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胸腺は思春期以降は小さくなってしまい、胸腺を取り除いても大丈夫だ、と習いました。
胸腺がなくなってしまったらT細胞はどこで産生されるのでしょうか?

A 回答 (2件)

>自己組織を破壊するようになってしまったらダメなんでは・・・?


その通りです。いわゆる自己免疫疾患とは生体の免疫系が自身の組織を異物と誤認して破壊するようになった状態です。また自己抗体は老化の一因とも考えられています。
尚、自己免疫疾患の治療手段として胸腺摘出が行われる例として重症筋無力症が挙げられます。

T細胞は赤血球と違って内部に核があるため、抗原刺激を受けると分裂・増殖します。従って胸腺を摘出してもT細胞がなくなるわけではありません。又、一部のT細胞は末梢でも分化します。
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この回答へのお礼

なるほど!!
T細胞は核があるから分裂できるんですね!
教科書を見たら『“ほとんどの”T細胞は胸腺で分化する』って書いていました
勉強になりました!ありがとうございました(^v^*)

お礼日時:2008/04/30 16:32

T細胞は胸腺ではなく他の血球細胞と同じく骨髄で産生されます。

胸腺はT細胞が分化する場所です。具体的に言うと胸腺ではT細胞が自己・非自己を見分ける能力を獲得するわけです。従って加齢による胸腺の萎縮、胸腺腫瘍などによって胸腺が正常に機能しなくなると自己抗体が増え始め、自己組織を破壊するようになります。

この回答への補足

自己組織を破壊するようになってしまったらダメなんでは・・・?
胸腺を取り除いて、自己組織を破壊するようにはならないんですか?
胸腺でT細胞が分化するというのは分かりますが、胸腺がなくなって分化できなくなったらT細胞は産生できなくなるんじゃないでしょうか?
それともT細胞はなくならないんでしょうか?

勉強不足で本当に申し訳ありません・・・(><)

補足日時:2008/04/29 22:40
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