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この前質問させていただいた者です。
今回の質問なんですけどCメジャースケールを覚えれば他のメジャースケールは「ずらす」だけと色々なサイトに書いてあったのですが、それが分かりません・・・
私の考えてるCメジャースケールの開放弦を含む12Fまでのポジションを全部そのまんま移動するってことなのでしょうか?
だとしたらBメジャースケールはかなり高い位置から始まってしまうのでは?と考えてしまいます。

恐らく私のメジャースケールの覚え方が悪いと分かっているのですが、今一度メジャースケールについて教えていただきたいです。

A 回答 (6件)

そのあたりは、ギターの構造的なところを整理して捉えておくとわかりやすくなると思います。



1)
ギターの指板上の音程は、同一弦上の1フレット分の差が1半音分の音程差を持つことになります。つまり、1フレット分ハイポジションにずれれば音程も元の音程から半音分高くなり、逆に1フレット分ローポジションにずれれば音程も元の音程から半音分低くなります。3フレット分のズレになれば、音程差も半音3つ分、1音半の差になります。同一弦上での12fの差は、ちょうど1オクターブの差になります(これは、指板上のポジションマークの関連と絡めるとわかりやすいでしょう。3fと15fのポジションマークは1オクターブ差の関係に、同様に5fと17f、7fと19f、9fと21fも、それぞれが同一弦上において1オクターブ差の同じ音程が出るポジションを示唆しています)。

2)
また、ギターには6本の弦が張ってあり、ある特定の音程が複数の弦上で得られるケースもあります。たとえば、チューニングの時に各弦の音程差であわせる時に利用される、6弦5fと5弦開放の二つのポジションはどちらもA、5弦5fと4弦開放はどちらもD、4弦5fと3弦開放はどちらもG、3弦4fと2弦開放はどちらもB、2弦5fと1弦開放はどちらもEという関係が成り立ちます。
この音程差と上記のフレットごとの音程差を組み合わせて考えれば、例えば1弦開放のEと同じ高さの音程は、2弦5f、3弦9f、4弦14f、5弦19f、6弦24fの各ポジションで、2弦1fのCと同じの音程は3弦5f、4弦10f、5弦15f、6弦20fの各ポジションで、それぞれ得られるということになります。

3)
特に特定のポジションで出る音のオクターブ差の音程のある位置については、こちらも先の同一弦上でのフレットと音程差の関係を応用して、同一弦上であれば基準のフレットの+12fの位置、高音側にひとつ隣の弦上であれば基準のフレットの+7f(3弦上が基準の場合は+8f)、高音側に二つ隣の弦上であれば基準のフレットの+2f(3・4弦上が基準の場合は+3f)が、高音弦側に三つ隣の弦上であれば基準のフレットの-3f(4・5弦上が基準であれば-2f)が、それぞれ基準の音程の1オクターブ上の音程が出るポジションになります。
具体的に例を挙げれば、6弦5fのA音を基準とすれば、1オクターブ上のA音は、5弦12f(5+7f)、4弦7f(5+2f)、3弦2f(5-3f)の各ポジションで得られることになります(ちなみに、前述の通り6弦5fのAは5弦開放のAと同じ音程になります)。同様に5弦3fのC音を基準とすると、1オクターブ上のC音は4弦10f(3+7f)、3弦5f(3+2f)、2弦1f(3-2f)の各ポジションで得られます(こちらもちなみに、5弦3fのCは6弦8fでも同じ高さの音程が得られます)。

これらのような相対的な関係があることを、まず頭に入れておくと良いでしょう。


その上での話になりますが、ある特定のスケールの音程の配置を、ギターの指板上に展開した場合、そのポジションの図を弦の張られている方向に沿って平行移動すると、そのスケールは基準音の異なる同じスケールになります。もっと判りやすくいうと、Cメジャースケールの構成音のポジションを、そのまま弦の張られている方向に沿って平行移動させると、別の音程を基準とする別のメジャースケールに変わるということになります。
例えば、Cメジャースケールの形を崩さずに1フレット高い方にずらすと、そのポジション図はC#/Dbメジャースケールの図に変化します。同様に元から4f分高い方にずらせば、そのポジション図はEメジャースケールの図に変化します。
また、Bメジャースケールのポジションについてですが、こうしたスケールのポジションを考慮する場合、オクターブ差の音程も含めてスケールを構成する音程として捉えるのが普通です。ですので、Cメジャースケールを平行移動してBメジャースケールを想定するのであれば、上の方にずらすことばかりを考えるのではなく、1f分低い方にそのポジション図を平行移動させてやることでも、Bメジャースケールのポジション図を導くことが可能です。
ギターは鍵盤などとは違って白鍵・黒鍵の区別がないので、こうした移調に関しては、ポジションの平行移動という形で、より単純に捉えることが可能です。この関係は、カポタストを使うことで簡単に移調ができることなどの根拠になっています。

