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おはようございます。
北京五輪の聖火問題について、ニュースを見ていてもよくわかりません。

なぜ現在、チベットは中国の聖火の邪魔をしようとするのでしょうか。
また、その他の国(イギリスやイタリア?)なども妨害していますね。

その政治的背景を答えよ、と言われたとき、どんなところから説明すればいいのでしょうか。

そのまんまの回答以外にも、ここを読めば分かるといった資料でもいいので、教えて頂ければ幸いです。
それでは失礼致します。

A 回答 (8件)

こんにちは。


私の認識が間違ってなければ、「聖火を邪魔してる」のではないと思いますけど。

大々的に聖火自体を交通妨害したり、奪い取って火を消した・・・とかって話は今の所聞いてないように思いますけど。

聖火の通る所で、中国政府に対する抗議行動をやっている、という事であって、聖火を邪魔してるわけじゃないと思うのですけど。

逆に聖火ランナー自身から、青い軍団が取り巻いたり、バッチを外せとか言われた事に対して抗議のコメントが出たりしてますよね。
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この回答へのお礼

おはようございます。
早速の返答ありがとうございます。

そうですね!邪魔しているというのは、私の誤解でした。
しかし、抗議というのは、何に対して抗議をしているのでしょうか。

資料を与えて頂けないでしょうか。

お礼日時:2008/04/15 08:39

こんにちは。


やっぱりチベットの問題じゃないでしょうか。
中国の国内問題であるとしても、ダライラマを追放したのは、もう誰も否定できない事実ですし、その礼拝に行く人たちを妨害したり、現地の住民を迫害したりしてるのはどうも事実みたいです。
更に住民や礼拝に行く人を殺害してる事を伺わせる映像なども沢山ネット上に流れてます。
ネット情報だけでは捏造も可能だし確定的な事はいえませんが、これだけゾロゾロ出てくると何かある・・・と思うのは普通でしょう。
You Tube などでも、信頼性は保障できないけど、その主の画像を見る事は出来ます。同ページで「チベット」で検索するとゾロゾロ出てきます。

また、中国政府自身も死亡者が出てる事自体は公式に認めています。
中国内部の政治問題には何もいえなくても「殺す事はないだろう」とはいえるかもしれません。

あと
http://news.goo.ne.jp/article/diamond/sports/200 …
こんなのは、割とまとまっていそうですが、なにぶん、判らない事だらけなのが現実です。
鵜呑みにするのではなく、ご自身でよく考えてみてください。
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私は以前同様の質問をしました。

結果はどろどろ過ぎると言う事でしょう。簡単な回答は出ないでしょう。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3939665.html
ご参考までに。
(以前の質問者、私の名前が変わっていますが、気にせずに)
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チベットは中国の聖火を邪魔しようとするのではありません。

欧米諸国は中国を邪魔しています。欧米諸国はオリンピックを利用して自分の変な目的を実現しようとしているじゃないかと思います。
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> なぜ現在、チベットは中国の聖火の邪魔をしようとするのでしょうか。



「チベット」がやっているのではありません。世界各地の亡命チベット人も抗議をしていますし、ロンドンやパリでの抗議の主体は現地の人権運動家です。オリンピアでの採火式でまず抗議活動をしたのは、パリに本部のあるNPO「国境なき記者団」です。

3月10日の1959年のラサ動乱記念日に始まった僧侶などのデモが、3月14日にはかなりの規模の暴動になって初めて中国のメディアから報道されました。真相は未だに報道官制が敷かれているので薮のなかですが、多くの専門家は元は非暴力のデモに治安部隊が発砲したのではないかと推測しています。

1951年の人民解放軍進駐、59年のラサ暴動とダライ・ラマの亡命、以後の弾圧についてのチベット亡命政府側の見解は、以下にダライ・ラマ日本代表部のサイトのURLを載せておきます。亡命政府では1951年以降弾圧で殺された人間の累計は120万人と見ています。中国側の主張は人民日報ウェブ版「人民網」の日本語版を見てみてはどうでしょう? かなり失笑モンですが。

また聖火リレーに対する抗議・妨害も「その他の国」がやっているのではありません。人権活動団体や、個人です。政府などのレベルで抗議しているのはパリ市市長のデラノエ氏(社会党/人権派)や、民主党が与党のサンフランシスコ市議会など、自治体レベルです。国のレベルでは元々は中国との良好な関係を経済的事情からも維持したいところが、国内世論を考えれば開会式欠席などの意思表明をしないとまずいというのが実情です。

