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抽象的な質問で恐縮ですが、現在の自衛隊の戦力は国際的にはどの程度のものなのでしょうか?

条件・ものさしによって評価はガラッと変わると思いますが、何らかの客観的な指標をお示し頂けたら幸いです。

また、我が国にとっての適切な防衛力とはどの程度のものであるべきなのか、皆様のご見解も併せてお聞かせ頂けないでしょうか。

A 回答 (14件中1~10件)

 空軍力は、空中早期警戒管制機から作戦誘導を受けられる航空自衛隊は、受けられない中国、韓国、北朝鮮の参加国の空軍に圧勝可能です。


これは、ミサイルを発射する機会を相手に与えないからで、ファントムが旧型であっても、ミサイル発射機として役立つところに、醍醐味があります。
 海軍は、遠距離作戦を行う能力と上記航空自衛隊に支援される海上自衛隊が圧倒的に有利ですが、潜水艦が原子力で無いので、シーレン防衛線で、中国に敗退する可能性があると思います。この場合、日本の国防は危機的状況になります。
 陸上自衛隊は、優秀な戦車を有していますが、いわゆる陣地を作成困難な現状では、制空権を奪取された場合、殲滅される可能性が高いと思います。
 しかし、結局、(1)予備役による戦力補充の有無と、(2)政治的に迅速に戦争を行うことが出来るがもっとも重要です。そのため、私は、今の日本は、アジア最弱の戦力であり、日米安保条約なしでは、独立は維持できないと思います。あの大国ロシアですら、赤石大佐の騒乱工作によるロシア革命によって、小国日本に負けることになったのですから。日米安保なしでは、中国や、北朝鮮による政治的な騒乱によって、日本の政治ががたがたになり、戦争どころでなくなり、戦力を有したまま敗北、占領されるでしょう。
 この辺の議論すら出来ないので、日本は平和ボケといわれるのです。
ですから、(1)愛国心や国民としての国への義務の必要性と、それによってもたらされる(2)国家による教育、福祉の国民への提供義務を、教育し、本来の国民を育てていくことが、適切な防衛力を育てる第一歩と思います。
 自衛隊を作った旧軍人は、本当の国民が育ったときに、すぐに役立つ軍になるよう、組織作り、装備の仕方などのノウハウを、今の自衛隊に残してくれていますから、一見、自衛隊は強いように見えますが、今の荒廃した教育を続けていくのであれば、戦争そのものが出来ません。
 つまり、自衛戦争が出来るようにきちんと教育することが大事と私は思います。
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空自ですが、まだ第4世代といわれる、F-15Jが現役というのは


すでに第5世代の導入を始めたイギリスやアメリカに比べると劣っていますが

中国の最新鋭J-10は第4世代、韓国も最近F-15のE型を購入したのでそこまで劣ってるとは言えません。

東アジアにおいては、強くはないですが、下手に強いと周りとの関係をいい状態で維持する事が難しいので、今のままで丁度言いかと。

また、F-4EJとF-15Jの代わりとして

・F-22A
・F-18
・F-15Eの日本向けに改良を加えた物
・タイフーン
・ラファール

などが現在あげられており、この中から、今後の主力戦闘機を配備するようです。

有力なのはF-22。ただ、アメリカがいまだ輸出を認めていないのが、ネックです。
次に有力なのが、タイフーンです。日本は一度も導入した事がない欧州機ですが
ライセンス生産が認められる可能性が高い為こちらも有力です。

またF-15CとF-22を半数づつ取り入れる構想もあります。これはコストが抑えられますので、これもなかなか有力です。

まぁどれを導入したとしても、そこまで、弱いとは思えません。

すくなくとも東アジアでの防衛には十分でしょう。
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 『日本の戦争力』という本があります。

イラク戦争に関する情報が多いですが、参考までに読まれてみてはいかがでしょうか?

