プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

サックス初めて半年くらい経ちます。それまでの音楽経験はほとんどゼロです。
簡単な曲なら出来るようになったのですが、リズムが合いません!!
先生いわく「確かに○○(←曲名)を吹いているように聞こえるんだけど、楽譜とは別の曲になっちゃってるんですよね~」とのこと。

今が何拍目なのか、吹きながら数えることができません。しかも、1/4とか1/8音符が続いたり、それがつながって4で割り切れない拍が出てきたりすると、ますます自分が今どこを吹いているのか分からなくなります。
また、二部音符や四分音符以外の中途半端な長さの音符が出てきた場合のメトロノームの使い方も良く分かりません。(何に合わせればいいのー!?となる)

今練習しているのはそもそも知っている曲なので、何となく~でごまかしているんですが、そろそろしんどくなってきました。
どのような練習をするのが良いのでしょうか??こんな状況を克服された方などどなたか是非アドバイスを下さい!!

A 回答 (4件)

リズムの取り方についてですが、一つ一つの拍について、その一つ一つの長さをバラバラに捉えようとしたり、数でカウントしようとするなど、それぞれを独立したもののように捉えてしまうのはあまりお勧めしません。

各拍をバラバラに捉えようとしてしまうと、リズムの全体像が見えにくくなり、木を見て森を見ずというような状況に陥りがちです。
リズムについては、複数の拍が絡み合って形を成すものですので、一個一個バラバラに意識するのではなく、それぞれのつながりなどを意識するのが良いでしょう。各拍を点と点で合わせようとするのではなく、それぞれの点がつながってできる波を意識し、その波長を合わせるつもりで意識するのが良いと思いますよ。

リズムを合わせる時には、まずはその曲の拍子を取ることをお勧めします。拍子記号はその曲のリズムの基本的な性格を表しているので、それを手掛かりにするのが良いでしょう。
拍子記号は、1小節の中に入る音符の基本的な長さと数を表現するものです。四分の四拍子であれば、四分音符が4つ分で1小節の区切りが切られることになります。四分の三拍子であれば、四分音符が3つ分で1小節になります。この小節は、リズムパターンの最小単位ともいえるので、リズムを意識する場合には正確にその区切りを捉えることが重要です。その区切りをきちんと捉え、その上で小節内のリズムパターンを取るようにすると、だいぶ意識しやすくなると思います。
また、メトロノームを活用する上では、その小節の単位を捉えることが基本になります。メトロノームを利用する際には、まずは拍子記号を確認して、その拍子でクリックが鳴るように設定するのがまず大前提といえるでしょう。

具体的にリズムを意識して練習する場合ですが、漠然とその拍が今何拍目か、と捉えようとするのではなく、小節を意識して、その流れの中でどの位置にあるのかを捉えるのが良いでしょう。拍に囚われて全体のリズムが見えない状態では、どうがんばっても限界があります。
例えば、リズムを取る際には音を出し始めるタイミングだけを意識するのではなく、常に小節の単位を捉えたリズムを意識するようにし、そこに音を出すタイミングをシンクロさせるようにアプローチしてみると良いと思います。
四分の四拍子であれば、音を出すところでも出さないところでも、常に「1・2・3・4・」と拍を小節を単位にしてループさせるようにカウントしておき、その上に楽器で音を出すタイミングを当て込むように取るのが良いでしょう。
この時は、拍のカウントを言葉にして捉えるのも良いと思います。四分の四拍子で、八分音符が入り込むケースでは、数字のカウントは四分音符を基調として、「イチ トー ニー トー サン トー シー トー」というように小節を単位としてリズムをカウントするようにすると、タイミングを整理しやすくなると思いますよ。
メトロノームを利用する場合も、このような形でリズムを合わせるのが基本になります。

メトロノームを利用して練習をする場合ですが、メトロノームのクリックと音を出すタイミングを合わせるようにするだけが利用法ではありません。クリックが鳴るタイミングに音を出す、ということに固執しすぎると、クリックがやかましいくらいにせわしなく鳴り続けるような設定になったりして、かえってリズムの全体像が捉えにくくなることもあるでしょう。メトロノームについては、小節の単位がきちんとわかるような設定を取る方が良いと思います。
リズムトレーニングの上では、クリックにジャストに合わせることだけでなく、クリックの間に挟まる拍のタイムについても意識して捉えるのが良いでしょう。いわゆる裏拍と呼ばれるようなタイミングをどう捉えるかがカギになることも多いと思います。音を出すタイミングや音が鳴っている時間だけに囚われるのではなく、音を鳴らしている間の拍の存在や、休符部分の拍の存在についても丁寧に意識するのが良いでしょう。そのあたりを意識してみると、メトロノームの使い方についても見えてくるものがあると思います。

