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当方、海外で在外日本人向け放送を見る機会が多いのですが、日本の古典芸能を紹介する番組で、なんだか上方落語が取り上げられることが多くなったような気がします。米朝や染丸などの私でも知っている大御所はもちろん、若手の噺家さんも海外のテレビ番組(「日本の話芸」など)で見かけます。これらの上方の噺家さんはサゲたときに「お後がよろしいようで」の口上は付けずにサゲと同時にお辞儀をするようですが、これは東西の差でしょうか。ご存じの方教えて下さい。

A 回答 (4件)

江戸落語は見たことはないのでわかりませんが、上方落語ではそういう口上は確かにつきませんね。




下のサイトは、上方落語のメモなんですが、どのサゲにも「お後がよろしいようで」は入りませんね。

参考URL:http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/index …
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この回答へのお礼

いやあ、すばらしい定本集を御教示くださって有難うございました。
こんな大して面白いとも思えないような単なる会話の羅列が、名人の手にかかると泣ける話になったり(私が聴いたのは幸助餅)、大爆笑になったり(同じく牛ほめ)と、「話芸」といわれるにふさわしいですよね。
なんだか、これまで上方落語のテレビ中継というと桂文珍師匠だとか、桂三枝師匠だとか、亡くなられた枝雀師匠とかが、大胆な創作落語をするのが定番でしたので、これからはこんな古典噺をもっとやって欲しいと思います。

お礼日時:2008/04/17 02:08

上方落語では、サゲを言うと同時に下座の大太鼓が「ドドドン」と入ります。

これが「お後がよろしいようで」の代わりになってるんじゃないでしょうか?
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この回答へのお礼

御回答有り難うございます。いわゆる「追い出し太鼓」のことですね。
http://homepage3.nifty.com/rakuharu/taiko.htm
これまでのお話からすれば、トリを取る噺家さんが演じ終わると言うことは、「お後」がもういない、ということから、とっとと帰れとばかりに太鼓が鳴るのでしょうね。
納得がいきました。

お礼日時:2008/05/20 02:40

「お後が宜しいようで」と言う言葉は、何人もの噺家が次々登場する寄席のような場所で、しかも次の演者の準備が整わず長引いてしまい、ようやく準備が出来て引っ込む時などに使用します。


つまり常套句ではありません。

東京の噺家にそう言う印象があるのは、東京に寄席があり、大阪には最近まで寄席がなかったからだと思います。
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この回答へのお礼

なるほど。
私も、東京では末廣や浅草演芸ホールなどによく行くので、それで聴いているのがあたかも常套句になったかのような勘違いをしたのかもしれません。下でも書きましたが、意味を誤解していたのですね。もしかしたら「姑息な手段」のように本来の意味から派生しつつあるのかもしれませんが。確かに御説明を基に考えると寄席で主任さんが使うのはきかないような気がします。
中に入ったことこそないものの、天王寺に行けば演芸小屋がたくさんあるのは知っていたので、演芸のメッカともいうべき大阪に寄席が最近までなかったというのは意外でした。
とても勉強になりました。

お礼日時:2008/04/17 02:24

上方落語に限らずテレビの落語ではあまりききませんね。


「お後がよろしいようで」は次の出番の芸人さんの支度が整いましたので、私みたいな繋ぎはひっこみます。という意味ですからトリは言いません。
テレビは、その芸人さんのための収録ですから、いわばトリ。「お後がよろしいようで」と言うのもかえって変なのでしょうね。
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この回答へのお礼

なるほど。
なんとなく「綺麗にサゲたあと、後味がいい」という感じの意味で使われているように思っていたのですが、確かに御説明を基に考えると寄席で主任さんが使うことがないような気がします。
意味を誤解していたのですね。もしかしたら「姑息な手段」のように本来の意味から派生しつつあるのかもしれませんが。

お礼日時:2008/04/17 02:16

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