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立教大学 現代心理学部 心理学科に合格したのですが、他の大学の法学部にも合格していて、どちらに進学すべきか悩んでいます。

私は高校在学中にうつと強迫性障害を患い、それがきっかけで心理学に興味を持ち、受験するに至りました。強迫は若干残っているものの、今はもううつでもなんでもなくて、いたって健康体なのですが、過去にそういう経験があるので、もし心理学部に進学したとすると、うつとかについても勉強しなくてはいけないと思うのですが、そうなった時に自分が耐えうるか少し心配です。

心理学といってもカウンセラーになりたいとは思っていなくて、どちらかというと児童心理、障害児心理方面に興味があるのですが、過去に精神的な病気を経験した人間が心理学を勉強するのはつらいでしょうか?

アドバイスいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

 学問をするのに、病気や障害があるという事は関係ありません。


 私は心理学が専門ですが、周囲には自分の心の問題と向かい合いたいという動機で心理学を学んでいる人も多く居ます。臨床心理の専門家にも自らの問題と取り組みつつ、心理療法を一生懸命に職業としてしている方もいます。かえって相談にいらっしゃる方の気持ちに近くなれて良いという面もあります。ただし、自らの問題から臨床心理ではない分野で活躍している方もいます。
 法律も社会の大きな問題を整理する学問で、法学の一環として生命倫理を研究している方、精神障害者の人権を検討している方など、非常に広い学問である様です。心理学者には難しそうに映る学問ですが、そういう偏見からの感想ですが、思いのほか血が通っているなーと思ったことがあります。法学に進まれるのも立派な決断だと思います。
 心理学の人間としては、もちろん心理学を学んで頂けるとありがたいです。悩みが分かるところを大切にしながら、学びつつ、方向を探ってください。
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この回答へのお礼

みなさま回答ありがとうございました。色々と考えた挙句、心理よりも法学を学びたいとの結論に至りました。皆様のご意見がとても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/26 01:55

カウンセラー志望なら、自分に起こった問題を全て解決(完治)して、


客観的に振り返られるようになっていなければやめたほうがいいとは
思うのですが、学ぶだけならば、これは学びの中で語られていることを
どう受け止められるか、何のために学ぶか、という個人個人の
問題になると思いますよ。

簡単に言うと、こころがあいまいなものだからこそ客観的で科学的な
根拠を大事にする視点、自分も含めた人間を尊重する姿勢などが
身についてよかったとする人もいれば、
「人のこころを読めるようになりたい」
「自分の病気や問題を自分で解決したい」
といった期待を持って入ってきてしまうと、実はそう簡単には
いかないものと気づいて途中から視点を改められる人もいれば、
失望する人もいるからですね。就職先が、心理職が案外少ない
という時点で引っかかってしまう人もいます。

私も元患者ですが、病気の仕組みなどの知識を学ぶことで、
自分に起こった問題を客観的に理解することはできたと思います。
ただ、机上の学びだけでは
「患者さんや来談者には個別性がある」
「自分の問題に自分自身で客観的に気づく」
といったことが非常に難しいことが、学びをすればするほど
ますます思い知るんですよね。同じように見える事例でも、
学問として研究や実験にあたるときはそれぞれの個別性
(パーソナリティ、生育歴、発症要因など)があることを
頭に叩き込み、自分の経験や実感ではなく「客観性」をもって
実証していくという姿勢だけは、絶対に忘れてはいけません。
自分の問題を持ち込んでごちゃ混ぜにしなければ、
大丈夫ではないかと思います。

1年次の時点では、精神疾患や心理臨床などの専門分野
(臨床心理学、精神医学など)はまだやりませんので、
基礎心理学、心理学研究法、心理学史など基礎的な学びをすすめながら、
強迫性障害の治療に個人的にじっくり取り組んでいくといいのでは
ないでしょうか? 学びが進んでいくと、実験やレポート作成など
忙しくなるので、主治医の治療も受けつつ、ちょっとした不安があれば
学生生活支援も利用して一つ一つつぶしていくことですね。
立教大なら、新座・池袋双方に「学生相談所」というものがあるはずです。
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参考にはならないかもしれませんが。


私は今現在大学で心理学を専攻しています。
強迫性障害ではありませんが、高校時代うつになり不登校を経験して心理学科にやってきたという友人がいますよ。
その友人は毎日楽しそうにやってます。
過去に精神的な病気を経験したからといって、必ずしも心理学を勉強するのがつらいとは思わないですね。人それぞれだと思います。
むしろ、自分が経験したことですから勉強していく上ではそれをまったく経験していない人よりも話が理解できるかもしれません。
しかし、その分主観的理解にはしりがちになり客観的に判断することがおろそかになるかもしれません。
心理学は客観的な姿勢が重要になりますから。
児童心理・障害児心理に興味があるとのことですが、将来心理を生かしそっち方面に進みたいと考えているならば、相当の覚悟が必要かもしれません。
カウンセラーという仕事でなくても人の心理を扱うことには変わりがないのですから。
人の悩みを親身になって聞く(=共感する)ことは大事ですが、相手を客観的に観察し最適な接し方を考えることも同時にしなければならないなどなど、、ある程度強い精神力が要求されます。
ただ、救いたいという強い気持ちだけではどうにもなりません。
そのため、心理学科に入って心理の職の過酷さを知り、別の職を考える学生は非常に多いです。心理学科の実情です。

私自身の感想ですが、心理学を勉強していると自分自身と向きあい、自分がどういった人間なのかを知ることはできます。そこは本当にためになりますね。心理学を勉強していて良かったと思えます。
将来心理関係の職には就かなくても、その点では財産になるかもしれません。
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