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先日、飛行機の中で急病人が出て・・・という内容の質問をしました。

また、疑問に感じることがあるので、再度、質問させてください。

(1)飛行中に心停止の急病人がいて、その場に医者・看護師さんがいなかった場合は
機内にある「電気ショック・点滴」などの医療行為は誰も全く使ったらダメなのですか?
(スチュワーデスは使用方法の教育は受けてないのでしょうか?)

(2)燃料が減っていない状態での緊急着陸は大事故になる可能性がある!とのことでしたが、どうしてですか?

例えば、海外飛行ならともかく、国内の90分移動程度では燃料が初めから満タンではないと思いますが・・・・

ご存知の方は教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

(1)医師や看護婦が乗客の中にいなかった場合、客室乗務員が医師等の医療専門家に引き継ぐまでの基礎的な救急治療を行ないます。


客室乗務員はこのような緊急時の基礎治療についての講義を必ず受けていますし、職務的にも緊急時の対処能力向上のために赤十字救急法救急員の資格取得が強く推奨されていまるため、このような資格を保持している乗務員も多数います。
(ちなみに、救急救命士とは厚生労働省認定の国家資格であり、試験受験資格は「救急救命士法第34条で規定された救急救命士養成所(消防機関の養成所ならびに専門学校・大学)で履修した者」と定められていますので、客室乗務員で保持している者は皆無に近いはずです)

一般人が行なえるのはAEDによる治療(これはAEDに操作方法が表示されている)程度が限度ですが、素人の緊急治療というのは、間違った知識による治療を施して、患者の容態をかえって悪くしてしまうということもあり得ますので、よほどの知識と実績があるのでなければ、客室乗務員に任せてしまったほうが良いでしょうね。

(2)燃料が減っていないということはそれだけ機体の重量が大きいということで、そのような大重量で着陸を強行すると、車輪やブレーキに大きな負荷がかかります。
航空機はこのような大重量での着陸も想定して設計されているので、ブレーキ故障が起きる可能性は少ないでしょうが、パンクは通常運航時でも時折起こっていますので、こういう緊急時に起きないとは言い切れません。

また、機体重量が大きいということは、着陸後の滑走時にそれだけ止まりにくくなりますから、滑走路が短かった場合や、重量が大き過ぎた場合は着陸滑走で止まりきれず、オーバーランを引き起こす可能性があります。特に、普段その路線や機体で想定している空港以外に緊急着陸する場合は、滑走路が短いことも大いにあり得ますので、それだけオーバーランを起こす可能性も高まります。

そして、これらの事故から引き起こされる火災が最大の問題です。
国内線では燃料満タンで運行することはまずないでしょうが、それでもオーバーラン等の事故を起こして火災が発生した場合、燃料が多ければ多いほど火災の規模が大きくなりますので、被害が拡大するのが通例です。
実は、着陸失敗して機体が損傷した時に、火災が発生したかどうかは乗客の生存率に大きく関わってきています。
過去の事故でも、着陸失敗で機体が大破した時点では乗客の大半が生存していたが、その後発生した火災によりその殆どが焼死した、という事例すらあるくらいです。

民間航空機の燃料はJET A-1と呼ばれる灯油(ケロシン)系のものですが、その用途ゆえに「発熱量が高い」「燃焼性が良い」「揮発性が高い」といったことが求められている為に一度引火するとあっというまに火勢が強まります。
飛行機というのは、このような「危険物積載タンクローリーが空を飛んでいる」ような状態でもあるわけですから、緊急着陸時には火災発生の可能性と発生後の被害拡大を少しでも抑えるために燃料が少ないことが望ましいわけです。
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この回答へのお礼

タンクローリーが空を飛んでいる・・・・怖いですね!
燃料が減っていない→機体重量が大きい→オーバーランを起こす→火災発生。
よく分かりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/08/12 17:41

一般的にはAED等心肺蘇生術は一般の人がやっても構いませんただ心停止が分かってからですねこれは緊急避難で可能です飛行機や客船の中ですとクルーは講習を受けていると思いますので任せた方が良いでしょう最終的にはキャプテンが判断してもよりの空港に着陸したりこの人に任せるなどは責任者の機長や船長に任されえいます


(2)の質問ですがこれは機体に燃料が残っていると緊急着陸した時に事故が起こったら大変なことになりますよね現在飛行時間から消費燃料を計算して余裕を持たせた量しか積んでいきません満タンに積むと燃費も悪くなりますから出来れば日赤の講習会を受講した人間以上の資格を持った人間が心肺蘇生術も望ましいです
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法律読みましょうね


航空法
(危難の場合の措置)
第七十四条  機長は、航空機又は旅客の危難が生じた場合又は危難が生ずるおそれがあると認める場合は、航空機内にある旅客に対し、避難の方法その他安全のため必要な事項(機長が前条第一項の措置をとることに対する必要な援助を除く。)について命令をすることができる。

ってことです
法律により機長は次のことができます

急病人が出た時は、乗務員が機長に速やかに報告をして、お客さんの中に医師、看護婦さんがいた場合には援助を依頼して、機長は必要に応じて緊急着陸をするというようなことになってます

医者で無いものが治療を行う行為はできません
ただし
法律に定めのある行為の医療行為は可能です
AEDの使用などは可能です
また救急救命士を持っていると法律定めた行為は可能です
通常 乗務員は救急救命士の資格を持ってます

 飛行の燃料の量は機長が決めます
 重量が増加すると燃費が悪くなる
 
 国内線では飛行距離+30分~1時間程度

 国際線では飛行時間+1時間~2時間程度です


 急病人に緊急着陸は燃料が満タンでも問題ありません
 設計上は着陸可能重量ですの問題はありません

 他の人が言っている緊急着陸で燃料を減らして着陸する時は・・・・
機体に重大な故障があって燃料が漏れて火がつく恐れがある時は、燃料を極力減らして緊急着陸します

 ジエットエンジンの温度は800度以上になりますので燃料が漏れてエンジンに触れると簡単に燃えます
 また、機体が地面に触れると凄い火花がでますのでこれも引火の原因となります
 まあ、簡単に火が着くのがジェット燃料です
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この回答へのお礼

急病人を降ろすための緊急着陸なら、問題ないのですね。
よく分かりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/08/12 17:34

1)一般人は医療行為を行ってはなりません AEDが機内にあると思いますのでそれの取り扱いの教育は受けています


一般人が行えるのは一次蘇生法ですが全く知識がない人がするとこれも危険だそうです 

2)緊急着陸といっても最寄の空港への緊急着陸であれば一般着陸と同じですがあくまで緊急ですので空港内の安全確認後となります
空港以外への着陸に関しては万が一のことを考えると燃料が満タンの場合は大事故になりますね ジェット燃料ってものすごく燃えやすいですからちょっとした静電気や摩擦熱なんかで燃える可能性があります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
急病人を降ろすための緊急着陸なので、もちろん空港ですが、
私の書き方が悪かったですよね。
すみません。

お礼日時:2008/08/12 17:29

今はAEDがありますから


ある程度の知識をキャビンアテンダントも持っています。

ニュースでもよく、離陸後すぐに引き返す飛行機を目にするように
緊急時には最寄の空港を的確に探します。
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この回答へのお礼

あ、知識はやはり持ってるんですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/08/12 17:25

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