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ともに質量mの物体A、Bが水平でなめらかな面の上に糸でつながれて
置かれている。 物体Aに一定の大きさの力Fを加えて引っ張るとき、
1、物体A(およびB)の加速度の大きさはいくらか
2、物体AとBをつないでいる糸の張力の大きさはいくらか

という問題で、受ける力の向きがどうしてこうなるのかわかりません。
 B    A
 □→←□ー→F
右方向に引っ張られるのであれば、Bも右に引っ張られる
はずではないのでしょうか。
AB間において、どうして矢印がちょうど半分の大きさで、
右と左に分かれるのでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

三たび登場。



>>>
>Bにかかる(水平方向の)力は、糸の張力だけです。
>糸は、自分自身では張力を発生させることができない。
>糸の端を引っ張ってくれる人(物)がいるから、ぴんと張る、つまり、張力が発生する。
という部分です。
これって、「人物が物体を引っ張る力F」と「物体Bにかかる糸の張力」は
別物だから物体Bに着目した図が間違っているということなのでしょうか?


Fは糸の張力に間接的にかかわってはいますが、Bに触っているものは、なめらかな面のほかには糸しかないので、Bにかかる水平方向の力は糸の張力だけである、ということになります。
万有引力とか電気・磁気の力は、離れていても力を及ぼすことができますが、この問題は、そういうこととは無関係ですので、Bにかかる水平方向の力は糸の張力だけです。
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この回答へのお礼

何度もおつきあい下さり、ありがとうございます。
ずっとわだかまりとして残ってた部分がわかるように
なれました。物体Bに着目すればかかわってるのが糸の
張力のみというのはほんと単純なことですよね。
なんで気付かなかったんだろう。
こんな些細なことでもご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2008/02/21 22:10

再び登場。



>>>
でも、張力を矢印を半分ずつで表示するのはどうしてなのでしょうか。

それは、Bにかかる張力の矢印とAにかかる張力の矢印とが、重なって見づらくならないように、矢印を描いた人が配慮しているからです。
ただし、張力の半分ではなく、「Fの半分」の長さというのであれば、この問題の場合は正解です。


>>>
物体Aに着目すると・・・
 B    A
 □--←□--→F
物体Bに着目すると・・・
 B    A
 □→--□--→F


物体Bのほうが間違っています。
正しくは、
 B    A
 □→--□--
です。
前回回答の
「Bにかかる(水平方向の)力は、糸の張力だけです。
 Bは、糸の張力によって右側に加速度を持った運動をします。」
は、そのことを言っています。


>>>
物体Bは引っ張られて右矢印になってるということですよね。
物体Aの左矢印は?というと、やっぱりわかりません。
なぜ左向きに働くのでしょうか。

そうですね。
それは、高校で物理を習うとき、一度はぶつかる壁だと思います。
私も、かつて、ぶつかりました。
こう考えてみてください。

糸は、自分自身では張力を発生させることができない。
糸の端を引っ張ってくれる人(物)がいるから、ぴんと張る、つまり、張力が発生する。
ただし、片側だけ引っ張っても、当然、ぴんと張ることができない。
両側から同じ大きさの力(ただし向きは逆)で引っ張られることによって、ぴんと張り、張力が発生する。

この回答への補足

何度もありがとうございます。
わからないポイントをうまく汲み取って下さったおかげで
物体Aの左矢印について理解することができました。

物体Bを着目する図が間違っているという指摘で、新たな発見もできたのですが、

>Bにかかる(水平方向の)力は、糸の張力だけです。

>糸は、自分自身では張力を発生させることができない。

>糸の端を引っ張ってくれる人(物)がいるから、ぴんと張る、つまり、張力が発生する。

という部分です。
これって、「人物が物体を引っ張る力F」と「物体Bにかかる糸の張力」は
別物だから物体Bに着目した図が間違っているということなのでしょうか?

