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現在大学の社会学にて今回のチベット暴動を勉強しています。

世界中で中国バッシングが行われていますが、私は中立的な立場から今回の暴動を観たいと思っています。

そこで考えたのですが、チベット宗教は本当に潔白なのかという点です。なぜこんなことを思ったかというと、世界中にダライラマを支援する団体があり、そうとうのお金が裏で回っているのではないのかと思ったのです。つまりある豪環境団体が捕鯨禁止を訴える中で、それを利用し金を集めるように、もしかすると彼らも...という訳です.

中国の不正事実はインターネットで探せばすぐに出てくるのですが、チベットだけは世論が常に被害者的に扱い、チベット宗教の真の姿を観ることができません。

どなたか中立的な立場で事実を教えてください。(個人的な感想や見解はNGです)

PS: いまこのご時世でこのような質問をするとかなりのバッシングがあると思いますが、私もまた今回の中国政府の暴動鎮圧には断固反対ですし、チベットの主権を中国政府は認める必要があると思います。決してチベットの皆さんやダライラマさんをはじめとするチベット宗教信者のみなさんを批判するものではありません。ご了承ください。

A 回答 (9件)

こんにちは。


この問題は宗教に名を借りた地下資源争奪戦です。

つまり中国政府が欲しいのはチベット地域に大量に眠る地下資源であり、その為に鉄道も引いたわけです。
しかし、人が住んでるところをほじくるわけに行きませんから、その地域は立ち退かせなければいけません。
更に、中国は環境汚染が酷い、つまり環境対策が非常に遅れている事でも有名です。
鉱山開発をすれば、かつての日本の足尾鉱毒事件みたいな事になるでしょう。
それを防ぐ意味でも、人を全部、鉱区だけじゃなく広い範囲で立ち退かせ、簡単に言えば、汚し放題で環境対策をせずに掘ってしまいたいわけです。
そして、何より地下資源の所有権をチベットの人たちが主張するのを防ぐ為にも原住民の追い出し、中国政府が完全に支配下の人間の移住によりその根拠を失わせるのが目的です。

ですので、宗教論争は、真の目的である地下資源を覆い隠す口実なので、真偽や正義を宗教部分で言う事自体ナンセンスだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

地下資源のことは知りませんでした。これでなぜ中国が高山地であるチベットを手放さないのか少し理解できました。

ありがとうございます。

お礼日時:2008/04/10 15:48

No2さんと同感です。


ただ、眠ると思われる資源が今までの天然資源とは違う事。
高校生が習う資源ではない為に大衆は理解できません。
鉱床が出来れば大地はえぐられ破壊されます。
エルサレムの大地を露天鉱床にするようなものです。
そうすれば、大地は残りますが水源が破壊されるので生物が住めない土地になります。
その地を神聖視する宗教にとっては、生物が居ない地を聖地とは説得力が無いですからね。
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>封建農奴制時代の西蔵では、人口の5%に満たない官僚・貴族・上層寺院が


>人口の95%以上を占める農奴や奴隷に対して非常に残酷な統治を行っていた
http://list.jca.apc.org/public/aml/2008-April/01 …
中国が来てから鉄道などのライフラインが中国の経済支援によって整備され一気に近代化されました。日本が朝鮮を併合したときとよく似ています。

--人民網日文版--2008.04.02
http://j.peopledaily.com.cn/2008/04/01/jp2008040 …
http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc- …
実際朝鮮や中国では、中国の主張同様、日本が劣悪な生活条件を大いに改善したのは事実
http://mondoselect.seesaa.net/article/92094254.h …
http://maoist.web.fc2.com/tib/nod000.htm
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この回答へのお礼

参考になります。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/04/10 16:05

<<中国の不正事実はインターネットで探せばすぐに出てくるのですが、チベットだけは世論が常に被害者的に扱い、チベット宗教の真の姿を観ることができません。

>>

加害者としての一面がなければ真の姿としてみることが出来ないのでしょうか?貴方の中立とは何でしょうかね。

<<世界中にダライラマを支援する団体があり、そうとうのお金が裏で回っているのではないのかと思ったのです>>

不正に金を集めているのか?と言うことですね。
ダライ・ラマ自身にそのような事をしていると思わせるものは見つかりませんね。チベット人のグリーンブック、外国人支援者のブルーブックhttp://www.tibethouse.jp/japan_office/bluebook.h …のようなものでの布施がメインになってるのではないでしょうか。

