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4月から大学の心理学科に入学する者なんですけど
心理学を勉強する上で数学は不可欠だという者がわかりました。
心理学で使う数学とはどの程度の物なのでしょうか?
また、自分の数学力は冗談ではなく小学校2年生レベルです。
こんな自分に合う教材等があったら教えてください。
これを機会に逃げてきた数学を得意にしたいなと思っています。
回答よろしくお願いします!

A 回答 (4件)

総合病院精神科で臨床心理士をしております。



学部・大学院と研究の上で心理統計は必須でした。今も研究は続けていますので
(個人的には臨床心理職についている人間も研究はし続ける必要があると思っています)
統計の知識はやはり欠かせません。

> 心理学で使う数学とはどの程度の物なのでしょうか?

とのことですが、とりあえず四則演算(+・-・×・÷)と分数の計算は…大丈夫ですか?
あとは平方根(√=ルート)とn乗(2の2乗=4とか)の概念を知っていて、
Σ(シグマ:総和・合計の記号)が出てきても驚かない、
基本的な方程式(中学レベル?)を立てて解くことができる程度は最低限必要かと思います。

実際に研究をし論文を書く段階になればhipotamaさんがおっしゃるように、
パソコンの統計ソフトを使うことになりますが(なのでデータ入力などのために
Excelの基礎知識も必要かと)、学部の心理統計の授業では最初は手計算(あるいは電卓)で
順を追って説明していくところが多いのではないでしょうか
(これは大学にもよるとは思います)。

> こんな自分に合う教材等があったら教えてください。

いくつかお勧め統計本はあるのですが(私のブログでも色々紹介しています。
詳しくは参考URLを参照のこと)さすがに小2レベルだと難しいですね。

とりあえず、この本自体は読んだことがないのですが、このシリーズは
わかりやすさでは定評があります。

『よくわかる心理統計 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)』ミネルヴァ書房 山田 剛史, 村井 潤一郎 著
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%88%E3%81%8F%E3%82 …

あとこんなのも見つけました。

『すっごーく簡単!0からの心理統計』オクムラ書店 進研アカデミーグラデュエート大学部 (編集) 野林 靖夫
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%99%E3%81%A3%E3%81 …

hipotamaさんが推薦している『誰も教えてくれなかった因子分析~』もかなりお勧めです
http://blog.rote.jp/2005/03/15-201133.phpで紹介しています)が、
因子分析という統計手法はやや応用編になるかもしれません。

本当に小学校2年生レベルだとかなり大変かもしれませんが、
必要になったところで必要な数学(算数)の知識を身につけていけるよう
地道にやっていくしかないと思います。

参考URL:http://blog.rote.jp/, http://www.g-tools.net/3/5531/

この回答への補足

回答ありがとうございます。
四則演算(+・-・×・÷)
分数の計算
平方根(√=ルート)
n乗(2の2乗=4とか)
Σ(シグマ:総和・合計の記号)
全てが全てわからないのでとりあえずは
小学校3年生の教材を使って
1ヶ月で中学校卒業レベルの数学力を身に付けたいと思います。
1ヵ月後にrotemeisteさんたちが紹介してくださった本を
手に取れば理解できるかもしれません。
本当に参考になりました。ありがとうございます!

補足日時:2008/02/29 13:21
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> 自分の数学力は冗談ではなく小学校2年生レベルです。



小学校でやるのは計算であって、数学ではありませんから大丈夫です(^_^;)
実際にはすべてコンピュータに計算を任せるので、計算力は必要ないです。もちろん、あればそれにこしたことはないのですがね。

> 心理学で使う数学とはどの程度の物なのでしょうか?

これも非常によくある質問ですが、論文を読んだり書いたりするうえで「最低限」必要となる知識はそれほど多くはありません。数学というよりは、統計学的な考え方と専用のソフトウェアの操作を覚えればよいだけです。

実際、数式を理解する必要というのはそれほど多くなく、例えば平均値を算出するための公式を見て、それを求めるための関数を定義(プログラミングするということ)できるようになればよいのです。むしろ、大切なのはその数値が何を意味しているのかを理解することです。

> こんな自分に合う教材等があったら教えてください。

とりあえず自分で良さそうな参考書を何冊か買ってみることですね。ちなみに、私は「超」初心者向けと称された数式なしの文章のみの参考書はおススメしません。著者が分かりやすく説明しようと抽象的に表現するあまり、かえって意味を取り違えて覚えるケースが多いからです。最初からキチンとした教科書を読んだ方が良いと思うのですね。

この回答への補足

数学の知識があまり必要ないとわかって安心しました。
しかし数学はこれから生きていくうえで必要不可欠だと思うので
少しずつ自分のペースでがんばって行こうと思います。
ありがとうございます。

補足日時:2008/02/29 13:26
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私は大学は教育系の学部でした。

卒論は教育行財政で書きました。その後就職し、在職中に大学院に進学しました。大学院は教育心理系でした。修論を書くために統計法を履修しました。それは、大学院向けで難しいので、学部の方の統計法も履修していました。
 統計法の方は、微分、積分、二項定理などの数式のオンパレードです。高校時代は理数系にいて、数IIIまで履修していたのでその数式の意味はある程度理解することはできました。心理学で使う数学の程度はその程度だと思います。
 しかし、卒論などで統計法を使う場合は、習うより慣れろだと思います。この場合はこの統計法を使う、この場合はこの統計処理はできないなど判断しなければなりません。また、実際の計算はパソコンの統計パッケージで、データを入力してパソコンが計算してくれます。
また、臨床系の心理では統計法を使うのは少ないと思います。
 教材等としては、「誰も教えてくれなかった因子分析ー数式が絶対に出てこない因子分析入門」 松尾太加志・中村知靖著 北大路書房 2002年 
 いきなり、因子分析で難しいかもしれませんが、最初から数式で入って訳が分からなくなるよりいいかなと思います。心理で統計法をどう使うかが分かると思います。巻末には参考文献が出ています。

この回答への補足

詳しい情報ありがとうございます。
数IIIですか・・。
実は高校を卒業して2年仕事をしていたので
数学知識は皆無なので4月からの授業についていけるか不安です・・。
紹介してくださった教材拝読して見ます。

補足日時:2008/02/28 21:40
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足し算、引き算ではないですよね?



ある程度、予測とか、確率だと思いますよ。

この回答への補足

予測だとか確率だとか言われてもチンプンカンプンなんです・・。
このレベルに達するにはどのくらいの期間を要するんでしょうか?
足し算引き算はできるとしても小学校レベルの算数もやばいです。

補足日時:2008/02/28 21:38
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