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode …

 丸投げするようですが、参考までに2ちゃんねるの軍事版のまとめサイトのURLをば。

http://www21.tok2.com/home/tokorozawa/faq/index0 …


 こと軍事に関する意見をまとめ上げるには扱う情報量が多くなってしまいますので、ご自分で調べられ、判断された方が無難だと思います(そして、軍事学も科学の一分野である以上、究極的には“こと”が起こらないと結論は見えない)。

 ちなみに日本における米軍の弾薬量が馬鹿に多いのは、日本が世界最大の軍隊・アメリカ軍の弾薬庫だからです。逆に言えば、米軍だからそれだけの量を日本に備蓄している。
 自衛隊の弾薬貯蓄量は、ソースは飛びましたが世界では標準クラスのはずです。逆に言えば、防衛戦闘を行うにはそれなりに適当な量であるということです。

 極論を言えば、国際的な戦闘力の差の比較などあまり意味はなく、結局は現在想定しうる脅威に対してどれだけ対抗できる戦力とそれを支えるバックボーン(補給・資金・法的条件・国民の意識・国際環境etc)を持つか、ということなのですが、
「現在の自衛隊の戦力は国際的にはどの程度のものなのでしょうか?」
 とのご質問なので、こちらのほうに可能な範囲でお答えしたいと思います(あくまで主観ですが)。

 まずは海上自衛隊。こちらは、イギリス海軍などと共に米軍の次に位置しているとお考えください。これを損害を抑えて確実に撃破したいならアメリカ海軍の艦隊を2つ3つ引っ張って来い、くらいには。
 まぁ、西太平洋域をカバーする米海軍第7艦隊の補完部隊(攻撃力は断トツだが艦隊防衛力に難あり)というのは歴史的背景を考えれば事実でしょうか。
 東アジア圏の海軍力としては、アメリカを除外すればまずトップ。
 個人的には、軽空母があってもいいかなぁ(空母は攻撃兵器だ、ということで反発されますが空母が戦力に加わったくらいで侵略が出来るなら台湾海峡はとっくに火の海)。

 次に航空自衛隊。領域(領土・領海・領空)の広さと経済力から考えれば妥当な域にあると思います。兵器は比較的充実していますし、ソフト面も平均程度はあったのが、最近は伸び傾向にあるかと。
 紛争の危険性があり、あるいは現実に紛争を抱えている中東域の国々の平均を上回る程度の空軍力でしょうか。流石に、中東域では(これまた米軍を除いて)文句なしにトップのイスラエル程ではないかと。
 次期戦闘機は何になるんでしょうね……?

 最後に陸上自衛隊。
 陸自不要論なんてものを聞きますが、ナンセンス。陸上自衛隊に軍事上要求されるのは抑止力です。「陸上時3倍の法則」というのを聞かれたことはありませんか? 根拠は薄いらしいですが、感覚的に分かりやすいですし、言わんとすること自体はある程度正しいと思うので、これを例に挙げさせていただきます。
 単純に人数で考えますが、陸自の兵数が16万、これに打ち勝って上陸するには上記の法則からすれば48万以上の兵力を投入しなければならないことになります(あくまで単純化のための思考です)。海自と戦って、空自と戦ってやっと防衛線を突破して状態で、あと48万人戦力を投入する、というのは現実的には無理です。
 閑話休題。
 陸自の戦力、というと、フランス陸軍と同等あたりかなぁ、というのが主観です。東西を他国と陸続きで接しているフランスと同等なのですから、戦力的には十分。先進国の中では平均クラス、世界的には上位15には入る……?
 とりあえず、最近はテロや工作員とどう戦うか、というような体制に移行中。


 あくまで主観を述べさせていただきましたが、以上のような回答でよろしいでしょうか?
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再度登場します。

ANo.7です。

>もう、ファントムは、現役引退すべき状況にありとだけは、お伝えしたかったです。
 残存機も2008年度で退役を開始する予定だったんすが…。(多少は遅れる様です。)しかし、いったい何機がアラート任務就ける程の機体寿命があるのでしょうか、実は私もよくわかりません…。(残存機から痛みが少ない部品を集めて、整備するという共食いが始まっていると聞きました。)

 あと、ファントムの名誉の為に言いますが、現在残っているファントムはアビオニクスを換装(F-16初期型クラス)したものです。

>空自で3~5回の空戦、海自で3~5回の会戦しか出きない様です
 備蓄がこの程度なのは、理解していますが、現存する空自、海自の戦力で3~5回も会戦をやったら、米軍以外は壊滅状態(全機が戦闘に参加する訳ではないとしても)ですよ…。
 数千発を超えるミサイル(戦闘機400機×8発前後の搭載ミサイル)が敵に向かう事になるのですから。
 海自の新しい護衛艦だと、一隻で数十発もミサイル搭載してますし…。あたご型はMk41 VLSが96セルですから最大96発も…。(将来搭載予定のESSMなどは1セルに4発も搭載できます。)
 
