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この前、弟が絵の鏡の部分を銀色で描いていて、ふと疑問に思いました。
何人かの友人にも聞いてみたのですが、全員一致で銀色といわれました。
でも、よく考えてみると光りを反射している鏡に色などは無いような気がします。

実際に我が家の鏡を何度も観察していますが、銀色には見えません。
鏡をイメージすると、何故銀色なのでしょうか?

A 回答 (8件)

こんにちは。


例えば、ステンレスの流し台やスプーンにも物は映りますよね。このように「物を映す」というのは「銀の構造色を持つ物体表面の特徴」です。
鏡といいますのはこの銀色の特徴を使って物を映します。従いまして、我々が鏡を見るということは、即ち銀色の表面に物が映る現象と同じものを見ているということです。このため、鏡のイメージは誰にとっても銀色ということになります。

鏡といいますのはこの「物を映す」という特徴を使うためにガラスの裏に銀を蒸着させて光沢平面を作っています。このため、入射光は散乱せずに真っ直ぐに反射されます。
この表面が湾曲していますと、どんなに光沢があってもそのイメージは鏡ではなく、スプーンやドアノブのような銀色の金属部品になります。更に表面をざらざらにして「つや消し」などを施しますと光が乱反射し、物を映すという性質よりも銀色の特徴の方がはっきりと表れるようになります。
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この回答へのお礼

なるほど!よく分かりました。
鏡などの反射するものが銀色にも見える、のではなく、
銀色のものは光りを反射する性質がある、ということなんですね(まとまってない気がしますが。)
確かに、今気が付きましたが横のテレビは光りを反射しますが、銀ではなく黒いイメージです。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/16 10:32

 ANo.5 補足


 ANo.5 にありますように、反射するものはと遠くから見ると、銀色に見えるという経験があります。

 そして、伝統的思考やことば表現でも、そして美術でも例外は多いくても、反射するものを銀で画くことはあります。銀が適さない山水や水墨などではそれなりの工夫をなさっていて、それと判りまし、素晴しいですね。

 余談でしょうが、金や黄色はどうも神聖というか高いものを示すようです。
 天地玄黄。宇宙洪荒。(天地玄黄にして、宇宙洪荒なり。)は千字文の最初の句ですが、中国でも黄色は中心や高い文化を示すもの、反射ではなく、自ら輝くものとされているようです。黄土とか。

 ちなみに、檀君神話の、『桓檀古記』でも、一種の中華思想の類(たぐい)でしょうか自国を黄(熊)としておりまず。黄色は金色に通じるのかもしれませんね。そして銀色は白に通じるのかも知れませんね。
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この回答へのお礼

うーん、鏡を書いている美術作品は、弟の絵ぐらいしか思い浮かばないのですが、
やっぱり銀でかかれるものなんでしょうね。
銀色は白、なるほど。映画とかのスクリーンも銀幕って言ったりしますね。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/16 10:26

銀色は「金属」の色ですね。

酸化や硫化されていない金属はいわゆる銀色に見えます。
これは「金属結合」の性質の一つで、外部から来た光をほとんど全て「反射してしまう」性質です。
ではなぜ鏡を銀色に描くのでしょう。他に金属で出来たものも銀色に描かれることが多いですね。銅は赤銅、金は黄金色ですがこれらには又理由がありますがこの際はおいておきましょう。
鏡(金属)の面を見ると本当は色々なものを映し出して様々に見えます。でも一番印象的なのは、反射が「明るい」事です。他の物はそんなに明るい反射(色)には見えません。太陽から来る白色光が部屋の外から迷い込んでくる、それを鏡の面で見ると他の全ての物は暗く、外から来る光だけが白くそして強く反射されて見えます。
これが鏡が銀色に描かれる理由だと思います。つまり大量の明るい光。それが鏡・金属表面の特徴(印象)なのでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど、銀色は、彩度や色相より明度によって銀色に見えるんですね。
なんとなく銀色と鏡の関係が分かってきたような気がします。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/16 10:23

 心理か美術、或は文学とかのカテゴリーで出すと、ご期待の類(たぐい)に当て嵌まるご回答があるかと存じます。


 実際に、ビルのない戦災後、港区からも遠い高いビルから東京湾を眺めたら、何かわからないで、一緒に見ていたそこの先輩に、「あの銀色のお盆みたいのは何でしょうね」と聞いたら、「こっちが港区の先、あっちが品川、あそこらが、千葉。あの銀色の面は東京湾だよ」と教えてくれました。
 古人も詩(漢詩)でも銀月とかいい、そういう無色の面は、遠くから見ると銀色に見えている。月は無色ではないが、そういう意味では水面も、鏡も必ずしも近くでは無色とはいえない。
 そんなものではないだろうか。
 鏡の面ということで、一定のところの鏡なら、映している像をそれらしく、画いて鏡を描写するだろうが、鏡なら反射ということで、銀であろうと存じます。反射ということで。そういう意味では天の川は銀漢ではなかったかな。後で確認してみますが。そして中天に皓皓輝くのは銀月ですね。
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この回答へのお礼

なるほど、「色が無いものは遠くからだと銀色」ですか。
東京湾が銀色に見えるっていうのも、面白いですね。確かに、海のイメージも銀色な気がします。
ありがとうございます。

今家の窓から確認しましたが、確かに遠くの家の窓は
少し青みがかっているけど白っぽく銀色っぽい色に見えましたよっ。

お礼日時:2008/02/16 10:13

> 鏡の素材はベリリウムという銀色の金属素材です


ベリリウムは人体に有害なので、最近の鏡にはつかわれてないと思いますが。
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この回答へのお礼

なるほど、水銀と同じようなものですかね。。。
ありがとうございます

お礼日時:2008/02/16 10:06

鏡の素材はベリリウムという銀色の金属素材です


これが銀なので銀色で間違いないです
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/ …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やはり鏡は銀色にも見えるものでできているのですね。

お礼日時:2008/02/16 10:02

銀色ですよ。


鏡は、アルミの板(箔)などの反射材の前にガラスを置いてあるだけのものです。
アルミフォイルって、銀色に見えませんか?
そして、鏡だと思ってみれば、鏡に見えますよね?
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この回答へのお礼

本当ですね、アルミは銀色にも、質が悪いけど鏡にも見えますっ
家の鏡も銀色に見ようと努力したら、確かに銀色にも見えるような気がします。
新しい発見をしました、ありがとうございます。

お礼日時:2008/02/16 10:00

 明確な回答になるか微妙ですが、今の鏡の原型になったものが、ガラスに水銀を蒸着固定したものだったと記憶しています。


 故に、鏡は銀に光るイメージなのでは?
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この回答へのお礼

もともとは、水銀でできていたのですか…。驚きです。
確かに水銀なら銀色ですね。ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/16 09:58

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