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次世代エンジンとして本命とされている燃料電池。
地球上にほぼ無限にある「水素」と「酸素」を反応させて、電気を発生させるわけで、排出するのは水だけなので無公害である。だから電気自動車の
動力源になると各自動車メーカーが力をいれているが・・・・
たしかに排出物は水だけでクリーンではあるが、そのかわり空気中の酸素を
消費することになります。
ただでさえ自然破壊が進み、緑が減ったために酸素量が減少し、二酸化炭素量が増えています。(植物が光合成によって二酸化炭素を酸素に変換する)
二酸化炭素の増幅も温暖化の原因の一つであります。
ただでさえ酸素量が減少してきているのに、その酸素を消費する燃料電池は
はたして環境に良いと言えるのか?疑問です。

A 回答 (5件)

Q/酸素量が減少してきているのに、その酸素を消費する燃料電池ははたして環境に良いと言えるのか?



A/まず、酸素量はあまり減少してませんね。問題なのは固定された炭素を燃焼させ空気中に気化させることです。近年森林伐採が問題になっています。多くの方は、これは酸素の発生量を減らすと考えていますが、本当の意味はそれではなく、二酸化炭素(炭素系の気体)を増やすからです。植物の体(木の幹)には20年も立てば、大量の炭素を幹の中に固定します。簡単に言えば二酸化炭素の元となるC(炭素)原子を木の中に取り込むのです。

これによって、二酸化炭素を減らしたり、一定に保つ効果があるのです。光合成ももちろんしますが、光合成は他の植物でもできますからね。木の役割はそれよりも炭素を固定することにあり、伐採し木を焼いてしまうと木の中の炭素は二酸化炭素や一酸化炭素などになります。(建物などに使えば固定されたままであるため、悪くはない。森にそのまま残せばもっとよい)
そこが、木を切らないことの利点です。

さて、ここで木とは別に炭素を固定して空気中の二酸化炭素などの物質を減らす物があります。それは何でしょうか?

それは、石油です。これを燃焼させると灰(炭素化合物)と二酸化炭素が発生します。他にも石炭や天然ガスもそうです。これらを化石燃料といい、古代の炭酸ガスや地球誕生当時からの炭素系物質を固定した物とされます。

では、今の自動車のエンジンはどうでしょうか?

燃料はガソリン(石油系燃料)です。固定されていた炭素を燃焼によって二酸化炭素に変換します。莫大なエネルギーと引き替えに、灰と二酸化炭素や一酸化炭素を排出するのです。さらに、燃焼に酸素を用いる。

では、燃料電池はどうでしょうかね。
場合によっては水が増えることになるでしょうけど、二酸化炭素を増やすことや固定された二酸化炭素や炭素化合物を空気中に逃がすことはないです。ちなみに、これは無公害車ではなく厳密には低公害車ですね。まあ、無公害であるというのを売り文句にしたいところもあるようですけど。無公害ではないです。

無公害の自動車はどう頑張っても100%の物は作れないでしょう。人間が100%ミスしないわけではないですしね。
公害は環境だけではないですからね。また、これにも、たくさんの人が一度に使うようになれば今は想定できない新たな問題が発生する恐れもありますからね。もちろん、酸素量が減るというのも、絶対に100%あり得ないとは言えないですからね。

まあ、車には乗らないのが一番ですかね。乗るときには定員一杯に乗るなどの、心がけの方が、技術より大事かも知れませんね。技術を生かすも殺すもそれぞれの生活態度にあるのも事実ですからね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/18 01:06

化石燃料(石油)を使う現在の内燃機関は二酸化炭素、及び窒素酸化物、一酸化炭素


を放出しています。(ご存知かと思いますが酸素も消費してますョ)
それに比較したら・・・、というレベルの問題かと思います。

本当に環境の事考えたら若干生活レベルを落とす必要が有るかと思いますけど・・・。
通勤も徒歩や自転車、公共交通機関等のみ使用とか・・・。
(公共交通機関も効率が良いと言うだけで実際は排出してる訳ナンですけど・・)

環境云々で新しい技術を生み出すのは良い事かと思いますが、既存の物を生かす
事も必要かと思います。
今まで使用してた車の処分と新しい車の生産に一体どれだけ環境を破壊してるか?
というのを日本人は見過ごしてるように思います。
また新しい基準にそぐわないという事で特定地域で旧車が乗れなくなりましたが
特定地域外で登録し特定地域内に乗り入れる行為は「自分の庭さえ良ければE!」
という考えのような気がしてなりません。
今現在日本で乗れなくなりつつある旧車を東南アジア圏に輸出している事も
本末転倒のような気がします。

「フロンR12がオゾン層に影響を与える」という事実が判ったのにも関わらず
生産許可年ギリギリまで新車に採用生産していた日本メーカーがそれ程考えてる
とは思えず単なる売れる為の口実のような気さえします。
欧州車は既存車のR12エアコンシステムから実費にてR134システムへの
変換サービスを実施していた事実を考慮するとそのように感じてしまいますョ

個人レベルで出来る事(天気の良い日の近くの買い物は徒歩や自転車とか使い捨て
を避ける)も必要のように思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/18 01:05

> そのかわり空気中の酸素を消費することになります。


今のエンジンも石油を燃やし(=酸化させ)て走ってるんですよ。
いいかえればガソリン(経由)と酸素を反応させてます。
なので燃料電池に変わったからといって
酸素消費量が増えるわけではないと思うのですが?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/18 01:05

疑問点が2点あります.



地球大気中の酸素量が減少しているとは,実測に基くものでしょうか?
地球での二酸化炭素→酸素の光合成産物は,その多くが海中などの
「植物プランクトン」によるものです.
また,二酸化炭素量が増えれば海に溶け込み,安定を保ちます.
近年の観測開始からの二酸化炭素量の増分の原因はまだ人間の活動によるもの
とは結論付けられていないもので,もしかしたら惑星の経年周期によるもので
あると言う可能性も否定できません.
また,地球大気に一番悪影響を及ぼしているのは,実は家畜動物の排出するガスだと
言う可能性も指摘されています.
しかしどれにせよ,二酸化炭素やメタンの増加の増加が見られるからと言って,
イコール,酸素量が減少,と言い切ることは疑問です.

また燃料電池はその酸化・還元反応で吸収し排出する酸素量は,
2H2+O2→2H2O
2H2O→2H2+O2
の化学式が示す通り,収支同じものです.
水は植物(プランクトンを含む)により光合成で酸素として再び大気中に出て来ます.

しかしまぁ人間はみな,必ず環境に悪影響を与えているものではあります.
環境に良いものとは,恐らくなきに等しい,しかし可能な限り環境に優しい
生活に向けて考えなければならないこの時期,ガソリンや軽油をがんがん燃やす
ことよりも,燃料電池は上記の通り,通常の植物サイクルに組み込まれやすいので,
環境に優しいと私は思います.
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/18 01:04

誤解されているようです。


自然破壊が進んでいるのは事実ですが酸素量はほとんど減っていませんよ。二酸化炭素が増えているのは植物が減ったからではなく化石燃料の燃焼で今まで以上に二酸化炭素が発生しているからです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/18 01:03

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