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僕は中3の男です。この前、社会の時間に「北朝鮮についてレポートを書いてもらうからな」と言われました。まだ15歳。昔の北朝鮮や、よど号、拉致問題についてはあまりよくわからないので教えてください。あと、北朝鮮の情勢なども教えてくれたらうれしいです。よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

学校の先生から北朝鮮のレポートを書け、と言われたなんてちょっとビックリです。


北朝鮮は、最近テレビでも騒がれているように、政府がとてもかたよった思想の国を作っています。
そして、日本は、戦争も昔に終わり、平和で中立的と思えるかもしれませんが、実は思想が人によってバラバラで、学校の先生は、一般的に極端な政治的思想を持った人が多いと言われています。

ですから、北朝鮮のレポートを書かせるという主旨はなんなのか、ちょっと不審に思ってしまいます。
書かせてから、それに自分の解釈をはさみつつ、授業を使って生徒に極端な思想教育をしたいのではないか、とさえ思えてしまいます。

でなければ、普通に考えてみたら、社会の勉強を応用させるのに、「北朝鮮」という選択はしないと思うのです。

私のこんな不信感が当たっているとした上でもしもレポートを書くなら、あたりさわりのない、建国の歴史年表あたりにとどめておき、国の情勢に対する感想などは避けたほうがいいのかな、という気がします。

とりあえず、北朝鮮の観光局のホームページをのっけときますが。
この中の「朝鮮概要」なんか読むと、参考になるかも。
北朝鮮が見事に美化されてます。
http://www.dprknta.com/index.html
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では、二番手の私は敢えてNo.1さんの逆方向のアドバイスを。



どんな方向でレポートを書くか、の対策を立て易くするためにも、北朝鮮問題だけを見るのでなく、戦後から今まで、社会主義国家の実態がどんな感じで、それに対して国内のどういう人達がどんな主張をしていたか、俯瞰することをオススメ致します。
実は意っ外ーっっといろんな人達から好かれていたんですよ、あの国。つい一週間ほど前までは特に。

まずは、最近出版された「北朝鮮という悪魔 元北朝鮮工作員が明かす驚愕の対日工作」(著者: 青山 健煕著/出版:光文社)の序文あたりを読んでみてはどうでしょうか。。
建国当時のかの国の様子や日本との関わりが短くすっきりまとめられています。立ち読みでイケます。

その後、ジャーナリストの稲垣武さんの「『悪魔祓い』の戦後史 進歩的文化人の言論と責任」(文集文庫)を読むと、頭の整理がしやすいかと。
(この本はハードカバー版もあります。区の中央館レベルの図書館に行けば置いてあると思います)

ただ、dodonnさんの先生がどういう嗜好の思考をお持ちなのか当方は分かりかねますので、書く内容はご自分で作戦を立ててください(^^;)…
…と最後の最後で丸投げするので、一応自信なし、にチェック。
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少し長くなってしまいましたが、参考にどうぞ!




<太平洋戦争前の朝鮮半島>

日本は1910年(明治43年)~太平洋戦争の終戦で日本が負けて戦争が終わる1945年(昭和20年)の35年間、朝鮮半島を日本の植民地としていたのです。

これを「日韓併合」と言います。

朝鮮半島の人々は、名前も日本の名前に変えられ、言葉も日本語で話す様に日本に強要させられたのです。
これを「同化政策」と言います。

※今でも朝鮮半島のお年寄りの方は日本語が話せます。


太平洋戦争中、日本は朝鮮半島から半島の人々を日本に連れて来て、アメリカとの戦いの為の戦力としました。


<太平洋戦争後の朝鮮半島>

1945年に太平洋戦争も終わり、朝鮮半島の人々は日本の支配から解放され、そして、日本に連れて行かれた半島の人々は祖国・朝鮮半島に帰国し、誰にも支配されない新しい朝鮮の国家を創る喜びに満ちていました。