私の知る範囲でもブルーブックに賛同している人も見受けられす。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>ダライ・ラマ自身にそのような事をしていると思わせるものは見つかりませんね。

おっしゃるとおりだと思います。
ダライラマさんの平和的解決策は世界的にも評価され、ノーベル平和賞受賞までいたっている方です。
そして今後もおそらく平和路線での中国と対話を行っていくと信じています。

今回私が確認したかった事は、もしかするとダライラマさんの名前や影響力などを悪用している団体があるか否かということです。今までにも表では正しいことを言っている団体でも裏では分からないと言うことが現にあり、今現在世界中を巻き込んでいる今問題において対中国視線と同時に対チベットでもこの問題を見たかったのです。したがってそのひとつとして「潔白」を考えたまでです。


決してダライラマさんやチベット仏教徒及びチベットの方を批判しているわけではありません。

お礼日時:2008/04/10 16:13

 参考までに。



 チベット人の90パーセント以上は、ラマ教を信仰しており、そのラマ教の最高位にあるのが、ダライラマです。(多分ご存知でしょう。)

 また、ラマ教のチベット社会における重要性から、チベット人で教養がありリーダーとしての資質を持つ人が僧侶となる傾向があります。これは、ミヤンマーで僧侶が抗議デモを主導したのと同じで、日本人の感覚では異常と思えるほど、宗教と日常生活が一体化しています。宗教と民族問題を切り離すのは、不可能でしょう。

 チベットについて詳しく知りたければ、インド・ネパールに旅行された時に、チベット難民キャンプを訪れるのも一つの方法です。
(ただし、チベットが中国人民解放軍に占領されてから60年近く、チベット動乱から50年近くたつので、そのまま占領地に残ったチベット人と外地の難民キャンプで暮らしているチベット人との間に、意識の差が生じている可能性があることを、含んで置いてください。)

 チベット難民の多くは、インド・ネパールでいつかチベットに帰る日が来るのを待って、インド人化・ネパール人化せずに、集団で生活しています。
 ヒンドゥー教の社会は、ラマ教が生活の一部となっているチベット人にとって、いつまでも外国であるようです。

 難民キャンプに住む多くのチベット人は、ダライラマの『中国からの独立は求めない。高度の自治を求める』との姿勢の元で、ひたすら故郷に帰る日を待つ日常を送っています。(これらの難民キャンプに対する資金援助は、十分な額とはいえませんが欧米の人権団体を中心に、かなりあるようで、学校なども運営しているようです。)

 ただ若い人の間には、ダライラマにこのまま従っていても、今までと同じように、いつまでも故郷に帰ることの出来ない状態を続けるだけという認識が生まれて、「ダライラマ」離れもかなり見られます。
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この回答へのお礼

なるほど。参考になります。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/10 15:43

チベット問題で難しいところは、現場のチベットが中国当局の監視下にあるため、正確な情報が掴みにくいことです。



それからチベット側で誤解されやすいのは、ダライ・ラマ14世がチベット仏教の最高権威であると同時に、チベット亡命政府の最高責任者でもあることです。

チベット亡命政府は民主制度を取り入れており、民主的な手続きを通じてダライ・ラマ14世が指導者となっていますが、ぱっとニュースを見ただけだと、政教一致なんじゃないかという誤解をもちやすいのです。

つまり、チベット独立(亡命政府の主張としては自治権拡大)運動という政治問題が、宗教がどうのこうのという議論に摩り替えられやすく、質問者の方のように宗教団体が何か現世利益のためにこういう運動を起こしているのではないかという考えに流れやすくなります。

もちろん、チベット独立運動が政治運動である以上、そこには何らかの利益を求める動きもあるでしょう。
政治運動であれば、背後で権益をめぐる暗闘や謀略があったとしても、不思議でも何でもありません。
たまたま、当事者のダライ・ラマ14世や現地で主導的役割をしているチベット人僧侶が、宗教者であるだけです。
私は、そう理解しています。
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この回答へのお礼

>つまり、チベット独立(亡命政府の主張としては自治権拡大)運動という政治問題が、宗教がどうのこうのという議論に摩り替えられやすく、質問者の方のように宗教団体が何か現世利益のためにこういう運動を起こしているのではないかという考えに流れやすくなります。

その通りかもしれません。勉強不足といえばそうなのかもしれないのですが、やはりニュースなどの限られた情報元から考えてしまうと利益のための運動とも捉えてしまうこともあるかもしれません。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/04/10 16:01