>AWACSのサポートも、実践配備を考えるとローテーション上、後2機は、ほしいですよね
探知距離が560kmに達し、2千以上の目標を識別できるE-2Cが13機(しかも全機Hawkeye2000へバージョンアップ予定)もいるのに、それは贅沢としか…。
 あと、専守防衛を守っていれば、レーダー網のお陰で常に航空管制を受けられます。(レーダーを破壊されても、空・陸の移動レーダや海自の護衛艦などでバックアップできます。どちらかと言うと日本のAWACS等は、この種のレーダー網の穴を瞬時に埋めるという目的に使われそうです…。余力があれば、日本海や東シナ海に進出し当該敵国の上空まで、航空管制を実施するかもしれませんが。)

>イージスも米軍と連動して、ようやく能力を発揮するようですし
 日本で建造(こんごう型では一部イージス機能にも手を入れています)されたのに、なぜ米軍がいなければ能力が発揮できない仰るのですか?
 対艦ミサイルは90式艦対艦誘導弾(ハープンと代替可能な様に設計)がありますし、対空ミサイルは99式空対空誘導弾の改良による艦対空ミサイルの開発計画も有りましたし。米軍いなければ戦力を発揮できなくなる理由など無いと思いますが。(アクティブ・フェーズドアレイレーダーの航空機採用に至っては日本が最初なくらいですし…。)
 自前で開発の汎用護衛艦に、艦隊防空能力(ミニイージスシステム)を付与しようという段階(将来的には主要な艦が皆、準イージス艦)で現イージス艦のみを特別視するのは…。

 ちなみに、他国(ロシア)の協力がないと戦力を耗失しやすいということであれば、中国や北朝鮮など日本以上に悲惨です。(ロシア製のエンジンの寿命は異常に短いので、交換部品を買い続けないとあっという間に鉄屑に。中国は克服の為に努力はしている様ですが…。)

 お陰でエリート部隊しか満足な訓練ができません。全パイロットに空自並の百数十時間の飛行をさせたら、毎年全ての機体のエンジンを交換する羽目になります。(空自のスクランブル飛行など日常茶飯事過ぎて話題にすらなりません。19年度上半期で166回だそうです。)

 ちなみにエリート部隊なら空自の飛行教導団を持ち出さないと…。T-4でF-15に勝利してしまうという化け物集団(現在はF-15DJを使用)でした。

>軍事機器販売デモンストレーション(ロシアの戦闘機、北ヨーロッパの戦闘機がデモ飛行してますね)
 ロシア製はともかく、ヨーロッパ製はここまで頑張っても、あまり売れませんね。F-35は数千機も売れる予定なのに…。

>なお、参考意見を言うのは、自由でしょ。自信ありで、言ってる訳でもないし、敵対視することは、ないとおもわれます。そういう考えの人も居るんだと理解されればどうでしょうか?
 言葉遣いに角がある事は陳謝しますが、内容に関しては…。
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実際の戦力:実戦を想定した場合は、


 ・空自で3~5回の空戦、海自で3~5回の会戦しか出きない様です
  理由は、弾薬のストックがそれしかないのと、すぐに生産・補給できない為です
 ・自衛隊の継戦能力は、あくまで米軍が参戦するまでで、単独で戦える戦力(弾薬面で)は持っていません、
  あくまで米軍が出て来るまでの繋ぎの戦力です

 (米国は、広島に3箇所(自衛隊の保有全弾薬量を上まる)、佐世保(第7艦隊の弾薬庫)、沖縄嘉手納(米軍最大の弾薬庫)に弾薬庫を日本国内に保有しています)
自衛隊の、弾薬の保有量は、防衛機密ですから国会の場でも回答はされていませんが、毎年の装備調達金額・単価から数量は推察されます
一般的に弾薬の使用期限は10年相当の様です
参考:防衛省施設装備本部資料
http://www.epco.mod.go.jp/supply/jisseki/18jisse …
参考:部品調達内容
http://www.epco.mod.go.jp/supply/jisseki/rakusat …
上記に86式20mm機関砲(護衛艦のファランクス)用として徹甲弾薬包11600万が予定されていますが、数量は未記載です
また、ミサイル等に関しては記載はされていません



