モーツァルト、ショパン、ベートーベン、その他多数の音楽家達
音楽の授業で名前を覚えましたが
200年も前の方々ですよね?
音楽の専門家かからすれば
語る事も馬鹿馬鹿しくなるほど当たり前の事かもしれませんが
どうしてその後の後人達が出てこないのでしょうか?
自分基準で申し訳ないですが
200~250年前の賢者達があまりにも凄いって事なのでしょうか?
200年前の音には出せない音も
現代にはあると思うのですが
万人が認めるのだから、何かしら傑出したものもあるのだと思います
残念ながら自分には解りません
数百年前の偉人達はそれほど凄いのでしょうか?
音楽に疎い自分に解るように
解説して頂けたら幸いです
A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
私は、「その後の人達が出てこない」とは思いません。
ショパンの後にも、ワーグナーやブラームスといった大作曲家が出ていますし、100年位前の時代ならマーラーやラフマニノフがいます。20世紀に入ってからもシェーンベルクやショスタコーヴィチなどクラシック音楽の大作曲家は出ていますし、ご存知かもしれませんがブーレーズやラッヘンマンのようにまだ生きておられるクラシック音楽界の大作曲家もいます。ある有名な評論家は1975年に亡くなったショスタコーヴィチのいくつかの交響曲をベートーヴェンやブルックナーに匹敵する偉大な作品だと言っていますから(もちろん異論もあるでしょうが)、200年前頃の人達だけが特別とびぬけて偉大だったという訳ではないと私は思います。現在も、これからも、後の歴史に名を残すことになる天才は存在すると思います。
No.6
- 回答日時:
>>どうしてその後の後人達が出てこないのでしょうか?
偉人はJ.S.バッハやモーツァルト、ベートーヴェンばかりでなく無数にいたと思います。ただ、陽の目を見なかっただけで天才奇才作曲家はいっぱいいました。バッハも生前は陽の目を見ない地味な存在で堅苦しく時代遅れな作曲家というイメージが強かったそうです。メンデルスゾーンが彼の作品を再発見してから偉大な作曲家として取り上げられるようになりました。むしろ当時はテレマンという作曲家のほうが人気があり全西洋文化圏で(庶民までもが!)大天才といわれたそうです。しかし時代の趣味に合わなくなったのか彼の死後には忘れさられてしまいました。このようなタイプの人物もかなりいるので何をもって天才で偉大なのかよく分かりません。
今の音楽が価値なくても時間が経てば再評価されたり(忘れさられることもある...)するので現代のオリコンヒットランキングで低いポピュラー曲も200年経てば偉大な曲になってるかもしれませんね。天才は今でも見えないだけで間違いなくいると思います!
ちなみに18世紀の作曲家はロシアから植民地まで含めて1500人以上いたそうです。特にモーツァルトは演奏旅行をして各地の偉大な作曲家の曲を聴いたり交流してレパートリーを広げ自分のものにしていったのでしょう。そうなるとモーツァルトを支えた音楽家はみな偉人ですね。
音楽の教科書をあまり鵜呑みにしない方がいいかもしれません。
No.5
- 回答日時:
芸術は科学技術とは違って、時代とともに進歩発展するというものではありません。
音楽はおそらく数百年前にその頂点を極めてしまったのだろうと思われます。数百年前というと、個人にとっては遥かな昔ですが、人間の長い歴史からすると、つい昨日のようなものなのです。ただ、傑出した音楽とはいえ、作曲された時代背景による制約やしばりがあるため、現代人にとっては、その音楽言語は必ずしも馴染みやすく楽に理解できるものではなくなったということもまだ事実でしょう。No.4
- 回答日時:
「古いからすごい」のではなく「古いのに残っているからすごい」のではないでしょうか。
今の流行歌だって、数ヵ月で忘れられるものもあれば、何年もたってまだ残るものもあります。そういう淘汰に数百年耐えてきたんですから、それはすごいんでしょう。No.3
- 回答日時:
質問の答えとしては「偉人達はそれほど凄いです。
」でしょう。ただ、時代はずっと繋がっているもので、繋がっているからこそ、「昔」と「現代」とを分けて考える事を難しくしているとも言えます。
その時代その時代で、作品に対しての評価は変わりますし、評価を付ける視点もまるで違ってくることもあります。
「クラシック」は時代の流れにのって残り、「現代に於いて評価される音楽」として浸透し、「現代の音楽の元」の一つとなっている訳です。
それは「たまたま」であり、「必然的に」でもあります。
