プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんにちは。先日かわいいコートを発見したのですが、
オイルコーティングされている黒いたぶん綿のような素材のロングコートで
注意書きにドライクリーニング、水洗いはしないでください
汚れはブラシなどでこすって落としてください。
オイルが抜けて白く(?)なる可能性が~と言う風に書いてあり
ええ?じゃあ一生洗えないの?汚くない??
と買うのをためらってるのですが
どなたかコートでなくても、その様な素材のお洋服を
着てらっしゃる方、もしくは洗ってみたよ♪
と言う方、経験者の声をお聞かせください!!
ちなみに、そのコートは裏がキルティングなのでどっち道
自分で洗うのはまずいですよね?・・
お店の人曰くその店でもコーティングしてくれると言う風に
言ってましたけど。
バイクに乗る事も多いのでオイルコーティング
だと汚れもつきやすくないですか?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

クリーニング関係の仕事をしています。



「オイルドコート」と呼ばれるものですが、基本的には前世紀にイギリスでフライフィッシング用に使用されていましたが、ゴアテックスなどの新素材にとって変わられて、今では一部の「好事家」達の間でしか利用されていないと思います。なにしろ使いづらいのです。

(1)オイルが劣化したり、剥げたりすると新たにまたオイルを塗って防水性を保つ物です。よって洗えません。ドライクリーニングは油性の汚れをよく落とすのでせっかくのオイルコーティングが落ちます。オイルが塗ってある分重いし、通気性も損なわれるので蒸れます。

(2)表面にオイルが塗布されているので、当然ほこりや汚れがオイルにからめとられます。バイクに乗って埃っぽい道を走ればなおさらです。あくまでも昔のイギリス人が空気のきれいな森の中の川でつりやハンティングをする為に使っていた雨よけの服です。
これを着て喫茶店のソファに座れば次に座る人が迷惑します。これを着て人の車に乗ったら友達をなくします(笑)。満員電車でも着て欲しくないですね。

(3)一度お客様の品を洗ったことがあります。もちろんドライは不可だし、洗濯機で水洗いするのも繊維が折れ曲がって折れじわが生ずるので、浴槽に広げて浅くぬるま湯を張り所々に液体洗剤を垂らして上からシャワーの水流を当てました。当然水は弾かれますので、洗ったというよりはシャワーの水流で表面を流したという表現が妥当です。その後はハンガーにかけて自然乾燥です。これできれいになるとは思わないほうがいいですね。裏地のキルティングがはずせる構造なら、それだけ洗うとかしか出来ないでしょうね。

私の中では「着道楽」達が人と違ったおしゃれを楽しむ為のいくぶん懐古趣味の服、という位置づけです。実用性には大いに欠けます。それとロングコートを着てバイクに乗るのは少々危険なのでは?それにシートにコートの油が付きますよ。
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この回答へのお礼

大変詳しい回答ありがとうございます。
返事が遅くて申し訳ありません。
結局コートは購入しませんでした!
参考になりとても助かりました。

お礼日時:2002/12/18 19:42

オイルコーティングは生地に乾性油または半乾性油で


被膜を作ってあるものです。
防水性をもたせるための加工で近年、樹脂などで
オイルコーティングに似せた商品も出てきているようです。
ドライクリーニングではオイルが落ちますので×
水洗いでも洗浄や脱水で擦れたり、折れたりしたところが
剥げて白くなる(チョークマークと言います)が発生するので×
また、コーティングは生地の段階では均一に出来ても、
服になってからは、大変難しくムラなどにならなければ良いのですが・・
ちょっとやっかいな服ですね。(そのぶん、愛着わくのかな?)
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この回答へのお礼

結局コートは購入見合わせました・・
とても参考になりました。
ありがとうございました☆

お礼日時:2002/12/18 19:45

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