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あの時代、南京や日本でカメラを入手するためにはどれくらいの金銭が必要とされましたか?
また、あの時代にそういった金銭を所持できる人間は金持ちに該当しますか?

A 回答 (4件)

少し遡りますが、昭和8年、高級カメラはドイツのライカとコンタックスのみでした。

日本にもカメラメーカーはありましたが、ドイツとのレベル差は大変なものでした。
どのような製品・機種名かは分かりませんが、ライカ 420円、日本製カメラ最高級品(小西六、後のコニカ、製品名パール?) 70円、それに対し銀行員の大卒初任給が70円でした(当時は、大卒はごく少数)。
昭和10年、最初の日本製高級カメラを指向したカメラであるハンザキヤノンが発売されましたが、価格はライカの約半値とし、275円でした。

ご質問の「カメラ」が、ライカ・クラスのカメラなのかどうかは分かりませんが、カメラを所有すること自体特別なことであり、ステータスシンボルとなっていました。そのカメラが、ライカやコンタックスであれば、大変なお金持ちであったろうと思われます。

カメラが高級品から普及品への道を歩み始めるのは、昭和30年代になってからです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
月収の4-6倍もしたんですね!
となるとよほどの金持ちかそれが仕事の人間でなければ所持できないですね。
参考になりました。

お礼日時:2008/02/13 09:25

【訂正】


家1件⇒家1軒
高級取り⇒高給取り

済みません。m(__)m
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ちょっとWebで探したら、こんなものが見つかりました。


http://syasinsyuu.cool.ne.jp/camera/syasinki48.jpg
アサヒカメラ 昭和13年9月号 中古カメラの広告のようです。

大卒の初任給70円は、今の大卒とは比較になりません。
エリート中のエリートですから、相当の高級取りだったと思います。
 
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1930年前半ライカバルナックが420円、家1件建つと言われたのは有名な話です。


それは何でもちょっとオーバーだとは思いますが、大卒サラリーマンの初任給がおよそ70円と言われた時代ですから、凡その貨幣価値が推測できると思います。

1936年(昭和11年)2月、キヤノンの第1号機「ハンザキヤノン=標準型ニッコール50mm F3.5付き」を発売しています。(値段不詳)

それ以外にも国産では、トーゴーカメラ(トーゴーカメラ 1930年)、ベビーパール(小西六本店 1934年)と言ったカメラも有りました。(ともに値段不詳)

ただ、カメラ雑誌によると、トーゴーカメラだと旧制の中学生が買えたようです。
いずれにしても、まともな性能のカメラだと庶民が買えるような値段ではなかった事は確かなようです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
銀行員の半年分、車を買うような感覚ということですね。

お礼日時:2008/02/13 09:27

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