プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは!

私の祖父(90歳)のことです。
大きな病気もなく、食欲もあり、栄養状態もよい食事
をしているのですが、体重が増えません。
増えるどころか、減る一方です・・・
元気なのですが、はっきり言って、骨と皮のような感じです。

本人が医者に話したところ、「年齢も年齢なのでね・・」
とだけ言われ、納得していません。
私も母も、あんなに食べてるのになんで体重が減るの??
と疑問に思っています。

確かに、90歳でふくよかな方はあまり見かけませんが、
本人が納得できるご回答がいただけたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
(ちなみに、癌を疑い健康診断や検査等をしているのですが
何も見つかりません)

A 回答 (1件)

人間の体は勝手に間違ったことはしません。



おじい様がやせ細った体になっても元気なのはちゃんと理由があってそいう体つきになるのが自然だからです。勝手に間違えてそうなったわけではないのです。元気で長生きに相応しい体になっていってるに違いありません。
おじい様の場合、逆に体重が増えたりするとそれを支えるためにには無駄なエネルギーの消耗が激しくなり体に負担が増えてしまいます。かえって体調を悪くしてしまうでしょう。

仙人の体を想像して下さい。仙人に近い、と思われたらどうでしょう。各地に仙人伝説がありますが、架空の伝承ではなく実際に水と質素な食事で長寿を全うした人はいたにちがいありません。みな骨と皮です。

生命を維持するために徹底して体の無駄を省くことは究極の生命力になるに違いありません。これにかかわってるのが、どうもマクロファージという血球細胞らしいのです。詳しいことは省きますが、この原初的でしかも他の免疫細胞に指令を出したり免疫の中枢になる細胞は活性化するといろんな強力な免疫物質を放出、分泌します。なかには不必要な脂肪をそぎ落としたり、細胞の増殖を抑えるものがあります。

こうして生体を無駄なく維持するための仕組みを構築していきます。マクロファージで無駄のない仕組みが構築されると、よりシンプルな体の働きが実現し、必要最低限の体の働きで健康が維持されるのでしょう。

おじい様の体は今まで過ごしてこられた生活が自然に逆らわず、心身を痛めつけるようなものではなかったので、このマクロファージが活性化してきた結果ではないかと思います。

まだまだ人間の体は分からないことだらけです。驕りを捨て、傲慢にならず、自然に謙虚に向き合うことが必要だということが良く分かります。

誰もがこうなるとは限りませんが、おじい様は我々の晩年の理想の姿ではないでしょうか。

宇宙、自然の一部にしか過ぎない人間は、体の中も外も自然そのものです。自然に抗うことなく自然のままでいればもともと内在してるであろう究極の生命力が維持できるはずです。

皆様は体重減少などに一喜一憂されることのないようなさって下さい。おじい様がこれからも健やかに楽しく過ごされることを願っています。

免疫、マクロファージなどわかりずらい話になりましたが、ご容赦下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

素晴らしいお話を目の前で聞いたような感動がありました。
まるでお坊さんからありがたいお話をしていただいたようです。

確かに、仙人に太った方はいませんね!
納得です!

ご回答者様の文章、明日、母と祖父に読んであげようと思います。
ご親切にありがとうございました。

お礼日時:2008/08/01 00:00

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