プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ある人が処方箋を持って薬局に行き、お薬を処方していただきますが、別の処方箋を持って、別の調剤薬局に行って、
また別にお薬をいただいたりします。(ややこしい文章ですみません。)

社会保障番号のようなもので管理している訳ではないのなら、同じお薬~同じ病気への別のお薬を、
重複して処方されてしまっても、それを監視・管理できるシステムは、今の日本の医療機関・調剤薬局などにはないのでしょうか?

制度として、もし近いうちに、ある個人に対して処方されたお薬がすべて端末で把握できるようになるのでしたら、
それは、いつ頃からで、何と呼ばれる制度(システム?)ですか?

支離滅裂な文章ですが、ご指摘いただけましたら、補足いたします。

アドバイスお願いいたします。

A 回答 (3件)

それは現在は行われていないシステムです。

個人情報の兼ね合いもありますので、今後も難しいと思います。
現状では、どこに行っても、他に薬を飲んでないですか?とは必ず聞かれるとは思いますが。

「お薬手帳」というのが、質問文のシステムに近いものとして推進されています。
特に今話題の後期高齢者の保険の方には必須といっていいくらい、厚生労働省が勧めているシステムです。
(今年の4月から、服用している薬を本人が知っておき、医師と薬剤師が求めた時には説明しなくてはならないし、基本的に医師は併用薬をチェックしなければ処方できない方針になりました(救急除く))

これは、どこの病院でも薬局でも共通で使える手帳で、処方箋と一緒に出すと薬局がその処方箋の薬を記載するという手帳です。これに毎回記載してあれば、いつ、どこの病院の何先生からどんな薬がどんな用法で何日分処方され、何薬局で調剤されたというのがわかるようになっています。
処方箋を受けた薬局や医師は、これを見て併用薬のチェックを行います。

手帳自体は無料(自分で用意してももちろんOKです)、記載は、後期高齢者の保険の方は無料ですが、そうでない方は負担割合によって、一回の記載に10円から40円の負担料がかかります。
お薬の情報紙を一緒に渡される薬局も多いですが、あれだとかさばって見づらい上に、薬の種類はわかっても、用量が記載されないこともあるので、手帳が推進されています。

私は薬局で働いていますが、実際けっこうあるんです、違う名前だけど同じ成分や類似成分の薬を飲んでいて、処方変更をお願いする電話をすることが。
例えば昨日処方のA病院からの整形の痛み止めと、今日処方のB病院からの熱冷ましを、患者さんは全く別の薬だと思ってるけど、中味は同じもので、一緒に飲むと用量オーバーになるものだったり、とかです。

お薬手帳で管理されている方は、チェックできてこちらにもありがたいです。

同じ総合病院の中だけでしたら、電子カルテに他の科の薬も記載してあるので、ご想像と近い状態にもうなっています。
私が通っている病院は、最近システムを改装したのですが、レントゲンのデータなんかもフィルムでなくて医師の端末に電子データの形で送られてきてて、おお未来的!と思ったりしました。
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この回答へのお礼

4月から、調剤薬局で処方箋を持っていった時シールをいただく為には、おくすり手帳を持参しなくてはいけなくなったようですね。
おくすり手帳は、複数の科に継続的にかかっている場合は毎回シールを貼っていただく方も多いと思いますが、
まだ、活用されていない方も結構いらっしゃるように思います。
(私は愛用?していますけど。)

新しくケアマネになったのですが、元々介護職で、お薬の管理に関しては、ご高齢の方も個人差が大きくて、
几帳面な方でも、処方されたお薬なのに、1~2種類くらいは先生には伝えず、服用を止めてしまっている方も多いです。
(副作用が辛いという理由なのですが)

個人情報の問題が絡んでいるのであれば、まだ全国レベルでのコンピュータ管理なんて難しいでしょうね。

丁寧でお詳しいご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2008/04/21 13:25

同じことは一人が同じ病名で複数の病院にかかる場合にも起こります。


今の所健康保険組合か市町村または社会保険事務所でしかチェックできないでしょう。
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この回答へのお礼

早速のアドバイス、ありがとうございます。
お薬を、院内で処方していて処方箋の発行がない、町の耳鼻咽喉科などの時はとても不便だと思います。
(院内処方か、院外かを患者さんが選択できる位になってくれると、ありがたいのですけど。)

お礼日時:2008/04/21 08:09

保険薬局に勤務しております。



ご質問されたような、処方薬をオンライン管理するような仕組みはありません。複数の薬局を掛け持ちされている場合、重複・相互作用が起こる可能性がないとはいいきれないでしょう。

しかし、そのような重複・相互作用を防止するため、薬剤師には併用薬を確認することが事実上義務付けられています。薬剤服用歴管理指導料という基本的な料金に含まれています。おそらくほぼすべての患者さんに算定されておりますので、併用薬を確認してこない薬局で薬を受け取るのはやめたほうがいいでしょう。

そして、飲んでる薬なんて覚えられないという意見もあると思いますが、薬局では「お薬手帳」というものを発行しています。これに発行した薬の内容を記述しますので、質問者様の場合お薬手帳を傾向されるのがよろしいかと思います。ただし、3割負担の方で40~50円の自己負担金が発生します。(今話題の「長寿医療制度(後期高齢者医療制度)該当の方は、お薬手帳の代金は前述の薬歴管理に含まれているので別途かかりません)

将来的に、保険証にICチップのようなものを埋め込み、保険証情報・処方箋の内容・服用中の薬や血液型などの情報を記録することになる、という話を聞いたことはあります。

しかし、今のところいつから実現するといった話は聞きませんし、ずっと先の話になるのではないでしょうか。

オンラインで患者さんのカルテ・薬剤服用歴を管理するアイデアもあったのですが個人情報の観点から頓挫したようです。

地区によっては医師会・薬剤師会の連携でオンラインのシステムを動かしているところもあったと思いますが、ずっと前に呼んだ記事ですし前述の個人情報の問題もありますので今でも動いているかはわかりません。すみません。

以上です。いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

バッティングしてはまずいお薬を違う科から処方されても、おくすり手帳で管理するか、
同じ調剤薬局で統一するかしないと分からないわけですね。
(ちょっと問題ですよね?)
確かに病院に来ていることを知られたくないということで、名前ではなく番号で患者さんを呼ぶ病院もありますね。

具体的で、詳しいご回答、どうもありがとうございました!
とても参考になりました。

お礼日時:2008/04/21 08:06

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