プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

昨今の地デジ、CD-R(DVD-R)コピー、音楽配信などで必ずといっていいほど顔を出す「著作権」。
本来はコンテンツ制作者の収入(生計)を維持させるもののはず(それ自体には私も賛成である)が、最近は業界都合の囲い込み(ビジネス戦略として利用)や、制作者以外の隣接関係業界の利益確保優先といった「便利ツール」としか思えません。

そもそも、CD-RやiPodやDVDレコーダーなど、業界が「便利さ」を売りに消費者に提案してきたものですし、消費者はそれらの製品を便利に感じて普通に使ってきただけなのに、著作権問題が起こるたびにまるで犯罪者(違法コピー云々)扱いされっぱなしです。

録画(複製)可能な機器が出回れば、それを利用してコンテンツをコピーされるのは当然です。どんなに複雑にコピーガードを施したとしても、いずれは誰かの手によって必ず破られてしまうのは事実が証明しています。
PCなどを知り尽くしたマニア(!)にとっては痛くも痒くもありません。

そんなに著作権侵害が怖いなら、それらの便利機器なんか一切作らなければ良かったのではないですか?(レコーダーを一切禁止してチューナー&プレーヤーだけにする。ちょうど蓄音機やラジオだけしかなかった時代のように)

結局、業界の儲けやビジネスのために違法行為とは無縁の一般ユーザーだけが振り回されっぱなしになっているとしか思えません。

CCCDやコピーワンスなどで一般ユーザー(違法コピーに無縁な)に疑いの目をかけて追い詰めるより、「今までにメーカーが売ってきた記録媒体(各種レコーダー&PC)が世の中に無数に溢れており、コピーされてしまうのはもう仕方がない」という現実も理解してもらい、違法コピー問題などモノともしないような作品(コピーせずにオリジナルを金を払って買いたくなる)を作ることに努力してほしいと思うのは私だけでしょうか?
「とにかく何でもいいから作って売れば金になる」・・・そんな考えのままではCDの売れ行き悪化問題は解決できないと思います。

A 回答 (4件)

 アメリカ憲法の起草者も著作権保護期間は長くても10年とすべきだと発言したと記録に残っています。


 現在の著作権保護期間の異常な長さはディスニーがアメリカ連邦議会に働きかけたものであり、著作権が文化創造のためではなく、営利主義の産物と化していることは否めないと思います。
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違法コピーには2つの側面があります。



1つは、海賊版として販売するための違法コピー。
1つは、ネットに無料で流されてしまう違法コピー。

前者は、合法的にいつでも安価に音楽や映像が入手できるようになれば、海賊版に金を出す人はいなくなりますから、活発化しつつある配信サービスが普及すればなくなるでしょう。
ただし、一部のレコード会社やタレント事務所、アーチストなどでこの手の配信に消極的な連中を何とかする必要はあるでしょうが、著作物というのは見てもらってナンボ、聞いてもらってナンボの世界のものですから、自ら露出を制限するようなやり方はいつまでも続かないでしょう。

後者については、例えイタチごっこになろうとも、違法無料配布サイトを徹底的にやっつけるべきでしょう。利用者は結局ネットのどこかや雑誌等でこの手の入手先や方法の情報を入手するのですから、同様に情報を入手してつぶしまくるのも不可能ではないはずです。

もし「タダだから違法コピーを入手した」ということであれば、金を出してまで欲しいとは思わないということでもありますから、違法コピーがあろうとなかろうと買ってもらえないわけで、実際には何の損害もない事になります。
CDをiPodにコピーされたからといって、権利者は一体何をどれだけ損しているというのでしょうか。iPod用に別の販売手段があるからそちらを使えというのならまだ判りますが、それでもCD購入やレンタルに際して対価は支払っているわけですし、補償金は制度としてあるというだけであって、法律上私的録音は認められているという事実に変わりはありません。つまり私的録音自体は合法なのです。

さらにYoutubeの様な低画質でも満足している人達が大勢いるという事実を見て、高画質化にばかり走る現状が正しいのかどうか、そもそもCDやDVDの価格は適切なのか、そのあたりも権利者側は考えた方がいいと思いますね。
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はじめまして。


