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昔、漢文の時間によんだ中国の昔話をもう一度よみたいのですが、
タイトルと収録されている本の名前が分かりません。
教科書でなく、先生がどっかから持ってきてプリントにし、
漢文を読む練習の教材にしたものです。

あらすじは、
1)ある男が蛇を飼っていたが、飼いきれなくなり山にすてる。
2)数年後、その山で人食い蛇のうわさが立つ
3)蛇を捨てた男が山で蛇に食べられそうになるが、蛇が飼い主に気づきあいさつをする。男は「元気でよかった」と喜ぶ
4)町に戻った男はこの話をし、それを聞いた役人につかまり、死刑が確定する。
5)蛇が牢屋にやってきて、「私が助けてあげるから心配しないで」という。翌日、町が大洪水になり牢屋も崩壊。男は助かるめでたし、めでたし。

あまりの展開に、はじめは訳し間違えたのかと思いました。
多分、同じ本には同じくらい面白い話がのっていそうなので、
どうしても知りたいのです。

A 回答 (3件)

再びおはようございます。


すみません、書き方が悪かったようですね。
お探ししていた話が「担生」であるならば、原典は「広異記」だと思います。
ご紹介した話の冒頭に

そのほかには、原化記(げんかき)、朝野僉載(ちょうやせんさい)、博異記(はくいき)、伝奇、広異記(こういき)、幻異志(げんいし)などから、面白そうな話を選んで申し上げたいと存じます。

と、書いてありますので"笛師"と"担生"が「広異記」から選出された作品だと思います。

中国語がわかりませんので、中国の本はお探しするお手伝いは出来ませんが、広異記の著者は「戴孚」だそうです。
紛らわしい書き方ですみません。
御探しの本が、見つかるといいですね。

この回答への補足

>これを機会に呼んで見ます。
誤字でした、「読んでみます」です。

本当にありがとうございました。

補足日時:2008/04/03 21:33
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この回答へのお礼

またもやご回答ありがとうございます。
「広異記」を探してみます。
岡村綺堂の名前は聞いたことがありますが、
読んだことがないので、これを機会に呼んで見ます。

お礼日時:2008/04/03 21:27

面白そうな話ですね。

原典は中国のサイトで見つかりました。
http://open-lit.com/listbook.php?cid=10&gbid=151 …
○擔生と書いてあるところです。試しに、訓読してみましょう。
昔書生あり,路に小蛇に逢う,因りて収め養う。数月にして漸く大なり,書生つねに自ら之を担う,号して「担生」と曰う。其の後担(にな)い負うべからず,これを范県の東の大沢中に放つ。四十余年,其の蛇覆える舟の如し,号して「神蟒(しんぼう)」となす。人、沢中に往かば,必らず呑食さる。書生時に以って老邁(ろうまい),途に此沢畔を経(ふ),人謂って曰わく:「中に大蛇あり人を食らう,君宜しく往くことなかれ」と。時に盛冬、寒さ甚だし,書生謂(おもえ)らく、冬月は蛇、蔵(かく)れるに,此の理なし,遂に大沢を過ぎる。行くこと二十里余,忽ちに蛇ありて逐(お)う,書生なお其の形色を識り,遥かに之に謂いて曰わく:「爾(なんじ)はわが担生にあらずや?」蛇便(すなわ)ち頭を低くして,やや久しくして方に去る。回(かえ)りて范県に至る,県令その蛇を見て死せざるを問い,以って異となし,之を獄中に繋ぎ,刑、死に当たると断ず。書生私かに忿りて曰わく:「担生,汝を養うに翻(ひるがえ)りて我をして死なしめんとす,また劇ならずや!」と。その夜,蛇遂に一県を攻陥して湖となす,独(ひとり)獄のみ陥(おちい)らず,書生免(まぬ)かるをえたり。
  天宝の末,独孤暹(どっこせん)なる者,その舅、范令たり,三月三日家人と湖中に舟を泛べるに,故なくして覆没し,家人ほとんど死すること数四。
 岡本綺堂の中国怪奇小説集はたぶん現代語訳だけで原文、書き下し文はないでしょうね。 

この回答への補足

書き下し文まで作成していただきありがとうございました。

補足日時:2008/04/03 21:34
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうです!これです!
やはり「広異記」だったのですね。

お礼日時:2008/04/03 21:31

おはようございます。


面白そうな内容だったので、意地になって探してしまいました。(笑)

おそらく「広異記」の中にある「担生」かと思います。
日本の書籍は「中国怪奇小説集 岡本 綺堂 著」です。

青空文庫にありましたので、ご紹介しておきます。(下から二番目です)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000082/files/1301_ …

楽しめそうなお話を、ありがとうございました。
原本で読めるといいですね。
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この回答へのお礼

izumi044さん、こんばんわ
ご回答ありがとうございます。
たぶん、これだと思います。

URLを拝見しましたが、面白そうな話ばかりで、大変うれしいです。
岡村綺堂版のほうを本で買うともしかして、
原典が載っているかもしれないので、買ってみます。

お礼日時:2008/04/01 21:31

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