズができれば、アプローチの仕方にはこだわらないという姿勢もありでしょう。

それを踏まえた上でですが、コードトーンをフレーズのよりどころにするのはよくあるアプローチではあると思います。ただ、コードトーンは数に限りがありますので、場合によってはその音だけにこだわると発展性が限られることもありうるでしょう。また、コードの構成音だけにこだわりすぎてしまうと、コードが変わるたびにコードを後追いしていくような、主体性に欠ける不安定なフレーズや、落としどころが見えず、フレーズの意図やテーマが不明瞭なソロに陥ることもあるかも知れません。ソロを考案する上では、ただうまく音をつないでフレーズらしく聞かせようとするのではなく、そのフレーズで何を表現するのかをきちんと見据えることが大切でしょう。
ソロの音遣いの選択に関しては、その部分のキーを取って、そのキーの拠り所となるスケールを把握し、それを参考にするのが一般的だと思います。ペンタトニックスケールは、キーを合わせるだけでかなり自由なフレーズを展開することができるスケールとして、多用されることも多いでしょう。あるいはコードを指標にする場合は、そのコードの構成音を含むスケールを想定し、スケール上のそれぞれの音程がコードのルートに対して持つ機能などを意識して音遣いを選択する方法もよくある手法だと思います。
また、音遣いに関しては、特定のスケールにこだわりすぎず、時にはアウトした音程や不協和音を取り込むというのもアプローチの一つです。音遣いは、決まりごとに囚われすぎず、自由に展開させるというのも一つの手ではあります。
なお、フレーズを構築する際には、コード進行の展開などについても注意深く意識しておく必要があるでしょう。コード進行上、落としどころとなるポイントを把握しておかないと、締まりのないソロに陥りがちですし、ソロフレーズの決めがコード進行とかみ合わないと浮いたソロになってしまいます。コード進行上でここが落としどころというポイントを把握しておき、それに合わせてソロの展開を構成することも大切なポイントになると思います。

とりあえず、既存の曲のソロの書き換えをする場合であれば、まずは元のソロを丸々コピーするのが手始めとしては良いでしょう。そのソロでどういうスケールを使っているか、どういう音遣いがポイントになっているか、コピーすることを通じて把握しておくと、それが手掛かりになると思います。ソロの書き換えをするのであれば、元のソロを詳しく把握しておき、それを参考にするのが手っ取り早いでしょう。
また、書き換えようとしている曲だけでなく、他の曲のソロなどについても、そうした分析をしてみるのは良い経験になると思います。別の曲のソロで使われていたフレーズを持ち込んで再構成するというのも、手法としてはよくあるやり方です。アドリブやアレンジの手法としては、コピーして引き出しにしまっておいたフレーズを引っ張り出すのは、常套手段ともいえるでしょう。そういった面では、いろいろな曲を仔細にコピーしてみるのは、演奏技術を磨く以外に、フレーズの引き出しを豊かにするという意味でも有益といえます。

私自身がソロを書き換える場合は、あまり分析的には考えずに勘で弾きますね。特にロックのギターに関しては、ペンタトニックスケールだけでも強引に押し切るのも許される手法だと思いますし、それにいくつかのテンションノートを載せるだけでもいろいろと展開できると思います。
ただ、展開の落としどころと、フレーズの決めは先に具体的に想定しておきます。どういうフレージングになっても、この展開まで進んだらこの決めフレーズにつなげて落とす、ということを先に決めておくと、着地点が見えている分展開も組みやすくなるでしょう。
あとは、ソロに取り入れられるフレーズなども積極的に活用することを考えます。手癖として自分の手に馴染んでいるフレーズを取り込んだり、その曲の歌メロなどを織り込むというのもよくあるアプローチでしょう。

なお、ソロを書き換えることを意識するなら、特定の曲のバージョン違いなどを集めて聴き比べてみるのも良いでしょう。ライブ演奏が売りのバンドでは、スタジオ録音のバージョンとはソロの内容を差し替えて演奏したりすることもあります。その際、どのように書き換えているかは、ソロを書き換える方法の実例として参考になるでしょう。また、他のアーティストがカバーしたバージョンなどがあれば、それと元のバージョンとの演奏内容を比較してみるのも、手掛かりになるかも知れません。そうした実例を参考に、手掛かりを探るのも良いと思いますよ。

参考まで。
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コードの構成音を中心にするのと、ペンタトニックスケールを使う方法がありますが、ペンタトニックスケールを使う方がやりやすいかもしれませんね。


曲のキーなどから使うペンタトニックスケールを決めたら、コード進行(コードの構成音)に関係なくフレーズを作ることができます。その中で自分が気に入った音使いを見つけていくと質問の曲の雰囲気に合ったソロができるような気がします。
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その曲をしらないので具体的には助言させていただけないですが…。

いちばん単純なのは、いまのソロを展開させるパターンです。骨子というかイメージは既存のソロのを使って音の数を増やすというか…。たとえば4部で連続するところを、3連、4連を入れるとか、シンコペを入れるとかいろいろ感性でできるとおもいます。あとがガラッと変えるのもありで、この場合ご自分でこんなソロっていうイメージがすぐに出てきていないと苦しいです。例えば「おれだったら、こう弾くな」ってヤツですね。これははじめてソロを聴いた時にでも口ずさめる感じで出てきます。それを弾いたらいいわけですから案外単純ですね。で、このオレだったらこうするってのがない場合は、コードやスケールから考えてもつまらないものしかならないから検討すること自体が無駄になりかねません。そうゆう場合はそのソロに感性で付足してゆくのが硬くて手っ取り早いとおもいます。でもご自分でカッコいいって感じられるのが一番ですから、納得ゆくソロを弾くことをおすすめします。
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