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今月から放送大学で心理学を受講している者です。
計量心理学、心理学研究法が全く理解できず早くも挫折しています。
私は高校は総合学科に通っていた為、
数学は一年のみ必修で数学Iしか取っておらず、
(それも毎回赤点の連発でした)2、3年は全く数学に触れていません。
計量心理学、心理学研究法を理解できるようにするために、
高校の数学を学び直したいと思うのですが、高校数学といってもI・II・III・A・B・Cと範囲が沢山あり、どの範囲を勉強してよいのかさっぱりわかりません。
上記のような心理学で絶対にわかっていなければならない高校数学の範囲を教えてください。また、数学が苦手な私にも理解できるようなやさしい参考書などあれば教えてください。

A 回答 (6件)

「数学を学び直すこと」と「心理学の学習」はあまりに遠すぎ、


全面的にそういうことをしようというのは、やや非現実的です。
「ココとココだけやればいい」なんていうのは無いです。
「全部」かもしれません。それをするのは、途中で挫折します。
「高校数学も分からないので、中学数学から勉強してみます」や
「中学数学もイマイチので、算数から勉強します」などと言い続け、
もっともらしい言い訳をしながらだんだんと問題から逃げていき、
うやむやにしてから、やめてしまうのが落ちです。

そのような考え方を改め、今の心理学としっかり向き合いましょう。
心理学を軸として、その都度必要な基礎知識を虫食いのようにして、
獲得していくべきでしょう。楽しみながら、自分で積極的に。
他人のことは気にせずに、自分のレベルで学習すれば良いのです。
そのような学習に最も向いているのが、放送大学です。
授業を速く進める先生もいないし、比べるクラスメイトもいません。

ところで、「心理学研究法」にはそれほど数学ばかり出てきません。
以下、内容ごとに「私の見解」を述べます。

1回目:
大まかには心理学の歴史の話と、心理学研究法の特徴の話です。
ウェーバー比やフェヒナーの法則の式を理解するために、
体系的に学習するというのはあまりあり得ないと思います。
それらのもう少し詳しい説明をネットや教科書などで探すなどし、
自分のレベルで理解しておけば、それでいいのだと思います。
8割分かれば大満足。5割でもそれ以下でもいいでしょう。
対応する数学の範囲・・・「比例」とか「対数(log)」ですか。
対数の意味などが不明であれば、個別に復習しておくのもいいでしょう。
でも、それら細部はこの講義の本質というより枝葉末節のことなのです。
この章なら「心理学史」「研究法の特徴」など全体的にアバウトに学習しましょう。

2回目:
独立変数、従属変数、剰余変数などの言葉が出てきますが、
そういう概念は「この章の中で」学習すべきことです。
それが勉強。それをやる気が無いのなら、今すぐ挫折でOK。
「この教材の中の、この説明だけで」ではないので、念のため。
教材を読んでも分からないときに、
自分の過去や現在に自信を無くすのではなく、その代わりに、
「印刷教材だけでは(自分には)説明が足りていない」と考え、
すぐに個々にネットなどで調べるべきなのです。
そうやって地道に「学び直す」「新たに学ぶ」のが学習なのであり、
ラクな「数学学び直し学習法」がどこかにあるわけではないのです。

教材には、実際かなり応用的な概念もチラホラ出てきています。
調べても「これはやっぱり大変そうだ」と思ったことは飛ばせばいいのです。
「理解できないことがある⇒こりゃだめだ」と考えるのではなく、
「ちょっと理解できた⇒よし⇒もうちょっと理解できた⇒さらに、よし」と
マイナス面ではなくプラス面に着目し、
どうしても難しそうなところはパスするようにし、
どんどんと(無理にでも)前進していき、一旦終えることが大切。
「2度目、3度目で始めてわかった」なんてことも多いものです。
2度目、3度目でも分からないことは、貴方には重要でないことです。

講義の後のほうになるにつれ、徐々に易しくなってきますので、
前のほうをやっただけで挫折しては、それは損です。
「分からなかったことは飛ばし、まずは一通りやり通す」
ことを目標にしてください。方向転換するかどうかはその後です。
試験では、ガッカリするくらい難しいことは問われません(内緒)。

3回目:
数学ではありません。しいていえば「情報」っぽいですが。
「記憶には、短期記憶と長期記憶がある」みたいな話です。
頭の中のことをモデルにしてみるのは、面白いとは思いませんか?
かなり理解の難しい(というより説明不足の)理論も出てきますが、
そういうのは、結局他の人もあまりわからないのです(超説明不足)。
雰囲気だけを何となく感じておき、あとはさっと流しましょう。
試験でも細かいとこはびっくりするくらい問われません(嘘かも!?)。
教材と自分の相性が悪い部分に振り回されていても仕方がありません。
学習効果のある部分を一つでも二つでも勉強すればいいのです。

4、5回目:
アンケートや心理テスト『みたいなもの』(←強調)の話
ほぼ数学無しで済んでいる話ですが、統計用語も少し出てきます。
分からないものは個別に意味を調べていけば済む問題です。
少々混じっている難しめの言葉は、やはり飛ばせばOKです。

6回目~15回目まで(講義内容の大部分):
ぱっと見ればわかりますが、ほとんど数式などは出てきません、
難しい数学的概念や統計用語もあまりなく、
たまに表やグラフに数字が書いてあるくらいです。
文章を理解できるかという問題です。
「わかりきったことを逆質問すると相手がキレる話」とか、
「頭では分かっているゴミ分別を住民がなかなかやらない話」など。
それでも、「理解できないので、義務教育の国語を復習します」
「読書の修行の後、心理学をやります」ってまさか言いませんよね?

