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古いバイオリンをいただきました。
古さはどのくらいかわかりません。中をのぞくとsuzuki umeoとかいてあります。
その家のなくなったおじいさんが若い頃買ったものだそうなので、もう半世紀くらいあるかも、とのことでした。
指をあてる黒いところがぐらぐらしてはずれそうです。なんとか音をだすことができます。
これは修理できるでしょうか。
修理できるとして費用は大体どれほどになるでしょうか。
あまり高額なようならば、飾って見るにとどめようかと思います。

田舎住まいで近くに楽器店もないので、こちらでお尋ねしてみました。
どうして私にくださったのかはよくわかりませんが、ピアノの経験が長く、ちょっとチェロをかじったこともあるため、遊んでみたら、というような感じでくださいました。
もし修理できるのだったら、子供にバイオリンを習わせてみるのもいいかな、と思います。
どうぞよろしくおねがいします。

A 回答 (4件)

 年代特定やグレードなどは既に御回答が出揃っているので、具体的な話など。



>これは修理できるでしょうか。

 バイオリンに限らずチェロでもギターでもマンドリンでも木製の弦楽器は、伝統的な手法に則ったモノであればバラバラに分解出来る様に設計・製造されており、基本的にはどんな故障でも(胴体を踏み抜いた様な破損でも!)修復不能にはなりません。(接着にニカワが使われており、暖めれば軟化して外れます。)
 古い楽器ですと木部がやせたり磨耗したり割れたりして使えなくなってしまっていることもありますが、最悪、部品を作りかえればヨイだけです。

>指をあてる黒いところがぐらぐらしてはずれそうです

 ネックに貼ってある黒い板(フィンガーボードといいます)ですね?どんな状況かイマイチ判りませんが、接着が剥がれているなら貼り直すだけです。
 自分はギター類しか判らんので、正確なことは言えませんが・・・そうですね、貼り直しだけなら・・・恐らく¥2万とか¥3万とか、その辺りでは?¥5万はしないと思います。(フィンガーボードは塗装しないので、その辺りも余計なおカネがかからずに済みます。)
 ただ古い楽器では、その様に剥がれてしまったフィンガーボードは反りや縮みが出ており、そのまま接着出来ないと考えるのが普通です。するとフィンガーボードの修正や、最悪作り直しなども必要になり、悪い方に考えますとネックの修正も必要かも・・・としますと、すぐに¥10万ぐらいは行ってしまうかもしれません。

 文章だけでは状態が判りませんので、まずは楽器屋に持ち込まれて見積りを取られた方がよろしいでしょう。ホントはリペアショップに直接持ち込まれた方が、リペアマンが色々と説明してくれるので話が早いのですが・・・。

 尚、最後に2点ばかり。

>もし修理できるのだったら、子供にバイオリンを習わせてみるのもいいかな、と思います。

 フィンガーボードが剥離するほどの状態では、『遊びでたまに演奏する』以上のコンディションにする為には、他にも手を加える必要がありそうな気がします。
 やはりリペアマンと直接話しが出来たほうがよさそうです・・・。

 も一つ。
 ハンドメイドでなく、戦後に製造されたモノであればニカワが使われていないケースも考えられます。(酢酸ブチル=いわゆる木工ボンドで組立てられているモノもあります。)
 ボンドが使われていると、木部を分解するのは(不可能ではありませんが)かなり難航します。(しかも、酢酸ブチルで作られている楽器は、概ねあまり高級グレードのモノではありません。)
 すると修理代がどれほどでも、買い換えた方がよいという結論になる可能性もあります。
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この回答へのお礼

そうですね、確かにフィンガーボードのところは、私の目から見てもチョットくっつけるだけで良さそうだし、簡単に治るかもしれない、と思えるのです。
しかし、ぱっと見でわからないゆがみがあるかもしれませんので、どこか修理してもらえるところを早く探して持ち込みたいと思います。

ただ、見回してみると、弦が赤くなってさびているようだし、どこもかしこも埃が積もっているし、おまけにケースは壊れていて良く閉まらないので、これも買いなおさなければならないでしょう。
最終的には結構な出費になりそうです。

くわしく教えてくださりありがとうございました。

お礼日時:2008/08/01 11:50

都内の比較的大きな修理工房の価格表です。


狭い業界ですから、価格的には目安になるはずです。

また、電話すれば、ご近所の修理工房を紹介してくれるかもしれません。
折角の楽器ですから、綺麗に蘇らせてあげてくださいね♪

http://www.shimokura-violin.com/price.html
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この回答へのお礼

価格表見ておけば、実際に修理するとき安心ですね。

近くに修理工房がないかとネットで探してみたのですが、県内には一つも見つかりませんでした。(首都圏ではないのです)
今のところは、近くの楽器店に訪ねてバイオリンの修理を頼もうと思います。
それが叶わなければ、bagnacauda様がご紹介くださったような遠くの工房に直接送ってやってもらおうと思います。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/08/01 12:17

オールド鈴木は、意外に市場に出回っています。


鈴木梅雄は、鈴木バイオリンの創始者である鈴木政吉の長男であり、弟(政吉の三男)の鎮一は、スズキメソッド(才能教育)の創始者として有名です。

鈴木梅雄モデルであれば、おそらく1925年から戦後にかけて製造されたのではないかと思います。
値段は、コンディションや、ハンドメイドか否かによって随分と違います。
僕自身、鈴木政吉の名の入ったハンドメイドのチェロを試奏した事がありますが、大きな音は出ないものの、なかなか枯れた味のある音色のチェロでした。

楽器を修理するには、その楽器が作られたのと同時代の木材を使います。
オールド鈴木の修理材なら確保はそれほど難しくは無いとは思います。

問題は、その楽器の元々のポテンシャルというかグレードがどの程度のレベルか?ということになります。
多分、専門の楽器商が見れば、表板・裏板・指板の「姿」だけで判断が付きます。

オールド鈴木には結構「ファン」がいて、愛好されています。
HPも探せばいくつかありますので、情報を手繰って行けば、近場に判断が付く方がいるかもしれません。
例えば、
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/amk/masakichipart3.htm
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございます。
楽器のグレードがどの程度か、ということですね。

買った当時は店で一番高価なものだった、とのことなので、悪いものではないでしょうが、小さな地方都市ですので、選択の幅は狭かったのではと思います。

せっかく縁あってもらったものですので、ご紹介いただいたHPを手始めにできるだけの知識をつけたいと思います。
楽器を生き返らせてやりたいと思います。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/07/31 00:11

古いバイオリン。

半世紀くらいあるかも、とのことでした。
指をあてる黒いところがぐらぐらしてはずれそうです。なんとか音をだすことができます。これは修理できるでしょうか。
■一般的には、たいていの修理は可能です。
その程度なら。。。(^^ 修理可能かと。。。

修理できるとして費用は大体どれほどになるでしょうか。
あまり高額なようならば、飾って見るにとどめようかと思います。
■そのバイオリンの価値と、修理の依頼程度だと思います。
買い換えるよりは、はるかに、安いのでは?
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この回答へのお礼

もし修理代が新しいバイオリンを買うより大幅に安ければ、価値がありますね。
バイオリンについて何も知識がないので、一般にどの程度の価格で売られているものなのかまず調べてから、修理できるところを探して見ます。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/07/31 00:18

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