 
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防衛白書と軍事研究誌>>>>これは、かなり個別の装備については、詳しいので、マニア的かも知れませんが、実際に、2年に1度、韓国で、行われる、軍事機器販売デモンストレーション(ロシアの戦闘機、北ヨーロッパの戦闘機がデモ飛行してますね)や、今、問題になっている、ラサ空港の中国機のスクランブル飛行(実際、毎日のように、訓練していて、民間飛行機が空港閉鎖で飛べません)、ベトナム、ホーティミン空港のスクランブル飛行を現地で、見てみて、ここ数年、ものすごい近代化してきていることは、事実(結構、ロシア、フランス製の戦闘飛行機が常駐してますし、飛行場が、数年前の数倍の広さになりました)と思う。

言葉の端を捕まえて、3分の2が改良前F15で、3分の1がファントムで、量が多いからファントムは、主力ではない。との話ですが、いつ起こるか解らない緊急事態に、一部の最新鋭装備で比較するのか、実践配備されてるい1番古い装備を何とか考えるか。というのは、もう、ファントムは、現役引退すべき状況にありとだけは、お伝えしたかったです。なお、イージスも米軍と連動して、ようやく能力を発揮するようですし(この辺の詳しい本当のことは、未知です。白書の文字を素直に理解して良いものか)

あくまで、白書は、日本人向けですから。。細かい数量や型式の指摘は、ご指摘のとおりと思います。わたしは、その手のマニアでは、ありませんからね。ただ、ファントムだけは、早く引退してほしい。限界ですよ。
AWACSのサポートも、実践配備を考えるとローテーション上、後2機は、ほしいですよね。故障、整備を考えたら、ぎりぎりの配備機数でしょ。結局、不足分は、米国頼りですから、米国なしでの日本のみの独立した防衛能力は、まだまだでしょう。

日米安保がベースにあることは、事実でしょうね。
なお、参考意見を言うのは、自由でしょ。自信ありで、言ってる訳でもないし、敵対視することは、ないとおもわれます。そういう考えの人も居るんだと理解されればどうでしょうか?つまり、専門家の情報が、一般に如何に、伝わっていないかってことでしょう。
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私が突っ込みたかったことは大体pri_tamaさんが言って下さいましたね。


>金をかけても有効な軍備を殆ど持っていないという点では
具体例が90式戦車だけですか?つい最近公開された新戦車については全く知らないようですね。
また、日本並みの高性能艦をあの程度の費用・建造/艤装期間で就航させる能力がある国がどれだけありますか?
常時90%を越える稼働率を確保できる航空戦力を持つ国がどれだけありますか?いずれもアメリカ程度のものですね。
>空中給油機KC767が、長年のタブーを破って近々導入される予定ですが
ついさっき配備されましたね。最新情報に触れてますか?
>戦車は都市部や平地の少ない北海道以外では殆ど役に立ちません。
いいえ。戦車は市街地での対ゲリラ戦闘に効果を発揮します。米軍の中東の戦いで証明されています。戦車の役目についてもう一度調べ直しましょう。
また、貴方は軍事における「プレゼンス」の意味を勉強する必要があります。それまではお話になりません、
>また、日本の地形にあったようにとか何とか言う屁理屈をつけて,巨額の開発費をかけて純国産にしました。
地形に合わない戦車を外国から購入すれば良かったんですか?他国の戦車に油気圧サスペンションが実装されてるのってありましたっけね。
ちなみに90式の価格は外国戦車の輸出価格よりも安いですよ。ダウンスペックされたモデルを買わされることが殆どですし、それでも尚国産を否定する理由とは?
それに純国産も全くの間違いです。砲身はラインメタル社製である等ね。
>攻めて来た敵を押し戻して、相手の国に攻め込み、逆にぎゃふんと言わせられる装備がありません。
まず押し戻すどころか海上権、制空権が奪われる状況が想定できません
。それ以前に日米同盟ってご存じですか?
>また、日本のような狭い国土では核兵器を数発落とされたらお終いですが、それを抑止する力も全く有りません。
その核発射が行われる想定自体が荒唐無稽で現実性を無視した極論です。そういうのを「詭弁」と言いますね。
そもそも相互確証破壊って知ってます?核の傘とか聞いたことは?もちろんMDのことくらい知ってるよね。

とにかく無知な発言は恥をかくだけという好例になっただけでした。
boobooxやkensan39もそうだが、こういう話題に首突っ込むならせめて防衛白書と軍事研究誌くらいは読んで欲しい。

