【大喜利】【投稿~9/18】 おとぎ話『桃太郎』の知られざるエピソード

洋画ではときどき狼男と吸血鬼の対立が描かれています。
たとえば『アンダーワールド』(2003年)とか、
『ヴァン・ヘルシング』(2004)などですが、
そういう対立を示唆する伝説・伝承の類は存在するのでしょうか。

A 回答 (4件)

もともとそういう伝承や伝説は無いはずです、


もともと森が身近であったヨーロッパでは狼は敵対者であり、
そのモンスターとして獣人化現象を起こす狼男(女版もあり)の方がメジャーで(男が狼男で女は魔女になる)、
吸血鬼は18世紀ごろからの流行、
狼男伝承の中には血を飲むというのもあり、
後には狼男と吸血鬼が混同されてた伝承も東ヨーロッパにはあったようです、

特に狼男と吸血鬼の対立を物語化するのには、
ドラキュラを代表とした貴族的な吸血鬼と、
荒々しく野蛮な狼男との対比がビジュアル化しやすいためでは?
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この回答へのお礼

狼男も吸血鬼も起源はけっこう深く探れるようなので、
もしや? と思ってしまいました。
確かに狼男と吸血鬼は対比が容易で、物語化に便利かもしれません。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/06 13:29

ゴジラVSキングコング


巨大生物界の二大スターの競演。
これは、それぞれ東宝とパラマウント映画の(C)が入ってます。

吸血鬼と狼男も無声映画時代からの、映画界のスターです。

し か も

(C)が切れているので、使い放題です。

伝承云々ではなく、映画界のホラーものでの二大スターだから、すぐ競演させられてしまうと言うことになります。
両者とも、19世紀後半のイギリスのホラー小説が元ネタです。
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この回答へのお礼

2大スターの競演はやはり魅力的ですかね。
『エイリアンVSプレデター』とか(苦笑)。
お答えありがとうございました。

お礼日時:2007/12/06 13:51

私が知る限り。

狼男と吸血鬼が対立する伝説は無いです。

今に伝えられる狼男や吸血鬼の概念は、小説家が作ったもの。
グレーなど宇宙人の姿を作ったのも小説家など。

テレビや本という媒体は一気に多くの人に伝えることが可能になる。
それが小説や映画であり、それらの創造主は作家である  と識別せず、昔からそういう話があったのを、今回映画でビジュアル的に示したと勘違いするんですね。


おもしろかったのがエクソシストという映画は、実話を元にしているというもの。
その後、「実在の少年に起こった奇怪な現象。映画とどこが違うか」など、まことしやかに流れ、私はそれを真に受けてしまったんですね。
実際は少年だが、映画のように緑色の液体を実際に口から流していた など。


ところがオチがありまして、調査した人がいたんですが、その実在したとする少年は実在しなかった。
では、何故そういう実在説が出てしまったのかも、検証を読んでおもしろかったです。

人はそういうのに興味を持ち、わくわくして楽しむ生き物なんですね。


例えば、「飛行中になんか見えた」と空軍のパイロットが言ったことが、翌日の新聞に「こんな形をしたUFOを空軍のパイロットが見た」として載ってしまったんです。

空軍のパイロットが見たというのだから、信憑性は高い と人々は、その絵はパイロットが見たものだと思い込み、そこから宇宙船はこういう形と定着してしまったらしいです。
当のパイロットも挿絵つきで載っていて、びっくりしたそうです。
「何か見えたように思えた」と言っただけで、もう「空軍パイロットは宇宙船と遭遇した」とタブロイド新聞に載ってしまって、それがUFOってことになってしまった。


UFOって宇宙船のことじゃない。
未確認飛行物体のことを言う。
宇宙人の乗り物ってしてしまうと そりゃ 確認したってことになる。
UFOにならない。



で、その宇宙船の創造主は新聞記者なわけで、購買数を増やしたくて、ちょっとしたことにすら、インスピレーションにより脚色して発表してしまった。


タコ型宇宙人は、宇宙戦争という小説に出てきた挿絵。
グレーもなにかのSF映画に出てきたもの。
宇宙人による誘拐も、映画のトワイライトゾーンとかそういったドラマが放映されるようになってから、いきなり宇宙人に誘拐されたと訴える人がでてきた。
それまではいなかった。
罪つくりな映画ですねぇ。


それ以降、突然宇宙人に誘拐されたという人が爆発的に増えて、しかも宇宙人を映画通りのグレーの絵として書く人ばっかり。

映画が宇宙人をもっと違う形で描いたら、自称宇宙人に誘拐されたと思い込んでいる人たちは、その形を描いて「その時の宇宙人はこういう形をしていた」って言い張るでしょうね。


狼男も吸血鬼もいろいろなものが組み合わされ、作家が脳の中で作りあえたイメージ。

映画や小説の影響力の方がそら恐ろしいです。
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この回答へのお礼

うろ覚えですが『ヴァン・ヘルシング』では、
確か、すでに古代ギリシアの壷絵(?)に狼男が描かれていた(!?)
かのような演出があったと思います。
面白いのだけど、映像でやられるとときどき惑わされます。
そんなことありえないと思いつつ、…やれやれです。
お答えありがとうございました。

