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すみません、どこのカテがいいのかよく分かりません。また理系には全然弱いのですが、料理というより醸造の分野に詳しい方に説明を伺いたいと思い、こちらに投稿させていただきます。
ドライフルーツ(プルーン)をリンゴ酢と水に浸けておき、数日後に食べると美味しく体にも良いということで続けていましたが、あるとき冷蔵庫に数ヶ月放置したままにしておきました。開けて思い切って食べると、濃厚な味になりとても美味しかったのですが、その後なんだか酔っぱらったような感じになってしまいました(2回とも)。酢の影響で発酵し、アルコール分が生じることってあるのでしょうか? 酢、水、プルーン以外には何も入れていません。

A 回答 (2件)

アルコール発酵とは、酵母菌(イースト菌)によって糖をアルコール(エタノール)に変えることで、酵母菌はこれによってエネルギーを得ています。

つまり、糖を「食べて」エタノールという排泄物を出しているということです。

さらにエタノールは、酢酸菌が食べて酢酸となります(空気酸化ではありません)。

これは酵母や酢酸菌がエネルギーを得るためにやっていることなので、逆はありません。この件では、ドラーフルーツに糖が多く含まれていますので、この糖がアルコール発酵したものです。

糖も塩と同じで、濃度が高すぎると生物は繁殖できません。ドライフルーツや砂糖漬けが腐らないのはこのためです。しかし、これを水で薄めることによって酵母が繁殖できるようになるので、アルコール発酵が始まります。

酵母は空気中にも普通に漂っていますし、花や果実にもたくさん付着しています。ドラーフルーツにもたくさん付着しているはずですので、当然水につけておけばアルコール発酵が始まります。酢酸の有無は関係ありません。

ちなみに、アルコール発酵すると、酒税法違反になります。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございました。

>ちなみに、アルコール発酵すると、酒税法違反になります。

これはひそかに気になっていた点です。私はお酒をたしなみませんし、悪酔いしてしまったので、もったいないですが捨てます。悪酔いしてしまったのは、通常のお酒と違って良くない成分も混じっていたからでは?と思います。

お礼日時:2008/05/05 10:02

一般的には、糖分の醗酵からアルコール(エチルアルコール)を作ります。

これはアルコール醗酵といって醸造で使われている手法です。酢はこのエチルアルコールを空気酸化して作ります。普通は酢酸と言われるものです。今回は、プルーンの糖分がプルーンに付着している酵母で醗酵しアルコールが出来たものと推定されます。ワインなどもブドウに天然で付着している酵母によって醗酵しますので同じ現象ではないのかと推定します。空気中にも乳酸菌や酵母やカビの菌は存在しています。
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この回答へのお礼

さっそくどうもありがとうございました! 勉強になりました。

お礼日時:2008/05/04 14:02

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