より実践的に捉えるなら、その与えられたスケールの構成音のポジションについて、それと同じ音程が得られる別のポジションを使ったスケールの配置などについても検討してみるのが良いでしょう。Cメジャースケールで5弦3fから始まるポジションの図を考えるなら、開放弦を使っているところを隣の低音弦で同じ音程が出るポジションに置き換えてみたり、あるいは5弦3fと同じ高さの音程が出る6弦8fを基準として同じようにCメジャースケールの構成音が出る音程を拾って、それぞれ別のポジション図を割り出してみるなども有益な試みだと思いますよ。

なお、スケールを構成する音程の配置を捉える場合は、基準とした音程から上の音程だけを相手にするのは、片手落ちといえるかもしれません。基準としている音程がどこにあるのかをきちんと見据えて忘れないことは大切なことですが、基準とした音程よりも低い方にもそのスケールを構成する音程が配置されている可能性についても十分に注意を向けるべきでしょう。
例えば、5弦3fのCを起点としたCメジャースケールを考える場合でも、6弦開放のE、6弦1fのF、6弦3fのG、6弦5fないし5弦開放のA、6弦7fないし5弦2fのBも、Cメジャースケールを構成する音程として忘れずに捉えておくのが良いと思います。
スケールを考える上では、どこを押さえればその構成音が出せるのかに注目することも大切ですが、スケールが具体的にどのような音程から構成されているのか、その構成音のそれぞれの音名や、基準音からの相対的な音程差の関係を整理して捉えておくことも大切なことになります。特に、基準音に対する各構成音の相対的な音程差を整理して捉えることは、基準音が異なる同じスケールを総括して把握する上では欠かせないアプローチになりますし、効率的にスケールを見通すのに役立つはずです。この点については、各音程の表現方法として、基準音に対する音程差を数字で表現する"度数表現"を把握しておくとより良いと思います。いずれにしても、そうした面からのアプローチについても、忘れずに意識してみることをお勧めします。
また、レギュラーチューニングの際の、各ポジションで得られる音程の配置について、きちんと整理して音名を把握しておくことも大切でしょう。こちらについては、図を描いて覚えてしまうのも手です。
スケールに含まれる音名と、指板上のどのポジションでどの音程が得られるかの両方が判っていれば、スケールの配置図の丸暗記をしなくても自力でポジション図を想像できるようになるはずですし、それができるようになっておく方がいろいろと応用が利くようにもなるでしょう。またこうしたアプローチ法は、スケールのポジション図を考える時だけではなく、コードフォームを導き出す時などにも有益な手法になるはずです。

こうした情報などに関しては、音楽理論に触れて解説している本などを参考にして把握するのが良いでしょう。最近ではギタリスト向けに書かれた音楽理論の解説書、教則本なども多く出版されています。そうした本を当たってみることもお勧めしておきます。リットーミュージックの「宮脇俊郎のらくらく理論ゼミナール」などは、ギタリストにとってはとっつきやすいかと思います。

長くなりましたが、参考になれば。乱文失礼しました。
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この回答へのお礼

丁寧な解説ありがとうございます。
指板の音程差構成の基本がすごく分かりやすくこれからのスケールにも役立つ解説でした!

あと、もう一つよろしければお答していただきたいのですが、
メジャースケールを開放弦~12Fまでのポジションを自分で
紙などに書き出して把握していくことはどうでしょうか?

お礼日時:2008/07/15 22:36

No.5です


>Bメジャーだと11弦からでしょうか。

11弦て6弦の11弦ですか?そこBじゃなくてE♭です。

BメジャーのキーでE♭から始めると”E♭ミクソリディアン”というスケールになります。

指板上でキーの全体図を把握するのもいいんですが、まずはドから始まって2オクターブ上のドまでいって戻ってくるというパターンを5弦と6弦両方から出来るようにしたほうがいいでしょう。
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この回答へのお礼