お礼日時:2007/12/06 13:42

No.3です。



現代の吸血鬼の原型はどこにあるのか。

恐らく人類の発祥の地 エジプトだと思います。

ややっこしいのですが、エジプトでは牛を王のように考えており、聖書にものっていますが、牛の像を拝むという風習があった。

古代エジプト人は、血の中に魂があると信じていた。
ユダヤ人が血抜きをして清められた肉しか食べない理由は、血を採らなければ、復活するというエジプトの思想に影響を受けたと思えるんですね。

人は生きていくために、時は動物の命をも奪うこともある。
そういう定めの人間にとっての慰みは、殺して食べてもその血を奪わなければ、殺された動物がこの世にまた蘇るということにすること。
だから贖罪のやり方として、血を抜いて、その血抜きされた動物を燃やし尽くすとした。
取って食べてしまうと、復活できなくなるから という考え。
だから、血を飲んではならない という風にその宗教では掟としてあるわけです。


エジプトの宗教儀式がモーセらによってパレスチナ地方に伝わり、大地がやせ細ってしまった時、地上の王の力を復活させるため、王を殺すという風習になったわけです。
その時 最終として 儀式の王は槍で突かれ血を大地に流させる。

イエス作家もこの概念を物語りに挿入している。


古代ギリシャ人は、亡霊に血を与えれば生き返ると思っていた。

ホメロスのオデッセイアでは、人間の血ではなくヒツジの喉をかっききり、その血を大地に流し、死者を冥界から連れ戻したと書かれている。


これが後世になると、死んでいないもの として吸血鬼のような概念を作り出した。

古代定期的に生贄を捧げるて、力を蘇らせるとした儀式だったものが、吸血鬼は定期的に血を補給しなければ力が弱まると、古代の儀式の概念が変形していった。

しかし、その頃は吸血鬼は悪者じゃなく、生命のスープの使いの者のように捕らえていた。

生命のスープ すなわち月と関連づけられていたが、キリスト教はなにかにつけて、あれも これも 悪魔の仕業だが 自分達を信じれば悪魔から救ってやる と布教に利用していった。

キリスト教は特に女性に対して病的なまでに異常思考をし、各地の地母神を悪魔だとすりかえていったわけです。

その教えにより、古代ギリシャでは月によって作られた肉体sarcomenosが吸血鬼という悪者の概念に摩り替わってしまい、キリスト教は彼らの恐怖心を利用したわけです。


とまあ、吸血鬼=悪者と古代とは違う考えに塗り替えてしまったのは、キリスト教。



人々が古代の思想を、ある団体によって変形させられ、彼らが作り上げた架空の存在に恐怖心を抱いてくれる限り、安泰なわけす。
是非ともそういう映画をじゃんじゃん作ってある団体の存在価値を高めて欲しいってわけですね。


次、狼男。
古代ローマ・ギリシャに狼男の原型が見えますが、吸血鬼と同じように悪者としては登場していない。
それがどうして今日悪者とされてしまったのか。
吸血鬼と同様、ある団体が人々に自分達を支持してもらうため、彼らの恐怖心を使うために悪者に仕立て上げてしまった。

というわけで、狼男も宣伝に利用するため塗り替えて、こういう概念だと彼らが作り上げた架空の存在が実在すると人々に刷り込んでいったわけです。



ある教団が作った架空の存在を利用させてもらって、物語にして、お金をかせぐ事にちゃっかり利用させてもらう。
それには、ありえないと現実的に判断できる中に、一つ信憑性が高いと視聴者に思わせるシーンを入れるんです。
そのたった一つの信憑性の高そうなパーツの挿入で、一気に物語のワクワク度が上がる。
いやあ 実際にいるかもね と視聴者がわくわくして、また2作目を観てくれたり、その手の映画がはやれば、また別の作品でも観客動員が見込める。



その映画は観たことがないので、実際どういう映像だったのかわかりませんが、狼男というか、、、、エジプトのあれじゃないでしょうか。
インプ。
頭が動物でクビから下が人間の形をしているもの。


古代エジプトでは血の中に人や動物の玉石があるとしていたんですが、最後の審判って概念もあり、その時マアトの天秤によって量られるとされたんですね。
マアトは「法」「真理」「正義」を司る三相にして一体の者。
日本の弁護士バッチもマアトの概念からああいうシンボルになっている。
これが後に変形され、ある宗教団体では「父と子と聖霊」になっていますが、もとはそういった女神の概念なんですね。


で、、、、調べたら映像あったので、、、これじゃないでしょうか?
狼男の原型 古代の インプ(アヌビス)
    ↓
http://72.14.235.104/search?q=cache:emkCRph5JiUJ …

古代エジプトの概念が古代ギリシャにも伝わってますので、インプが伝わってて描かれていてもおかしくない。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8C% …
   ↑
ね? もともとは違う概念ですよね。
今の狼男の原型と思えます。
人の恐怖心を操って稼いだ集団。
その集団の変形を利用して映画にし、それをまた楽しむ私達。
威厳あるアヌビスもこうなると人間のおもちゃですね。
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この回答へのお礼

アヌビスですか~。それは考えたことなかったですね~。
確かによく似ています。

お答えありがとうございました。

お礼日時:2007/12/08 13:43

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