ところが、それもつかの間、今度は、アジアの社会主義化を目論むソ連(現:ロシア)と、それを阻止し自由主義を守るアメリカと言う大国の利害対立に巻き込まれ、北半分に北朝鮮が、南半分に韓国が誕生したのです。

中国は1945年に社会主義化したので、ソ連にとっては朝鮮半島がアジアにおける社会主義化の為の次の目標だったのでしょう。

2つの朝鮮になったままの状態の中、ついに1950年(昭和25年)に朝鮮戦争が始まりました。

大方の見方では朝鮮戦争を起こしたのが北朝鮮と言われていますが、この問題は今でも歴史学者や韓国、北朝鮮政府の間で意見が分かれています。

アメリカは、国連軍(多国籍軍)の一員として戦争に参加し一進一退の末、北緯38度を国境線として1953年(昭和28年)に停戦しました。
※ 従って、韓国と北朝鮮は正確に言えば今でも停戦ではなく、一時的に戦争を停止しているのです。
※中国の人々も朝鮮戦争に北朝鮮側について戦争に参加した様です。(義勇兵)

※朝鮮戦争では、国家が破壊させ多くの人命が失われただけでなく、韓国と北朝鮮の双方の人々が家族や友人と散り散りばらばらに、北朝鮮と韓国に別れ別れになっているのです。(離散家族問題)


<朝鮮戦争後の朝鮮半島>

朝鮮戦争で、半島が社会的にも経済的にも混乱し、帰国する事が出来なくなった日本国内の半島出身の人々はその後、日本国内で厳しい人種差別と貧しい生活にさいなまれていました。

その後、半島出身の人々の間では北朝鮮への帰国の話が持ち上がり、日本で貧しく、差別されて生活するよりは北朝鮮に帰国して、国家の再建に貢献したいとの希望が高まり、1959年(昭和34年)に北朝鮮への帰国が始まりました。

※帰国された方々の中には日本人の方々も少なからずいた様です。
それは、当時の日本社会では日本人が朝鮮の方を夫や妻や恋にすると言う事は、厳しい人種差別の中では許されるはずも無く、日本国内で生活していく事は難しく、一緒に北朝鮮に渡った様です。


同じ民族でありながら、互いに憎しみあい、38度線を境に軍事的に対立する事は本当に悲しい事であり、韓国、北朝鮮の両国共に国家が1つに統一する事が長年の課題であり願いですが、社会体制の違い等で57年の月日が経過した今も1つの民族でありながら2つの国家となったままです。

この根本的な原因は戦前の軍国主義の日本と戦後のアメリカ、ソ連であり、1990年のソ連崩壊で「自由主義」対「社会主義」の対立、緊張(東西対立)が緩和された今、これら先進各国は半島の統一を目標に協力しています。


<北朝鮮について>
北朝鮮の拉致問題や今の北朝鮮の件については、様々な方々の意見があり、ここに書く事は公正さに欠ける事になりますので、ご自分で調べて下さい。
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北朝鮮という国の実態というのは専門家でもよく分かりません。

犯罪者の経歴を書くようなことをしても、一部の先生は喜ぶかもしれませんが、歴史教育という観点からみるとあまり良い気がしません。私もNo1の方と同じ意見で、題材としてはあまりに異端で少々不適切かな、と思います。

ですが、世間でこれだけ騒がれている以上、北朝鮮というのはどういう国で、いまわが国とどういう問題を抱えているんだろう、ということは知っておくべきかもしれません。
その意味において書くとしたら、よど号、拉致問題から入るのではなくて、日韓併合前、日韓併合後、太平洋戦争、終戦、朝鮮戦争、冷戦と金日成政権と近年までの経緯をまとめておくのが良いのではないでしょうか。
歴史に対する価値判断、例えば日韓併合が良かったのか悪かったかということは極力触れない方が良いと思います。No1の方のいうように歴史年表程度の密度で、各トピックスの流れを簡単に把握すれば十分。(むしろ中学生のレポートとしては出来すぎ?)