日本では従来あまり報道されていませんが、世界的には1989年のラサ戒厳令と同年のダライ・ラマのノーベル平和賞受賞以来、人権派や左派の知識人やアーティストを中心に、チベット問題は20年近く関心を集めています。その意味では今回の騒動は予期できたことでもあるでしょう。とりあえず入門編として、亡命までのダライ・ラマの前半生を描いた映画『クンドゥン』)監督マーティン・スコセッシをお薦めしておきます。

参考URL:http://www.tibethouse.jp/about/index.html
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補足です。

先日はチベット亡命政府側の立場を中心に説明しましたが、では中国側の立場はどういったものなのか? 実を言えばなにを考えているのかよく分かりません。見えてくるのは自国の領土が減る、ないし漢民族・北京政府の支配が弱まることと、外国(とくに欧米列強)から批判を受けることへの感情反発だけで、自己正当化の理屈もあまりにも内向きで説得力がありません。

まず「チベットは中国の一部」という主張ですが、歴史認識としてはかなり問題があります。チベットが中国と深い交流を持って来たのは事実ですし、時には中華帝国の一種の保護領であった時代もありますが、それは元と清という、それぞれにモンゴル人、満州人の異民族王朝の時代で、皇帝一族がチベット仏教(ラマ教)の信者として、いわゆる檀家として、仏教政治なので軍事力をあまり持って来なかった(兵隊よりも坊さんが多い国です)チベットを軍事的に保護するという位置づけで、チベットを支配した訳ではありません。

清の崩壊後に中華民国とチベットの間では国境争いがあり、アムド地方、現在の青海省などがその支配下に入りましたし、青海省や四川省などは歴史的にチベット人と漢民族が混合して住んでいる地域でしたが、現代のチベット自治区などのラサ中心の地域は主にチベット人の国ですし、現在でも名目上は「自治区」です。そしてダライ・ラマの亡命政府も「独立」は要求しておらず、自治を名目でなく本質的なものにして欲しい、ということだけです。中国が共産主義・社会主義の理想を本気で追求していた時代ならともかく、共産党独裁以外はまったく形骸化している現代で、漢民族の民族主義で「愛国心」を盛り上げようとしているときに、漢民族にだけ特権を認め小数民族の権利を無視するのなら、独裁である上に人種差別という、今の時代にもっとも批判されることにしかなりません。この21世紀にみっともない、としか言いようがありません。

中国側は共産党政権がチベットを「解放した」と主張していますし、「解放後」には平均寿命が伸びたとか言っていますが、単に医療が発達したから世界中で人間の寿命が延びて来ているだけです。

「解放前にはチベットには奴隷がいた」というのも、一部に農奴制みたいなものはあったものの、ほとんどが遊牧民でした。

最高位の活仏が政治指導者をかねる宗教政治が時代遅れというのはそりゃそうですし、ダライ・ラマ13世の死後今の14世が成長して実権を握るまでにはいろいろな腐敗や内紛がポタラの宮廷にあったことはダライ・ラマ14世自身が率直に認めています(少年時代にポタラ宮に牢屋があったのを知ってショックだったそうですし、また摂政だったレティン・リンポチェが服毒自殺か毒殺されています)し、13世も14世も近代化と民主化の改革に着手していました。亡命後にダラムサラの亡命政府は選挙による民主制を確立しており、ダライ・ラマは象徴的な元首の位置づけで、議会も内閣も普通の選挙で選んでいます。もちろん人気があり宗教指導者でチベット文化の体現者であるダライ・ラマの個人的な影響力は絶大でしょうから、実際には彼の考えがそのまま政府の主張になってもいるのでしょうが、個々人の敬意の問題であって強権的な独裁ではありません(し、そんな独裁を押し付ける権力もありません。亡命チベット人は世界中に散らばってますから、力で押さえるなんて不可能です)。

