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材料を勉強しています。
SUS材の材料名の末尾に「L」がつくものは炭素量が少ないいわゆる
ローカーボン材と認識しているのですが、これは削りやすさを向上させる
ものと考えてよいですか?

あと、この「L」が末尾につくと鉛を含み、被削性は非常に良好となる。
などといった記述を見ます。
ローカーボンの「L」以外の意味もあるのでしょうか?それとも
ローカーボン材には鉛が必ず含まれるという意味なのでしょうか?
このあたりの事を教えて下さい。

A 回答 (2件)

SUSでの末尾の「L」は、仰るとおり「Low Carbon(低炭素)」の略だと思います。


http://www.mizumoto-mm.co.jp/chain_j/CH01-1_.html

一方、No.1の方も触れられている快削鋼(SUM)では、「Lead(鉛)」の略としての「L」が
末尾につけられているようです。
(つまり、SUMとSUSとではそれぞれ別の意味で、同じ「L」の略号が使われている、と)
http://www.coguchi.com/data_s/tokusyu/tokusyu1/
(ページ表示後、キーボードのCtrlキー+Fキーを押して、「SUM22L」で検索すると
 該当鋼の成分が見られます。SUM22LとSUM24Lの「その他」の列に、それぞれ
 「Pb0.10~0.35」の記述があります)


『「L」が末尾につくと鉛を含み、被削性は非常に良好となる』との記述がされていた
ものを、確認してみてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

>SUMとSUSとではそれぞれ別の意味で、同じ「L」の略号が使われている
なるほど、すっきりしました。
とある材料屋が提出してきたSUS材のミルシートで材料名末尾に「L」を
つけてきたもので、はて?焼きをいれてHRC55を出すものに、
「L」ローカーボン??と疑問だったんです。
その材料には鉛が含まれていましたので、その「L」だったんですね。
となると、SUS材なのに末尾に鉛を表す「L」をつけてきたのは材料屋のミスなのかな?とも思います。問い合わせしてみますね。
詳しく回答頂き、ありがとうございました。

お礼日時:2008/03/02 00:41

詳しくないのですが、手元の資料から分かる範囲で・・・。



>「L」付きはローカーボン材か
SUS304L、316L、316J1L、317LにおいてCは0.03以下と他に比べてかなり低いので仰る通りかと。

>ローカーボン材は削り易いか
切削性についてはよくわかりませんでした。話はズレますが、粒界腐食を防止するために炭素量を減らすという手法がとられることもあるそうです。

>この「L」が末尾につくと鉛を含むか
上記ステンレスの化学成分表にはPbの項目はありませんでした。

>鉛を含む場合の被削性
所謂「快削鋼」はS、P、Pbを加えることで切削性を向上させたものだそうなので関係はあるのかもしれませんが、SUS材に当てはまるのかはわかりませんでした。

あまりお役に立てませんでしたm(__)m。
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この回答へのお礼

いろいろと調べてくださってありがとうございました。
粒界腐食防止ですか、勉強になりました。

お礼日時:2008/03/02 00:33

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