質問の回答に(やっと)入ります。軍事費を物差しとした回答が既出であり、それもたしかに事実の一端を捉えておるのですが、やはり軍事の実体を示すためには違った見方も必要です。
まず海上自衛隊についてですが、現在この戦力を破砕、あるいは打撃を与えることができるのは米軍のみです。海上自衛隊は外洋航海が可能な戦力を50隻程度も揃えており、補助艦艇も充実しています。外征型の軍隊では無いため、空母、強襲揚陸艦の類は持っておりませんが、専守防衛のドクトリン上は鉄壁と言ってもなんら問題のないレベルです。
次に航空自衛隊に関してです。空自は戦闘機にF15、F4の二機種を所有していますが、前者については確かに近代化改修前の機体が多く、後者は既に時代遅れではありますが、周辺国にはこれらに対抗しうる戦力を投入する能力が無い以上、防空もケチをつけるほどではありません。優秀なレーダー網の存在も忘れてはいけませんね。また、対艦攻撃にF2を所有していますが、対艦戦闘能力は群を抜いております。
上記の海上、航空自衛隊だけでみても、米軍以外にかなう相手はおりません。
一方で陸上自衛隊ですが、もし仮に全海自空自が留守の間に敵の戦力が大規模に上陸したという想定をした場合、継戦能力の問題から粘り強い抵抗ができずに敗北します。逆に言うとそうでもならない限り平気です。
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 幾つかの回答に明らかに間違いが…。



>航空機は未だ、主力がファントムですので、古すぎます。
 主力はF-15Jです。F-15Jは203機ですがF-4ファントムIIは、90機以下です。古く機数も少ないものを主力と言い切る理由は?(偵察機に回収された物あるのに…。)

>イージス艦も、対戦闘能力のあるのは、6隻中、1隻のみですし。
 対弾道ミサイル能力の間違いですか?あと残りのイージスも予算はもう確保されていますから、随時改良されます。

 対艦戦闘能力も各艦とも、必要十分に持っています。(ハープンや127mm54口径単装速射砲を装備)

 ただ、イージス艦の主要な目的は、ミサイルなどから艦隊を守ることです。対艦戦闘は、潜水艦(ほぼ毎年一隻ずづ製造することで、配備された潜水艦が常に最新になる様に注意されています)と、航空機(対艦ミサイル4発搭載のF-2とP-3Cそれぞれ、94機と80機)および地対艦ミサイル(陸自などが数百発所有)です。

>戦車は都市部や平地の少ない北海道以外では殆ど役に立ちません。
 上記の件で、日本よりさらに劣悪な環境である、朝鮮戦争中に現代の戦車とは比較にならない程非力なT-34等の戦車が、活躍したのに、なぜ現代の90式戦車が役に立たないと言えるのですか?(90式はT-34に機動力で劣るのですか?)
 それとも戦車を廃棄して、水田からあぜ道に登る事も難しい装輪装甲車に更新すべきだと?

 そもそも、台湾海峡を超える能力も無い中国や、最近やっとまともな揚陸艦を手に入れた韓国の為に、戦車を西日本に大量に配備しろというのは…。

>航空機も憲法の制限で他国まで飛んでいって攻撃が出来ないよう、航続距離の短いものばかりです。
 海の上を飛ばなければいけないので、ロシア(SU-27はF-15並みですが)やヨーロッパの機体より航続距離は(これらの機体は2000キロ弱です)長いです。それとも比較対照は日本に存在しない爆撃機ですか?(条件にもよりますがF-15Jは3~4000キロは飛べます。)

>攻めて来た敵を押し戻して、相手の国に攻め込み、逆にぎゃふんと言わせられる装備がありません。
 正直、アメリカ以外で日本の防衛網を突破して、着上陸しても組織的戦力を維持出来そうな国って何処ですか?全盛期のソ連でも無理だったと思いますが。(戦車揚陸艦が太平洋側には多くても数隻だった)
 まあ、空中給油機と護衛機を付けて、敵国の上で核廃棄物でもばら撒けば、相手は「ぎゃふん」でしょうね。人が数百年単位で住めなくなりますから。

