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高度な専門医になるためには医学部卒業後、医師免許を取得し→研修医→大学院と進んで医学について学んだほうが
いいと調べて知りました。
大学院に進んでいる間は医師として病院で働いたりすることはできないのでしょうか?

A 回答 (4件)

大学院に行くより、現場でスキルを磨いた方が「高度な専門医」になれる気がします。



お医者さんがもつ「医学博士」は肩書きのひとつを稼いだだけ、な気がします。

院のでの研究は、医者を忘れるくらい集中してやらないとものになりません。
院での医師の方の発表を聞くと、研究者としてクエスチョンマークが付くようなものであることが多いです。これが医者として何かのスキルになっているか疑問です。

「医学博士」をとるだけ、研究をしたという履歴を持ちたいというのであればお勧めしますが。
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内科医です。


「高度な専門医」という表現は漠然としているので、質問者様の意図するものかはわかりませんが…。

一部の大学、特にストレート入局の大学では入局後すぐに大学院ということもあったようですが、最近は初期研修(2年)、後期研修(2~4年)、大学院(4年)というのが一般的だと思います。大学院前に数年一般病院or大学病院で勤務することもあります。

大学院では何らかのテーマに沿って検査データの解析や基礎実験を行い、それを元に論文を作ります。その際に勉強することが今後の臨床に役立つことが多いので、臨床だけ行うよりは奥行きが深くなると個人的には思っています。

臨床系の大学院生の多くは大学病院での勤務をしています。主治医を持つかどうかは医局の方針によると思いますが、医師不足のこのご時世に研究のみとは行かないと思います。社会人大学院生という形をとって、非常勤医員になれば20万円/月程度の給与と保険・年金はカバーされます。しかし、医員にも定員があるので多くの院生はおそらく研修という名目で「無給」で勤務していると思われます。
また同時にいわゆるアルバイトも強制されるでしょう。アルバイトというと気楽そうに聞こえるかもしれませんが、実際は専門医がいない病院への大学からの派遣ですので、専門医としての能力が要求されます。決して手伝いではなく、すべて自分で判断しなくてはいけません。そのため、いきなり大学院生になるのではなく、ある程度の臨床経験を積んでおく必要があるわけです。

また大学病院で病棟を受け持つ場合は、実験中に病棟から呼ばれるケースもあり、場合によってはそこまでの実験は無駄になることもあります。臨床系の研究はそういったものだと思ってください。

医局によって異なると思いますが、普通に生活できる程度の収入は確保できると思いますが、昼間に臨床業務、夜間・休日に研究と緊急呼び出しという生活になるので忙しいのは覚悟しておいてください。
私にとって大学院生活の印象は、一般の臨床医と違ってアルバイトへの移動で昼間に外出することが多くなるので、昼の太陽光を浴びることができたことが新鮮だったことですね。
参考になれば幸いです。
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基礎医学の研究室の教員です。

私自身は医者ではないです。
よく医者の先生の大学院学生を面倒見ています。

その大学院の研究室によります。教授によります。

うちの場合は、社会人博士として勤務医の先生が院に所属しています。
しかし、働いているので週に1回くればいいほうです。それでうちの教授はOKとしています。

ただ、学位論文を作製したり、発表したりしなければいけないので、
私たち研究室のスタッフが出した結果70%自分でやった結果30%で発表できればいいほうで、それでもこのような学生を受け入れるうちの教授はいい人だと思います。

私らには迷惑な話ですが。

その、志望する研究室の教授と話をしてみないと、一般的にこうですというのはありません。
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大学やその所属医局によって違います。


一般に、臨床系は4年間ずっと院生だけで病院に出ないのは少ないです。大学病院内では患者も持ちます。3年目くらいには論文も書き上げて、学会発表も済ませて、4年目は外の病院に出るとか。少なくともバイトはします。非常勤の勤めをあてがわれたりもします。
それが、基礎系になると、難しいです。バイト程度は認めてもらえてもいい顔されません。但し、臨床系の院生の定員の問題で、基礎に預かってもらった場合は、元の医局の関係で変わります。
尚、高度な専門医になるためには、今は専門医制度ですので、指導医のいる病院で研鑽するのが一般的です。院は研究の場です。
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