チベットも問題はチベット仏教がどうと言う問題でなく、


中国の侵略の問題とチベット民族の浄化政策に問題があります。
別にチベット仏教がどうこう問題が在るということで中国は侵略したわけでは無いです。
チベット仏教が潔白かどうかは論点とずれていますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

言われる様にチベット仏教と今回の中国による人権問題は関係ないと私も思います。
ただ、以前豪環境団体の件があり保守団体などが言っていることをすべて信じていいのかと自分に疑問を感じ、今回のチベット問題で同じ感情がわいてきたため真相を知りたく質問をさせていただきました。

ただ、もう一度確認しておきたいのは決してダライラマさんを初めとするチベット仏教徒の及び今現在チベットで苦しんでいる方々を批判又は疑っているのではなく、すべてにおいて真相を確認したく、今回はここで皆さんが知っていることを聞く為質問させていただきました。

お礼日時:2008/04/10 16:01

>チベット宗教は本当に潔白なのか・・・・



1957年(だったかな。。正確な年は失念しましたが)の
チベットへの中国軍の侵攻前後の歴史はもうご存知でしょうか。

チベット仏教が潔白だとか、正しい宗教だったかを別にしても
あの行為が本当に現在のまた当時の世界の常識、良識をして
許される行為であったかどうか。

>つまりある豪環境団体が捕鯨禁止を訴える中で、それを利用し金を集めるように、もしかすると彼らも...という訳です.

まったく、枝葉末節、実につまらん邪推です。
例え、そのような団体があって利権構造ができあがっていて、
彼らがチベット問題を利用していたにしても、
上の行為が許される行為であるかどうか、ご自分の目で確かめてください。

日本ではあまり知られていませんでしたが、
日本にも亡命チベット人の団体もあり、書籍もでています。
英語に堪能ならばインドのダラムサラに行けば当事者がいくらでもおります。
話を聞く機会はいくらでもあるでしょう。

個人的な見解ですが、
『日本は帝国主義的軍国主義的権力に国民が蹂躙されており、
あわれな日本国民を解放する。』という名目で、50年前に中国軍が
大挙侵攻してきて、日本を占領してしまいました。
『まあ、元はといえば、日本は中国に朝貢していた歴史的な事実もあり、
国民全員が中国の漢字を使うという、元来中国の一部といっても
なんら差し支えないものである』といわれているようなものと思っています。

勝てば官軍といっても、そこまでいうか。という感じですが、
まさしく中国の理屈はそうです。

勉強するつもりがあるなら、一度チベット奥地の寺院などを
まわってみるのもいいでしょうね。未だに廃墟のような
銃弾、砲弾を撃ち込まれまくった寺院をみることができるかもしれません。
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 ラマ教は実は清朝の歴代の皇帝が手厚く保護し、また帰依していた宗教で、これによって近隣のチベットやモンゴルと良好な関係を続けていたのです。

そこへ欧米やロシア、日本が帝国主義的な侵略を始めたので、清朝はモンゴルやチベットが列強に呑み込まれないよう、自分の国の一部に編入し、ともに植民地化に対して抵抗しようとしたのです。
 そこへ辛亥革命が起きて漢族が政権を握ったとき、これらの国も中華民国の一部としてこれに編入されました。それが間違いの素でした。そして中国共産党が作った政府はこれを引き継ぎます。中国政府は漢族にこのラマ教を信じる人が少ないこともあり、共産党が宗教を認めないこともあって、ダライラマを支配の邪魔になるとして排除し、後を次いだパンチェン・ラマを投獄してしまいました。
 ラマ教側からみればこれは全く理不尽な行為であり、ラマ教を信じる人達に対する統治を認めたのは同じラマ教を信じる清朝だった故であり、漢族による統治は認められないとするのは極く自然の成り行きで、中華民国も人民共和国も共に植民地化に抵抗して戦った彼等の独立を認めるべきでした。
 それは元来清朝も独立国家として認めていたからです。それはあくまで古来の中国王朝がやったように宗主国として隣国の存在を認知するという形でしたがね。しかし現在朝鮮やベトナムなどが独立国家として認められるのと全く同列の筈なのです。
 尤も、歴史上の争いで、どちらか一方が完全に正しかった例なんて皆無であり、両方とも打算や偽瞞があったのは当然のことです。だからラマ教側が完全に正しいなんてことはあり得ません。
 
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