一方、「計量心理学」のほうですが、
「普通の人にはとっつきにくいもの」というもっぱらの噂があります。
これを履修しようとするよりも、
基礎科目の「身近な統計」を履修し、さらに「統計学」をとって、
心理学に必要とされている統計の基礎固めをするとよいでしょう。
(「心理学に必要な数学」を真剣に学習する気があるのならば)
もしも、「心理学研究法」「身近な統計」「統計学」と履修すれば、
認定心理士資格のb領域の単位が満たされます。

その道も決して楽ではありません。地道な努力が必要です。
ある学期の試験が不合格でも次学期に再試験が受けられるので、
1科目1年がかりでやるようなつもりでもよいでしょう。
今までにない能力を開発していき、新しい自分を作っていく学習とは
そのように常に地道で、時折楽しく、たまに行き詰まって苦しいもの。

「やり直し」(もしくは「積み重ね」)が必要だと感じたら、
それらのことを「心理学」や「放送大学」の枠の中でやるのが賢明です。
そのために、基礎科目や難易度の低い科目も用意されているのです。
その枠から外に出ようとするのは、結果的な逃避になりかねません。
大事なことは、「もっともらしい言い訳をして、
今向き合っていることから遠ざかっていかないこと」です。
今までそのような経験のあった人ならば、厳に注意が必要です。

「そんなアドバイスは筋違いだ」「自分はそんなじゃない」
という反論が生まれたかもしれません。
私も未だ修行中の学生です。ためにならない大半のマイナス部分ではなく、
ちょっとはあるかもしれないプラス部分を役立てていただければ幸いです。
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心理学の教員で、放送大学の科目にも関わりがあります。


こういうサイトですから、これ以上の身分は明かしませんが、他の方が回答していらっしゃるように、ひとつは、お近くの学習センターへ行かれ、スクーリング(面接授業)の機会を利用して、ご質問になることがよろしいかと思います。
放送大学の専任教員が、各科目について、相談に応じるシステムになっているはずです。

もうひとつは、これも他の皆様がお書きですが、計量心理学も、心理学研究法もとくに高度の数学的内容を必要とはしていません。
用いられている言葉・概念が、○○関数などと書かれているので、それで引いてしまっていらっしゃるのではないでしょうか。
テキストをお持ちであれば、落ち着いてまずはざっと目をとおし、その後できれば、心理学辞典なども調べながらお読みになり、放送を聴取されることをお勧めします。
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放送大学で心理学を勉強したものですが・・・。



心理学研究法は海保先生のですか?
確かにいきなり精神物理学的関数って・・・って感じですが(笑)、数字や数式にとらわれずに読むとおもしろい教科だったと思います。
テストもそんなに難しくなかった記憶が・・・。
計量心理学もしかり。
放送大学の心理学系の教科で数学そのものの力が問われることはないと思います。

質問者さんの学習センターには心理系の客員教授はいらっしゃいませんか。一度直接相談に行かれると、今後の学習の進め方にも役に立つと思います。
私は大学院進学を目指しているので、心理統計は絶対やっとかなきゃダメと客員教授に言われました。なので、放送大学の統計関係の授業(放送&面接)+ミネルヴァ書店から出ている「よくわかる心理統計」で勉強しました。
統計の極意!?は到底理解できていませんが(笑)、これぐらいの学習で一応卒業研究で自分が使う分と論文を読むのに必要な程度は身についたような気がします。

放送大学は学習センターに行かなくても勉強できますが、私のお薦めはとにかくできるだけ多くの客員教授と懇意にすることです。
心理系の先生でなくても、統計の質問などはできると思いますし、何かと親身に相談にのってくださいますよ!
がんばってくださいね!
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高校数学に関する参考書などを復習する必要は特にないでしょう(もちろん、やればそれに越したことはないのですが)。



基本的な内容(検定統計量などの計算とか)ならば、シグマ(和記号)の意味が分かっていれば、教科書の大体の公式は読めます。それから分布の勉強をするときには、積分が必要ですが計算できる必要はないので、積分は面積を計算するということを理解すること。あとは行列計算の仕組みが分かっていればほぼOKでしょう。

できるだけコンピュータを使って勉強しましょう。そのためにはExcelやSPSS(PASW)とかではなくて、RやMaximaのような行列計算に優れたソフトを使うことです。
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放送大学ではなく普通の某大学で心理学を専攻していた者です。


私の感覚では算数と中学数学と、大学で教わる特殊な心理学の計算概念でいけたように思います。
あとはエクセルや心理学の統計ソフトがなんとかしてくれました。どちらかというと、数学ではなく結果のデータ化やパソコンソフトの使用法やコンピュータ言語などを覚えられたほうが断然役に立ちます。

私がお世話になったソフトは、エクセルとSPSSです。
スター(http://www.kisnet.or.jp/nappa/software/star/)というのもありますが、個人的にはあまり使い勝手はよくなかったです。パソコンに詳しい友人はそんなことはないと言っていましたが…私はあまりPC言語に強くなかったもので。

心理統計分野は高校数学とは異なるものです。
数字そのものに弱いあるいは数字を見るのも嫌だというくらい抵抗がない限り、あまり数学が必要という思いにとらわれず、新しい分野を学ぶつもりで勉強されるといいですよ。大きな書店(ジュ○ク堂など)に行けば心理学コーナーがあり、そこに参考書はたくさんあります。あとは大きめの大学(←心理学科のある)にこっそり潜り込んで、大学内の書店で探してもいいと思います。
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「計量心理学、心理学研究法」にでてくる数学とは、統計学でしょうか?用語でも、式でも、なんでもいいです。

ヒントをください。
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