なぜなら「クラシック」は王室や貴族といった特権階級的な「特別」を背景にしていたからであり、その「特別」という意識は今日まで続いていると言えるでしょう。
当時、庶民の間でも音楽はあった事でしょう。
それは「クラシック」の様な複雑な音の構成をしたものでは無くて、とてもシンプルで、しかし「音楽」として同じようにエネルギーがあり、価値のあった物だったはずです。
この庶民が生み出す作品と、一部の歴史に名を残す者の作品とが「音楽」として同等であるという事実は、「クラシック」に付いて来た「特権」という意識から逃れられない人にとっては認め難いものでしょうね。
それは「クラシック」という土俵に於いての「技巧や音の構成、展開、複雑さ」を基準に「音楽」を語るからであって、庶民の苦しさや幸せといった生のエネルギーを表現する上での「技術や複雑さ」をただ「平凡」としか理解出来ないからでしょう。
正に彼等の言うところの「平凡」が「特権」から見た「平民」なのですから。。。
例えば今では「フラメンコ」として評価を与えられた「ジプシーの音楽」や、奴隷として連れてこられた黒人達が生み出した「ブルース」や「ジャズ」「フォーク」のようなものは、「クラシック」の全盛であった頃にもあった筈なんです。
しかし時代の流れによってそうした庶民の音楽はほとんどが消えていってしまったのでしょう。
「クラシック」がこうして残っている理由は、こうして「たまたま」、「必然的」に現代の音楽と繋がっているからなんですね。
では現在、音楽というものが昔と比べて「衰退」していて「劣って」いるかと言えば、そんな事はないですね。
それは「特権」から刷り込まれた「幻想」です。
現代には沢山の音楽があるじゃないですか。
これも時代の流れでしょうが、アメリカ、イギリスの影響力が強い中、「ブルース」や「ジャズ」、そうしたものを内包した「ロック」が主流と言えなくもないですね。
「クラシックの様なレベルの高い音楽が無い。」と言われる方は、自身の見識の低さと、「音楽」を聴く耳のレベルの低さを露呈していると言えるでしょう。
更に大昔の「特権」に焦がれているという人間性も哀れにも見せていると言えます。
有名な話ですが、今や何百万と売買される「浮世絵」は、その昔障子の穴を塞ぐのに使われていた「ブロマイド」であったし、当時(身内一人を除いて)一枚も買ってもらえなかった「ゴッホ」の絵は億の価値を付けられています。
「数百年前の偉人達はとても凄い」ですが、「ビートルズも同じ様に凄い」です。
長文となりましたが、「時代」というものはそうした「変」な現象を見せるものだと思います。
No.2
- 回答日時:
自分も、ちょっと作曲かじってますが、
モーツァルト、ショパン、ベートーベン・・・
すごい。(^^)/
と思います・・・ <(_ _)>
でも、興味のない人に、説明しても、意味ないような・・・。
結局、興味のない人には、どの世界の場合も同じだと思いますが、
すごさがわからないものだと思いますし、別に興味がないわけですから、すごいと思わなくてもいいと思いますよ。
たまたま、自分は、音楽が好きだったですが、
もし、そうでなかったら、同じ質問してるでしょうね。(^^;
No.1
- 回答日時:
哲学的ないい質問だと思います。
科学・技術は新しいほど良く、文学・芸術は古いほど良い、なんていう言葉があるそうです。
これは、クラシック音楽ばかりではなく、宗教、文学などについても言えることだと思います。
たしかに、クラシックにしても何にしても、現代でなければ表現できないものもあります。ショスタコービッチやマーラーの魅力は、モーツァルトやベートーヴェンにはないものです。
しかし、昔からある素朴な表現では、昔の人のほうがいいことが多いですね。
これは僕自身の考えですが、昔の、素朴な頃というのは、一日のはじまりのような、まだ空が薄暗かった時だと思います。今は、もう昼間のような明るさの中に意識があります。今のほうが、昔よりも、明るくて、いろんなものが見えますが、そのかわり、薄暗かったからこそ、見えるものがあったと考えてはどうでしょう?たとえば、明るくなればなるほど、星や月は見えにくくなります。
昔の生活の素朴さの中だと、今では見向きもしないような粗末な食べ物のおいしさが分ったりとか、デートにしても、今なら刺激がたくさんあって遊びもたくさんあるでしょうが、昔なら、野の花を見ながらもっと素朴な感動とともにあったのではないでしょうか。今の刺激が多い生活だと、昔の人の素朴な感受性は持ちにくいので、昔の人にはかなわないところが出てくるのではないでしょうか。
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