補足日時:2008/02/21 13:56
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はじめまして




F=maを頭の片隅から離さず考えてください。

まず、外力Fは物体A,B両方で2mの物体を引っ張っています。
外力Fにとっては、間の糸は関係なく
BA
□□-→F
の状態と同じです。
F=2maになります

一方で、AB間の糸は物体Bだけを引っ張ればよいので、Fの半分の力になります。
B  A
□→f□-→F
f=ma
です。


----------------------------------------
物体Aに着目すると、働く力は
  A
f←□-→F
となります。
(1)F-f=ma

また、物体Bに着目するとと、働く力は

□→f
となります。
(2)f=ma

(1)と(2)の連立方程式を解けば、F=2f(f=1/2F)となります。

----------------------------------------
なぜ物体Aには左向きの力(f←)が働いているかというと、物体Aは物体Bを左向きに(→f)で引っ張っているからです。他の何かを引っ張ったらその分引っ張られる、他の何かを押したらその分押されます。
…作用・反作用の法則です。

----------------------------------------
>一本の糸にも生じるということなのでしょうか。
はい、一本の糸にも生じています。もっと言えば一本の糸における各点でも生じています。
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この回答へのお礼

なるほどです。
作用・反作用というのはずっと物体Aの上に物体Bが乗っている
ときだけと思っていました。
糸にも生じるとは思ってもみなかったので、ご回答がいただけて
安心できました。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/21 14:17

> 右方向に引っ張られるのであれば、Bも右に引っ張られる


> はずではないのでしょうか。

図を見るかぎり、右に引っ張られているように見えます。

>  B    A
>  □→←□ー→F

物体Bに働いている力は


□→

の右矢印だけです。
この矢印の大きさを1とすると、物体Bには右方向に1の力がかかっているということになります。
物体Aに働いている力は

 A
←□ー→F

の、左矢印と右矢印の二つです。
左矢印の大きさは1、右矢印の大きさは2です。
逆向きの力は互いに打ち消しあいます。
結局物体Aは右方向に1の力がかかることになります。

質量が同じ物体A、物体Bの両方に同じ向き・大きさの力がかかるので、
両方とも同じ加速度となります。

> AB間において、どうして矢印がちょうど半分の大きさで、
> 右と左に分かれるのでしょうか。

右・左に分かれるのは作用反作用の法則です。
AB間の矢印の大きさがFの半分になったのはたまたまです。
AとBの質量が等しければちょうど半分になりますが、
そうでなければFの半分になりません。

この回答への補足

なんとな~くわかってきました。
作用・反作用というのは、物体Aの上に物体Bが
あるときだけに生じるのではなく、一本の糸にも
生じるということなのでしょうか。

補足日時:2008/02/21 03:47
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こんばんは。



>>>AB間において、どうして矢印がちょうど半分の大きさで、
>>>右と左に分かれるのでしょうか。

それは、図の解釈を全く間違えています。

Bの右側にある → の絶対値は、糸の張力100%です。("半分"ではありません。)
Bにかかる(水平方向の)力は、糸の張力だけです。
Bは、糸の張力によって右側に加速度を持った運動をします。

また、Aの左側にある ← の絶対値も、糸の張力100%です。("半分"ではありません。)
Aは、右側の -→ と、左側の ← とのバランスが崩れているので、右側に加速度を持った運動をします。

この回答への補足

半分ではないというのはどうしてでしょうか?
図の矢印の大きさから半分の力でと考えてはならない
ということですよね?
でも、張力を矢印を半分ずつで表示するのはどうしてなのでしょうか。
物体Aに着目すると・・・
 B    A
 □--←□--→F
物体Bに着目すると・・・
 B    A
 □→--□--→F

物体Bは引っ張られて右矢印になってるということですよね。
物体Aの左矢印は?というと、やっぱりわかりません。
なぜ左向きに働くのでしょうか。

補足日時:2008/02/21 03:31
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