よど号事件や拉致問題は、北朝鮮の体質がもたらした事件に過ぎないので、それを追って義憤の念で筆を走らせるより、いかにしてその体質が生まれたのかをちゃんと自分の中で整理しておくことが大事だと思います。

ちなみに私は大学のレポートで「北朝鮮の軍事戦略」について書きました。政治、思想、歴史は抜きにして、北朝鮮の軍事力と彼らが何を狙っているのかだけを書いたものです。
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こんばんは。


答えじゃなくて申し訳ないのですが、北朝鮮とはタイムリーというか、難しいテーマですね。
私が中学生の頃(18年前です)、社会科の教師が変わった人でした。
授業の中で「君達の家の宗教はなんだ」と質問されたことがあり、その後どういった話からだったか憶えていませんが、「今日本が変わるには、皇居の前に天皇を引きずり出して処刑し、革命をおこさなければいけない!」といった話をされ、教室中が非常に驚いたことがありました。
その後その社会科教師は、授業内容について職員室で注意されたそうです。

dodonnさんの先生がどのような意図で授業を進められるのか判りませんが、一度先生にうかがってみられてはいかがでしょう?
レポートの方向性が見えてくるのではないでしょうか。
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テーマが何であれ、自ら考えて自分の意見をきちんとまとめることが社会理解に役立つものと思います。

教師の顔色をうかがって内容を左右されるようでは、そもそも社会科としての学習効果は期待できません。おそらく、教師の立場では様々なレポートが出てくることを予想しているものと思います。もし、そうではなくて特定の回答を「是」としてそれ以外を排除するようであれば、そもそも教師としての適性を欠くことになりますし、不偏不党の精神に反するものです。

安土桃山時代の事を未だに根に持っている国のようですから、そのあたりから触れてもいいでしょうが、鎌倉時代まで遡る必要は無いものと思います。恐らくは昭和時代のことに焦点があるでしょうし、当然のことながら彼の国の世界との関わりをベースに置くことになるものと思います。dodonnさんなりに調べて理解することに学習の意図があるものと思います(テーマの選択が適切かどうかは別のこと)。

現代における主要トピックとしては、以下のようなキーワードを思いつきます。ほかにも色々あるのでしょうが、調べて使えそうなネタをdodonnさんなりに評価して、率直に文章してはどうでしょうか。
(順不同)
・朝鮮戦争
・核開発疑惑と核査察問題
・KEDO・軽水炉支援
・ミサイル問題
・韓国との小規模衝突(半潜水艇撃沈など)
・板門店・銃撃事件
・食糧援助
・朝鮮総連
・ラングーン・テロ未遂事件
・脱北者亡命事件(特に瀋陽事件)
・日本人拉致・韓国人拉致
・金正男入国事件(パスポート偽造)
・不審船事件
・飢餓・食料援助
・よど号事件
・金賢姫(大韓航空機爆破事件実行犯)・黄長燁(元朝鮮労働党書記長、1997年亡命)
・ニセ=ドル札(スーパーK)
・ケー・スンヒ(アトランタ五輪で田村亮子選手が敗れた)
・南北首脳会談
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まあどういう方向から述べるかでかなり違ったものになるでしょう。


北朝鮮を語る上でキーワードとなるのは、朝鮮戦争、38度線、主体思想、ポプラ事件、ラングーン事件、青瓦台事件、DMZ、出身成分、朝鮮銀行、朝鮮総連、中国義勇軍、などでしょう。これだけでも検索すれば結構な情報になるでしょう。
日本との関係については、日本と戦争関係の国ということがいえるでしょう。朝鮮戦争は実はまだ続いているのです。つまり今は停戦しているだけということです。朝鮮戦争が始まった翌年に、日本は吉田アチソン議定書に基づいて朝鮮国連軍との間に、「朝鮮国連軍と日本国の地位協定」が結ばれて、日本は朝鮮国連軍に対して広く後方支援を行う約束をしました。戦争当事国に支援を行うということは中立国ではないということです。これによって日本と北朝鮮の間は戦争状態が今も続いています。それが他の国との、最大の違いでしょうか。因みに日本政府は北朝鮮を国家として承認していません。
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