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音楽の印税について教えてください。

まず、印税契約というのはどういうものですか?(契約時にかかる費用など…)
印税契約というのはした方がいいのですか?

ちなみに、インディーズですがシンガーソングライターです。

A 回答 (2件)

では補足を。



>契約そのものに費用は掛からないんですね。

これは単に「契約を結ぶ事」それ自体の話であって、契約の中に何らかの費用負担の話が無いとは言い切れません(例えばJASRACへの登録費用負担とか)。その辺は誤解されません様。

>作詞、作曲、歌唱についての印税はもらう権利があるんですね。

はい。それらの作業をあなたが行ったのであれば。

>私は編曲も少ししますが、編曲者は印税がもらえないと聞いたことがあるんですけど、もらえるんですか?

もらう権利はあります。ただ、編曲は随分長い間創作活動というより職人作業と看做されており、1回の編曲でいくら、みたいに買い切りの形にされる事が慣習化していたのも事実です。今でもそういう慣習は残っていたりもします。
また、「少しします」これが微妙な所です。編曲者として表記されるのはアイデアを出した人ではなく完成させた人です。シンプルに言えば全パートの譜面を完成させた人とでも言いましょうか。いわゆるシンガーソングライターで編曲まで完璧に出来る人はあまりいません。

>弾き語りなんかもやるかもしれないことを考えれば、演奏印税についても詳しく話してみた方がいいんでしょうか?

話してみても良いと思います。ただし歌唱と演奏は一括りにされる事が多く、認められても2倍になったりはしませんのでご注意を。

どの契約でもそうですが、権利の主張と双方の力関係は表裏一体です。あまり権利を主張しすぎて契約をふいにする事もあるでしょうし、大人し過ぎて搾取されてしまう事もあるでしょう。
しかし、最後の最後であれですが、レーベル契約で大事なのは、結局どれだけ相手を信用出来るかです。(全ての権利関係をクリアにした上でですが)最初の契約が多少不利なものでも、レーベルが本気であなたに可能性を感じて売り出そうとしてくれるのならその方が後々得になったりもします。逆に条件は良いけどほったらかしにされてしまえば先はありません。
相手を良く見て、自分自身が納得のいく契約になる様に頑張って下さい。
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この回答へのお礼

補足していただき、ありがとうございます。

契約に際する費用について、勘違いしていました。
JASRACへの登録費用などはまた別なんですね。
因みに、登録費用はどのくらいなんでしょうか?
調べてみたんですけど分からなくて。

編曲については、一応アレンジして曲にはなるんですけど、
最終的に仕上げてもらうのはアレンジャーさんになると思うので、
自分で仕上げられるようになってからの話ですね。

印税の話もそうですが、じっくりと話し合ってみることが大事ですね。
契約についてのアドバイス、参考にさせていただきます。

お礼日時:2008/09/13 17:09

印税契約とは、著作物の権利者に対して支払われる取り分に関する契約の総称です。


代表的なものには著作権印税(作詞、作曲、編曲)、歌唱印税、演奏印税などがあります。契約そのものには費用は掛かりません(当たり前です)。
例えば楽曲音源の場合には、それがCDになって販売された時の売上の一部が収入になりますし、データ配信された場合や、放送で使用された場合にも収入となります。
やや特殊なのは著作権で、これは音源ではなく作詞や作曲といったいわば楽譜上の権利ですので、誰かがカバーした時や歌詞を利用した際にも収入となります。

印税契約は「本来はして当然」です。でなければ最初にある程度まとまったお金をもらって、その後は一切お金をもらえなくとも文句が言えません。
また厳密に言えば例え印税をもらわない形でも、「印税をもらわないという契約」をすることになります。相手がまともな会社なら。

印税契約をしないのはいわゆる「買い切り」の場合ですが、これは例えばCM用の短い音楽であったり、ゴーストライターとしての仕事だったりする場合ですね。

あなたがシンガーソングライターなのであれば、少なくとも作詞、作曲、歌唱についての印税をもらう権利があります。編曲(アレンジ)や楽器演奏をするのならそれも加わります。
まあ、それら全部を含めても普通はCD売上の10%未満ですけどね。

大まかにCDの内訳を説明すると…
全体の30%がCDショップ、10%がパッケージなどの製作費、10%が原盤印税(レコーディングなどの費用を負担したところの取り分)、6%が著作権印税(音楽出版社、実際の権利者、JASRAC等で分配)、1%が歌唱及び演奏印税(ランクが上がると割合が増える)、残りがレコード会社(宣伝、流通、営業、人件費が含まれる)です。
つまりあなたがもらえる可能性がある取り分は7%未満ということです。
※実際は音楽出版社が3%近く持って行くので4%程度

例えば2000円のCDを1万枚作って完売したとすれば、80万円があなたの取り分になるわけです。(作詞、作曲、編曲、歌唱、演奏までやった場合)

あくまでもこれは一般論でして、実際にはアーティスト自身がレーベル運営していたりして取り分を増やしている事もよくある話です。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。

丁寧に説明してくださったので分かりやすかったです。
契約そのものに費用は掛からないんですね。

印税の話はされなかったので、その時は頭になかったのですが、
よく考えるとしなきゃいけない話だったなと思いました。
契約書が手元にないので分かりませんが、印税契約について書いてなかったら
尋ねないといけませんね。

作詞、作曲、歌唱についての印税はもらう権利があるんですね。
私は編曲も少ししますが、編曲者は印税がもらえないと
聞いたことがあるんですけど、もらえるんですか?
あと、具体的な方向性が決まっていないのですが、今後、ピアノの
弾き語りなんかもやるかもしれないことを考えれば、演奏印税についても
詳しく話してみた方がいいんでしょうか?

印税契約には何かリスクがあるのかと思ってたんですけど、
契約していないと損をするんですね。

本当にわかりやすかったです。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/12 23:56

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