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ネルンストの式は、濃度(活量)と電位の定量的な関係式である。
と、自分なりに勉強してたどり着いた考えなのですが、 これにでてくる活量がいまいちわかりません。
活量とは何なのでしょうか?

A 回答 (2件)

多くの熱力学的性質が,考えているものの濃度に依存することがわかり,比較的低濃度の場合,濃度と性質が単純な関数,たとえば比例とか対数とか,そういうので表されることがわかり,多くの理論式が導かれました.


ところが,濃度が上がってくると,これらの式が通用しなくなると言うことも,だんだんわかってきたわけです.
そこで,濃度とは別に,理論式を成立させるような,いわば有効濃度のような概念が導入され,それに活量という名がついたわけです.
活量は本来無次元量 (標準状態を定義するときに使う標準濃度との比で表すため) ですが,mol/L を単位としてとったモル濃度とは,低濃度条件では数値が一致します (というか,そうなるように定義した).
活量係数γは,濃度と活量の比であり,上記の場合には1になります.
一般的には活量は濃度よりも小さく,γ<1 なのですが,場合によってはγ>1 ということもあるので,有効に「作用する」割合,という解釈はちょっと問題です.
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重量モル濃度mに活量係数γをかけた値を活量といいます。


実際に溶けているイオンすべてが有効に作用するわけではないので、有効に作用するイオンの濃度のことを活量といいます。
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