チベット自治区の経済発展は数字の上ではここ数年で目覚ましいものがありますが、これは北京政府が奨励する漢民族の移民とセットになってのことで、「文化的経済的に遅れているチベット同朋を中国人が支援する」というタテマエになってますが、このタテマエだけでも十分に人種差別的で失礼な話です。しかも実態は、要するに中国企業が進出して移民した漢民族の労働者が恩恵を受けているだけですし、そのためにラサの中心部に持つ家を売り払わざるを得ないチベット人も多いと言われています。かなりめちゃくちゃな話として、中国の西の果てですから2,3時間は時差があるはずのラサでも、使われている時間帯は北京時間です。元々遊牧民の文化で自然との共生を重んじて来たチベット民族にとってはこれだけでも十分に生活破壊になります。別に国内に時差があったからってなんなんだと思いますが(たとえばアメリカやカナダは国内で3時間の時差があります)。

だいたい、日本でもいわゆる右派の人たちが「朝鮮の植民地支配や満州国で日本は教育も普及させたし鉄道も造った」、「いいこともした」と主張したがる人がいますが、こうした植民地主義者の論理は支配されている側からすればなんの説得力もありませんし、現代の世界ではこれまたまったく相手にされないどころか、軽蔑され批判される考え方でしょう。

中国政府のホンネの部分は、まずチベットがインドと国境を接していて、軍事的な要衝になること。チベットの地下資源を確保したいこと。そしてチベットでダライ・ラマやダラムサラ政権が求めるレベルの自治を認めれば、早晩同じような権利を他の少数民族に認めなければならないこと、ひいては亡命選挙がやっている自由な普通選挙の間接民主制を中国全土でもやらなければ筋が通らなくなる可能性、といったところでしょう。しかしどれをとっても、国際的に説得力を持つ理由にはなりません。逆に中国では国民が選挙で自分たちの代表を選ぶ国政選挙の制度がない、なんてことが世界的に知られちゃったら、ますます中国政府の現在のあり方が世界的に問題になるでしょうし。

それに中国にはチベット以上に危険な少数民族があります。新彊ウィグル自治区などイスラム教徒少数民族で、これは中近東を中心に盛り上がるイスラミズム運動や、ロシアのチェチェン人独立紛争と連動する可能性も否定できません。少数民族の問題だけでなく、人口の9割を占める漢民族のあいだでも経済格差ととんでもない地方格差、地方政府の腐敗、環境問題と、国内の不満の種は山積みです。国際社会が当初北京オリンピックを歓迎したのは、こうした問題山積みの一方で経済的なバイタリティはあって成長を続ける中国が、その成長を生かしながら国内問題を解決して平和に発達することを期待してのことでしたが、現在の政府はオリンピックを極端に単純化された国威発揚と国内引き締めの手段に政治利用しようとしているように見えます。これはなによりも中国にとって危険なことでしょう。

結局、あまりに急速に経済発展している社会の実情に対応して近代化するだけの能力を現在の中国政府が持っていない、ということになるんじゃないかと思います。なら選挙で政権交代を…ってことが中国ではあり得ないんですよね…。
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要点をかいつまんでとても大雑把に言うと、


・中国はチベットを不当に侵略した。
・中国はチベットの文化を消滅させようとしている。
・中国はチベット人を大量虐殺したり拷問したりしている。
というのがチベット側の主張です。裏も取れてるのほぼ確実なことです。

中国はそんなことはないと言っていますが、
それにしてはチベットから報道陣を閉め出すなど不自然な対応をしています。
やってないなら隠すことはありませんが・・・。

チベットは、独立は主張しませんが自治権が欲しいと言っています。
しかし中国はそれを中国を分断する政治犯だと言います。
自分の侵略が正当だったと思ってるらしいです。
そしてたとえただの思想犯でも銃殺したり拷問したりするわけです。

そこで世界の多くの人が、
「チベット人の人権を保障しろ」
「中国は不当な暴力行為をやめろ」
「チベットを独立させろ」
「せめて中国とチベットで平和的な対話を」
などチベットよりの立場をとったのが今回のデモです。
特にヨーロッパは中国とナチスが重なるらしく、政府やマスコミも中国を批判したりしてます。

聖火リレー中に抗議するのは
「虐殺国家で平和の祭典ができるか」
「聖火リレーを通して多くの人にチベット問題を知ってもらおう」
「五輪をするのはいいとして、中国を歓迎しない意志を表そう」
などの意見を抗議する人たちが持ってるからです。

