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戦時中ではありますが
士官学校卒の新米少尉が戦線連勝で戦う度に武勲を上げ
二十代半ばで准将になる物語を読んだのですが
こんな事はあるのでしょうか?

A 回答 (6件)

No1です。


失礼しました、30歳前で将官になった人物がいると書きましたが、これはNo5の方の仰るアドルフ・ガランドの事で、30歳の間違いでした。
前回の回答がやや大掴みに過ぎた感がありましたので、再度回答致します。
武勲を立てれば自動的に昇進できるのは、やはり兵力拡張期で指揮官適任者の絶対数が不足している特殊な条件の組織での事に限定されます。階級を上げれば相応のポストを与えなければなりません。部隊の指揮官と同階級の部下がいてはいけませんし、編制上の部隊定数が決まっている中で、殊勲者の為に一々部隊を新設、再編する事も不可能だからです。野戦任官は、直属の上官が戦死した場合に、指揮下の最上級(最先任)者から適任の者が指揮権を引き継ぎ、それに伴い任に見合った階級を与えられるものであり、基本的に同一指揮系統での命令系統混乱を防ぐ為の制度ですので、そう簡単に幾つもの階級をごぼう抜きにするような事は本来あり得ません。
ですから、基本的に戦場で手柄を立てた者には、昇進の変わりに勲章が与えられるのです。正規の手続きでの昇進に際して、戦功(勲章の有無)が推薦基準になる事はありますが、戦功そのものが昇進の理由になる事は、普通の軍隊ではありません。
やはり、第二次大戦期のドイツ空軍のような特殊な条件でなければ、戦功が階級の上昇に直結する事は無いでしょう。
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武勲を挙げれば昇進します。

それは確か。
しかし、よほどの国でもなければ「武勲だけで二十代の将軍」は無理でしょう。

多分最も速い昇進が、WW2でのドイツ空軍パイロット、アドルフ・ガランドでしょう。彼は1912年3月生まれ、1934年に少尉任官、39年9月に大尉へ昇進、40年7月中佐、41年12月大佐、少将に昇進したのが1942年5月。30歳で将軍になっています。44年11月には中将に昇進し、「撃墜スコアを挙げた数少ない将軍」の一人です。
彼がドイツ軍では「最年少の将軍」で、国王の近親者などと言った特別な理由の無い場合では最年少の将軍なのではないかと思います。

ですから、20代半ばで准将と言うのは「純粋に軍歴だけではあり得ない」と言えるでしょう。将軍の仕事は「軍を率いること」です。いかに武勲に優れるとはいえ、二十代半ばの「小僧」に指揮されるベテラン兵などいません。
もし仮に「それほどの才能を持つ人物」が実在したとして、そこまで昇進する前に「後ろから撃たれる」事でしょうね。理由?判るでしょ。
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物語的にも可笑しいし、現実には全くありえないですね。


というのは、時間が合わないからです。
士官学校卒ということは、その時点で21歳以上の年齢があります。
20代半ばということは、
あと三年未満で7階級も上がって
准将までということになってしまうのでそれは無理。
逆立ちしても無理です。
皇族でもそんなに早く昇進してません。

日本だと幹部養成のために陸軍大学校がありますが、
これを卒業するのに2~3年かかる。
この時点でもう二十代半ばに達しているはずです。

前線勤務だと、そもそも優秀な前線指揮官を隊が手放さないし、
陸軍では降格人事が基本的にないので
空きポストがないうえに、制度上、年功序列が優先される。
若輩が先輩を追い越すのは、よっぽど軍上層部とコネがないと起こらないが、
前線にいてはそのコネを使えないし、
前線では戦友意識が生まれるので
仲間を見捨てて他の隊に移ることを本人が嫌うことが多い。

将官にまで昇進するには、少なくても15~20年はかかるといっていいだろう。
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物語ではありえますが、実際はありえません。


作戦行動は、個人で行うものではありませんし、作戦が大きくなればなるほど同時に動く作戦部隊や兵站組織も多くなります。
一度位は武功で昇進はあるかもしれませんが、そのようなことが続くようなら、軍隊として、指揮組織の無能を示すものです。
特殊な例として、第二次世界大戦中のドイツ空軍はあります。
パイロットは撃墜数次第で昇任できたようですから。
また、それだけ損耗も多かったと言うこともあります。
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 米軍は、少将以上の任官については議会の承認を必要とするが、准将までの昇進は各軍で決定できると聞いています。



 これを踏まえると、特に戦時中のことですから、大きな功績を重ねることにより、現場の裁量で准将に昇進させた可能性が全く無いとはいえないと思います。
 大きな功績に対しては、飛び昇進もさせたようですから。 
 
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組織自体が急激に膨張している過程の軍隊ならば有り得ます。

代表的な例はナチ時代のドイツ軍です。正規の士官教育過程での人材供給が組織の拡張に追いつかない状態で、年功による昇進だけでは高級将校の数が間に合わない為、実戦での戦歴評価によってどんどん若年者を昇進させました。実際に30歳前で将軍になった人物が存在します。
戦時の損耗で著しく人材不足に陥っている場合にも「野戦任官」と言って、特例として昇進する事はありますが、概ね戦死で消耗するのは尉官級の初級将校(最前線に出るレベルの階級)ですので、新米少尉がこの制度で将官クラスまで昇進する事はまずありません。
平時の軍隊や、組織規模の安定している軍隊では、昇進ではなく勲章で功績に報いるのが通例です。
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