私も同感です。よく、そのようなことを考えます。
CDが売れなくなってきた背景には、間違いなく
「販売」媒体であったCDが一般家庭でも簡単に作成
できるようになったことがあると思います。
というか、劣化の意味で言うとMDが普及した時点からもう
アウトではないでしょうか。

CD、DVDを買うことが出来ない人は、レンタルして
劣化しやすいカセットテープ、ビデオテープに保存して聴いたり
見たりすればいいのです。
買うのはいやだけど、買ったのと同じように劣化しない状態で
取っておきたいなんてそんな都合の良い消費者の考えは
無視しておいた方が良かったと思います。

>「とにかく何でもいいから作って売れば金になる」・・・そんな考えのままではCDの売れ行き悪化問題は解決できないと思います。

その通りです。
ですが消費者の考え方に問題がないとはいえないとも思います。
誰だって、お金を払わずに何かを手に入れたいと思うんですよね。
そもそもそこに、「制作者」「著作者」への敬意が全くないことが
問題だと思います。(と、私は「制作」側に回ってみてよくわかりました)

消費者は、もっと自分たちが得をすればするほど誰かが損をするという
自覚を持った方がいいと思います。
素晴らしいと思い、心を動かされたのなら、相手に敬意を払って
「購入」するべきじゃないでしょうか。
自分だけこっそり聴けたからいいや、見れたからいいや、
なんて考えでいては、制作者が新しい作品を作ることさえ
出来なくなる、と想像力を働かせて欲しいところです・・・。

>違法コピー問題などモノともしないような作品(コピーせずにオリジナルを金を払って買いたくなる)を作ることに努力してほしいと思うのは私だけでしょうか?

制作側としてこれは心がけていますが、
はっきりいって消費者の「お金を使いたくない」という強い力に
圧倒的に負けてしまう現状です。悲しいですね。
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この回答へのお礼

有難うございます。

>消費者の考え方に問題がないとはいえないとも思います。
誰だって、お金を払わずに何かを手に入れたいと思うんですよね。
そもそもそこに、「制作者」「著作者」への敬意が全くないことが
問題だと思います

その点については私も問題アリだと思います。
学校教育のレベルから「自分が権利を主張するなら相手の権利も尊重せよ」の原則を教えていかなければダメですね。
本当に近頃は自己中心な人が急増しました。
金に関して言えば不況とデフレのせいで、誰もが皆、手持ちの金を払うことを極力惜しむようになり、「他人が困ろうと自分さえ安く(タダで)入手出来ればそれでOK」という考えの人が増えたのは悲しいです。

お礼日時:2008/05/31 19:28

悪いことをする人がなくなればいいんですけどね。


発売日当日にインターネット上にアップ(共有ソフト、動画サイト、音楽サイト)されなければこうはならなかったんでしょうが・・・
物質として扱われるものじゃないもの「アニメ・マンガ・音楽etcetc...」に対する価値を考えない人が多すぎですね。


>そんなに著作権侵害が怖いなら、それらの便利機器なんか一切作らなければ良かったのではないですか?(レコーダーを一切禁止してチューナー&プレーヤーだけにする。ちょうど蓄音機やラジオだけしかなかった時代のように)

昔からもカジュアルコピーといって犯罪意識を持たない犯罪が行われてきたんですけどね
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AB%A5%B8%A5%E5 …
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この回答へのお礼

有難うございます。

以前、某アーティストがTV番組で1枚のCDアルバムを完成させていく様子の取材を受けていました。
作詞・作曲・アレンジ・レコーディング・ミックス・編集・プロモーションなどなど、ひとつのオリジナル作品を産む側の苦労が感じられる番組でした。
著作権保護で追い込むより、こういう手段でユーザーに1曲1曲の重みを感じてもらえればその方が販売促進効果は大きいと思います。

ま、これでも何にも感じないバカ(タダで聴ければいいじゃん)も多いですが(笑)。

お礼日時:2008/05/31 19:36

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