リズムトレーニングの上では、今出している音の長さやその次の拍のタイミングに集中しすぎると、先が読みきれずに振り回されてしまうと思います。音楽に関しては時間の芸術と呼ばれるところもあり、今音を出しているところだけでなくそこから先の展開についても、ある程度先を読む形で意識することが大切でしょう。足元ばかりに気を取られず、全体像を把握するつもりで目先を広げてみると良いと思います。

なお、主にドラマー向けの内容が多くなりますが、リズムトレーニングについて集中的に解説している教則本などもあります。パートが違っても、リズムトレーニングに関しては共通して持ち込める感覚もあると思いますので、そうした本についても目を通して参考にしてみるのも良いと思いますよ。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4813604056.h …

参考になれば。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
とても詳しく教えてくださって、助かります。音楽は時間の芸術・・・本当ですね!!今の私は木も森も見えてない状況ですが(とほほ)、まずはメトロノームですね!クリックは今まであまり使ったことがありませんでしたが、これからは気合を入れて(?)この機能も使ってみようと思います。また、本の紹介もありがとうございました。大き目の本屋さんに行ってみたら、結構いろんな本があるものですね。これから研究したいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/01 00:33

>しかも、1/4とか1/8音符が続いたり、それがつながって4で割り切れない拍が出てきたりすると・・・



電子メトロノームをお勧めします。
例えば4分の4拍子。電子メトロノームを4分音符ではなく8分音符に設定すると「キッコッコッコ・カッコッコッコ」という音になり、これで1小節分になります。キッが1拍目頭でカッが3拍目頭ということです。

ご質問の1拍半と半拍で合計2拍になる場合(ターータ)は「キッコッコッコ」の部分がそれに相当します。連続する場合後半が「カッコッコッコ」の部分に当てはまります。(これがターータ・ターータ)
もう少し細かい1拍内での話しになりますと「タッタ」は2回で「キッコッコッコ」に相当します。
音符を交えて書ければもっと詳しく説明できそうですが、実際電子メトロノームの音を楽器店で聞いてみてください。(多少音のパターンはちがいますが構造は似たようなものです)
普通の針が振れるアナログのメトロノームより、電子タイプの方が小節の単位が分かりやすいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
おお~実は既に振子式のメトロノームを購入してしまい・・。残念です。なんか「メトロノームは振子」っていう固定観念があったもので(笑)。1拍目と3拍目と音が違うなど、確かに電子メトロノーム、使いやすそうですね!もう一度楽器屋さんをのぞきに行ってみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/01 00:24

まずはサックスは横に置いて,口で歌ってみましょう.


譜面取りの譜割りで歌えるようにする.口三味線です.
譜面通り,というのは,最初は正確なお手本を使うのも有効です.
先生に吹いてもらってそれを録音するとかして,譜面を見ながら何度も聞きます.聞きながらいっしょに口ずさみます.

中途半端な音の長さというのは付点音符ですかね.
これはもっと細かく分解して数えます.譜面が4/4と書いてあっても,頭の中では8分音符単位,あるいは16分音符単位でカウントするのです.
1 2 3 4 ととらずに
12345678とか
1234567812345678とかで取るのです.
メトロノームをカチカチやりながら,一拍を4分解して,
カッ  カッ  カッ  カッ  (メトロノーム)
タカタカタカタカタカタカタカタカ(自分)
とやる練習をしましょう.
曲の場合は,その小節を8分音符とか16分音符に分解して,それがいくつ分というように一回書き直します.それで感じをつかむんです.
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
メトロノームのカッを自分の頭の中ではタカタカと分割するというところ、とてもわかり易かったです。あとはこれを楽器を吹きながら実践するのみ!ですね。口では出来るのですが、楽器が加わると吹くことだけで一杯一杯で、数が数えられなくなってしまいます(涙)。
おっしゃるとおり、まずは楽器を横に置いて、口三味線を完璧にしたいと思います!
ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/01 00:18

こんにちは。


先生も必ず言うはずですが、サックスに限らず器楽練習ではメトロノームにきちんと合わせて演奏することが超!基本です。
多くの曲が1小節を4拍でできていることはご存知ですか。練習曲のスピードにあわせてメトロノームの速さを調節しますが、最初から速く吹こうとしてはいけません。何度やっても間違わなく吹けるようにし、だんだん速くしていくとよいです。
それから先生からは演奏の技術だけでなく、楽譜の読み方(楽典という)も一緒に教わりませう。
あっ私、元バンドマンでアルトサックスです。
それではがんばってね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私もアルトなので、勝手に親近感を感じてます(笑)。
メトロノーム、使い始めましたが、まだまだ途中でいつの間にか無視して突っ走ってます・・。道のり長そうですが、少しずつ練習していこうと思います。どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/04/01 00:12

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