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人間は持っていなくても、他の生物なら持っている、という感覚器官は色々あります。
例えば、コウモリの超音波や、蛇の離れた物体の温度を感じる能力、あるいは電気を感じる魚、地球の磁力から方角を知る渡り鳥、などです。

これらの感覚器官を、人間の科学力によって人間自身にも組み込むことができるか?を質問します。たぶん外科手術では不可能だと思うので、それらのDNAを組み込むことで達成できるか?という方向で私は考えています。
不可能であれば、その理由も知りたいです。また、人のDNAをいじるという倫理的な問題はこの場合、除外させてください。

もし、人間が新しい感覚器官とそれを情報処理する神経ネットワークをもったとしたら、それらはどのように感じられると思いますか?
音と色彩と味が全く異なるように、それは未体験の感質でしょうか?それとも、すでにある五感に代替されるでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 できます。


 と、いうか芸術とか医学、そして当然というべきか軍事などの分野では実際にそれに類したものが実際につくられつつあります。
 とはいえ、DNAを操作するんでは倫理的に問題もある上に人間に応用できるようになるまでの時間も長いため、人口網膜や人口鼓膜のように外科的に電子デバイスを既存の神経に接合したり(臨床実験中一部実用済み)、可視光で得られる画像にヘッド・アップ・ディスプレイで別の情報をオーバーレイさせて表示する(実用済み)、また、障害物のある方向を皮膚に圧力として伝達する(実用済み)という方法が試されており、感覚器を接合する話ではありませんが、ラジコンでラット(マウスだったかな)を自在に操るという研究も昨年発表され、脳を外部の入出力装置と直接接続するってのは近年ではちょっとした流行りのようです。
 また、新たな感覚を人間に得させた際は、幻肢現象(事故などで肉体の一部を失ってもなおそれが存在するように感じる錯覚)が生じた際、時折なくなった肉体の感覚が別の部位に生ずることがあるように、まるきり新たな感覚として認識されるのではなく、既存の感覚が拡張されたように感じたり、共感覚(音に色を感じたり文字に色を感じたりする現象)を持つ人のように既存の感覚として認識されるのではないかと推測されます。
 そういえば、先だってMITだったかで目隠しした上で外部デバイスで視覚を拡張した状態で一月ほど生活するなんて無茶な実験が行なわれて、被験者となった研究者は、普通の視覚に戻ると逆に心細くなったなんてことをいってたような。
 実際、脳はそういったトコは相当に融通が利くんでどうにかしちゃうんです。
 …っていうか、考えてみれば、膝がしくしく痛むんで明日の天気は…って具合に、生物は新たに得た感覚と他の感覚によって得た外部環境(の枠組み)を相互参照することによって世界を知覚するってことをやってるのを忘れてました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

共感覚って初めて知りました。
そういうものもあるんですね…。
感覚の世界って本当に不思議です。

もし感覚器官が増えても、今の五感の延長線にそれがあるなら、感覚を司る世界は、ある意味では有限ということになりますね。
今の段階ではわからないのでしょうが、気になります。

ありがとうございました。

お礼日時:2008/06/25 23:38

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