お答えありがとうございます。

>まずはドから始まって2オクターブ上のドまでいって戻ってくるというパターンを5弦と6弦両方から出来るようにしたほうがいいでしょう。

私はトニック(主音)を理解していないということですよね。。。
指板上の音を確認し回答者さんの言われている練習をしてみます。

遅くなりましたが、二度もお答えいただきありがとうございます。

お礼日時:2008/07/18 18:12

スケールの運指は1パターンのみではありません。


ほんの数種類を知っていれば
>Bメジャースケールはかなり高い位置から始まってしまう
という考えになる事はないと思います。
全てのキーで5弦と6弦から始まるメジャースケールを弾くと24パターンになりますが、”ずらすだけ”と考えれば実際には4パターンぐらい覚えれば済むはずです。

ところでBメジャースケールでかなり高い位置って、何弦の何フレットから始めるつもりなんです?
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この回答へのお礼

お答えありがとうございます。

>”ずらすだけ”と考えれば実際には4パターンぐらい覚えれば済むはずです。
昨日それを理解しおかしな質問をしてしまったと反省しました。。。

私の中でCメジャースケールの12Fまでの全体像というのでしょうか
、それをそのまんま何も変えずずらしていくものだと思っていたんです。
Bメジャーだと11弦からでしょうか。
全体像で覚えてしまったのが悪かったのだと思います。

柔軟に物事を考えることができず、困惑させるような質問をして申し訳ありませんでした。

お礼日時:2008/07/16 18:04

再び失礼します。

返信読みました。

開放弦~12fの間のスケールの構成音のポジションを、紙に図として書き出すことについては、良い試みだと思います。物を覚える方法として、紙に自分の手で覚えたいことを書き出すという方法はよくあるやり方ですし、覚え方としても良い方法でしょう。
スケールの各ポジションを紙に書き出す時には、特にどの音がそのスケールの中心の音程になっているのかを、目印になるような書き方で書き出すようにするとより良いでしょう。Cメジャースケールであれば、Cのポジションは星印や二重丸にしたり、色分けをして際立たせるようにしてみると、スケールの位置付けなどを整理する時にも有益だと思います。その他、何かしらの機能がある音程について、他と差別化した表記をするのも良いと思います。

なお、蛇足になりますが、ギターから各ポジションでどのような音が出るのかを実際に鳴らして確認していくことについても、欠かさず取り入れるのが良いでしょう。実際に楽器から出ている音を耳で聞いて捉えることは、音感を鍛える上でも、耳を鍛える上でも重要なポイントになります。楽器演奏の上達に関しては、指先の鍛錬や知識の補完だけでなく、音を正確に聞き分ける聴覚・感覚の洗練も重要です。
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この回答へのお礼

遅れましたがありがとうございます。

ぜひやってみたいと思います。

お礼日時:2008/07/16 17:46

メジャースケールは


キー⇒全音⇒全音⇒半音⇒全音⇒全音⇒全音⇒半音(キー)

全音・・・ギターの2フレット、ピアノの鍵盤2個分
半音・・・ギターの1フレット、ピアノの鍵盤1個分

ですので、C(ド)をキーにすると、
ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
ですよね。ピアノの白鍵のみです。

次にD(レ)をキーにすると、Cから全音上がりなので、
レ ミ #ファ ソ ラ シ #ド レ

になります。ギターでフレット上げていっても良いですが、
スタートとなるキーの音を上げ続ければ、当然12フレ以上に到達します。

スタートさせる音を下げれば問題解決かと・・・。
※特に12フレーム異常は12フレーム下げれば1オクターブさがりますね。

ちなみに周知かとは思いますが、何となく念のため・・・・
C(ド) D(レ) E(ミ) F(ファ) G(ソ) A(ラ) B(シ)

です。キーやコードを考えるときには超基本ですね。
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この回答へのお礼

>スタートさせる音を下げれば問題解決かと・・・。

まさにその通りですよね・・・音が上がっていくことばかり考えていました。。。

お礼日時:2008/07/15 22:28

Cの場合 普通言われている ドレミが メジャースケールですよね



それで Dの場合は レから始まる ドレミファになります

例を言えば
in C
5弦3フレット :ド  ここから始まるドレミ
レ :4弦開放
ミ :4弦2フレット
ファ:4弦3フレット
ソ :3弦開放
 
in D
4弦開放    :ド  ここから始まるドレミ
レ :4弦2フレット
ミ :4弦4フレット
ファ:4弦5フレット 又は 3弦開放
ソ :3弦2フレット

わかりますか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そこは分かります。
レから全・全・半・全・全・全・半となるのがDメジャーってことですよね。

お礼日時:2008/07/15 20:46

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