ちなみに日本のマスメディアは、五輪の放送権が欲しいからかそれほど強くは抗議しません。
日本政府も中国は頑張ってるなどと言い、中国寄りに見えます。
反面、ネット上ではチベットを応援する声が多く
長野の聖火リレーも多くの人が抗議に集まる予定のようです。
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> 要点をかいつまんでとても大雑把に言うと、



いくらなんでも大雑把過ぎます(笑)。

>・中国はチベットを不当に侵略した。

すでに下の投稿で説明しましたが、歴史認識として相当に怪しいのと、「解放」と主張するのはあまりに一方的ですが、中国側にも言い分はあります。いくらなんでもなんの正当性の主張もせずにそんなことが出来るこの世界ではありません。問題はその正当性が相当に怪しいことです。

> ・中国はチベット人を大量虐殺したり拷問したりしている。

「大量虐殺」なんて亡命政府でもそんな主張はしておりません。

> 「チベットを独立させろ」

それを言い出したら中国側の「祖国分断」の主張に正当性が出てしまいますし、あまりに非現実的ですから、「自由を」とは言ってますが「独立させろ」と要求しているのは一部のおっちょこちょいだけです。

> などチベットよりの立場をとったのが今回のデモです。

「チベットより」というより単なる普遍的な正義を要求してるだけです。チベットにおける人権の保障を要求してデモしている人間の大部分は、まったく「反中国」や「反共産主義」ではありません。むしろ左派であり、かつて毛沢東を支持したり、少なくとも一定の評価をしている人々です。

> 特にヨーロッパは中国とナチスが重なるらしく、

そんなバカなことを言ってるのはせいぜいイエロー・ジャーナリズムかネット・オタクの右翼だけです。

> ちなみに日本のマスメディアは、五輪の放送権が欲しいからかそれほど強くは抗議しません。

今まではチベット問題は確かに日本のマスコミではあまり取り上げて来てませんが、今回はかなりとりあげてますし、毎日新聞やTBSは非常にまっとうな主張をしていますよ。それに政治報道を離れたところでは、中国に極度に気を使うNHKでさえ教育テレビでなんどかダライ・ラマについての番組は,来日時の密着取材など、やってました。

> 日本政府も中国は頑張ってるなどと言い、中国寄りに見えます。

それもぜんぜん違うでしょ。「頑張ってるなど」とはちっとも言ってません。さすがに外務大臣も首相も、中国の外務大臣に最低限言うべきことはいいました。もっと言うべきですが。

> 反面、ネット上ではチベットを応援する声が多く

ネット上のごく一部の中国嫌いな2ちゃんねる系ウヨクが、ただ中国が嫌いだからデタラメなことわめいてるだけでしょ(笑)。以前から日本には仏教界を中心にダライ・ラマを敬愛し支持している人もかなりいますし、チベット難民もいますし、たまたまダライ・ラマの著作や日本での講演などに触れて心酔している人もいます。ダライ・ラマがそれだけの人物だと言うことですし、ダライ・ラマが恐れていることのひとつはチベットにおける正義と人道への要求がいいかげんな反中国プロパガンダに利用されることです。

彼は大変な人格者であるだけでなくリアリストで賢い人で、未来も見据えていますから、バカみたいな「反中国」を主張すればチベット人の求めることが遠のくだけでなく、仮に求めることが実現してもチベットを「反中国の牙城」にされてはなんの意味もないことを誰よりも理解しています。だいたい中国への「嫌悪」とか「憎しみ」が動機になった時点で、ダライ・ラマが追求し、チベットの多くの人が求める「チベットの文化とアイデンティティを維持すること」が根底から消えてなくなります。彼らは長い歴史で培われたチベットの仏教思想に基づく寛容と慈悲と人類愛、生けるものすべてへの愛という最良の伝統をこそ護らなければならないということを最大の目標にしてますから、「嫌悪」とか「憎しみ」で独立戦争なんて始めた日にはその最も大事な部分が完全に失われます。だからこそ1959年にダライ・ラマは亡命を選んだのです。あのまま彼がラサに残れば、全面的な武力・暴力の対決は避けられなかったからです。別に自分の命が惜しくて逃げたのでもなんでもありません。仏教思想に基づく寛容と慈悲と人類愛、生けるものすべてへの愛という最良の伝統だけは護りたいから、そのためには戦争ではなく亡命して、チベットの魂をそのまま外に持ち出すことで護ろうとしたのです。
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