 あとSu-27系列は、F-15に対抗できる機体ですが、アビオニクスの差がでるAWACSのサポート下の現代空戦では、Su-27では不利です。(初期には1目標しかロックオン出来なかった。)
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他の方も指摘されていますが、金額や装備の性能のみで単純比較出来ないのが、軍事力というものですね。


一応、参考に単純比較されたデータを引用してみます。

2007年版ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)年鑑より引用すると、、
===引用===
SIPRI 07年版 年鑑より
年の世界の軍事費が前年比実質3.6%増の1兆2040億ドル(約146兆円)

1 米国 5287(46)
2 英国 592(5)
3 フランス 531(5)
4 中国 495(4)*
5 日本 437(4)
6 ドイツ 370(3)
7 ロシア 347(3)*
8 イタリア 299(3)
9 サウジアラビア 290(3)
10 インド 239(2)
11 韓国 219(2)
12 オーストラリア 138(1)
13 カナダ 135(1)
14 ブラジル 134(1)
15 スペイン 123(1)
単位は億ドル
05年の為替レートで計算
*は推計
( )内は世界の軍事費全体に占める割合%
===以上===

もう一つ、別のデータです。
2005年のデータですが、、、

===引用===
国名 軍人数(単位:千人) GDP比


米国 1474人 3,9%

中国 2255人 3.7%

露 1037人 4.4%

仏 255人 2.6%

英 206人 2.3%

日本 240人 1.0%

独 285人 1.4%

韓国 688人 2.4%

北朝鮮 1106人 25.0%

The Military Balance 2005-2006より
http://www.iiss.org/publications/the-military-ba …
===以上===

と、なってるようです。
ただ、これらの数字は単純比較ですので、これだけでその国の軍事力を推し量ることは出来ません。
特に、日本は幾ら銃器を増やそうと、戦闘機を購入しようと、それらを扱う為の燃料を殆ど輸入に頼っています。
戦前の「ABCD包囲網」の再現ということになれば、早々に行き詰まるのは目に見えています。

また、数字というのは便利ですが、そこに現れないモノに「精神力」というのがあります。
これは、前線で戦う兵士のみでなく、国民全体も含んだモノを見なければなりません。
特に防衛という観点から見た場合、「民間防衛」というのが重要であると、清水幾太郎氏は説いています。
これは、例え戦争に参加しない民間人でも、戦争中は国民が「消極的協力」を惜しまない体制です。(軍事行動の邪魔をしない、多少の不便を我慢するなど)
そして、国家が総力戦に巻き込まれた場合を想定して(所謂「国家総動員法」的な)法律の整備などもしておかねばなりません。(もちろん、普段から安全危機管理意識を持たせるのも重要)
一応、日本も2003年に「有事法制関連法案」によって法整備ができましたが、その内容と共に、国民の意識改革はまだまだですね。長文で失礼しました。
参考になりましたら幸いです。

※蛇足ですが、先の清水幾太郎氏が1970年代に書かれた『日本よ国家たれ』という論文に「国民から信頼や敬意を持たれない組織は腐敗する」といって自衛隊批判と自衛隊否定するマスコミ・国民を批判していましたが、今、正にその通りになってますね。
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現行のF4EJ改は、1958年、つまり今から、50年前に、初飛行した、F4ファントムの改良型で、1989年、今から19年前が、構造上の最終改良で、デルタ翼の重量級戦闘機の改修は、限界にきている。

自衛隊自身、耐用年数がすでに、来ていて、隊員の安全運行に危惧すら感じている機種である。基本設計が、50年前ですので、どんなに改修しても、現行のロシアのスフォイなどとは、全く比べ物にならない旧型機種になってしまいました。F15J改の量産配備が待たれるところですが、まだ、配備されていません。F4EJ改の後継機種は、未だ正式発表は、ない状況です。現在は、F15Jが、一部、F4の代替機として、活躍しています。J型、1人乗り、DJ型、2人乗りがありますが、米国のF15と異なり、拡張性、攻撃性など、Jタイプは、かなり能力が落ちます。

なお、物価の高い日本の軍事力は、予算だけでは、比較できませんし、実践力となれば、実際に戦争をしている、米国、ロシアには、かなわないでしょう。実力が違い過ぎます。まず、弾薬や燃料の保有量が、桁違いに違います。

日本は、米国の最新鋭武器の日本版をいち早く導入することで、冷戦時代を乗り越えましたが、現在、世界にそれほどの脅威を与える能力は、日本単独では、持っていないでしょう。
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