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支出関数は価格に対して凸性。

とあります。

証明は

p"=ap+(1-a)p' and x" solves Expenditure Minimization Problem (p").

e(p",u) = p"x"= (ap+(1-a)p')x"
=(ap)x"+(1-a)p'x"
>=ae(p,u)+(10a)e(p',u)

とあるのですが、この証明がさっぱり理解できません。

どなたか説明していただけないでしょうか?

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

ども。


まず、変数の意味を説明してください。経済学だから、一応の"お約束"
として、p: price, x: quantity, e: expenditure, u: unit(utility?)
だと思いますが、無説明だと不親切だと思いますよ。

■たぶん、変数xについて、条件:x">=x'などが存在し、そのことがキー
 になっているのだと思います。違ったらごめんなさい。■

さて、
 p"=ap+(1-a)p'               (1)
 e(p",u) = p"x"   = {ap+(1-a)p'}x" (2)
     =(ap)x"+(1-a)p'x" (3)
     >=ae(p,u)+(10a)e(p',u) (4)
 で、引っかかっているのは、式3の第2項から式4の第2項へのトコなの
 ではないでしょうか?
その前に、まず確認。
 ・式1は線形結合の定義式ですよね?式2もp=p", u=uの時の関数eの定
  義式ではないでしょうか。で、式2の最右辺と式3は単に式1を代入し
  たもの。この辺は、問題なかったろうと思います。
 ・式2の関数eで、変数がuとなっているのが気になりますが、もし、u
  がunitならば、u=一定という設定なのでしょうか?
 ・式4で、(10a)となっているのは、(1-a)のミスでしょう。
で、本題。
 ・式3で、(1-a)p'x"となっているものが、式4では(1-a)e(p',u)になっ
  ているわけですが、推測するに;p=p"のときの式2の定義と同じよう
  に、p=p'の時は、e(p',u)=p'x'という条件があるのではないでしょう
  か?
  ここがポイントだと推測したのですが、もし条件0<=x'<=x"というも
  のがあるならば;
  p'x">=p'x'=e(p',u)
  になるはずです。そうすると、式3および式4の第2項を比べると、
  (1-a)p'x">=(1-a)p'x'=(1-a)e(p',u)
  になるはずです。式3と式4の第1項は式2の定義から同じなので、
  不等式に影響を及ぼしません。第2項だけが犯人です。
 とまぁ、変数の中味を勝手に推測した限りですが、こんな感じではない
 でしょうか?違ったらごめんなさい。まずは、付加条件(x'やx"のこと)
 がないかどうか、もう一度確認してみてください。
ちなみに、凸性についてはご理解していると思いますが、式1の線形結合
の下で、費用関数が線形結合よりも上になることですよね。
2軸のxyグラフ(この場合は、e(p,u)とxかな?)に描いてみればわかると思
いますが、2点を結んだ線よりも上になりますよね。だから不等式になって
いるんだと思います。
ではでは。
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支出関数が価格について凸であるとは、任意のp,p'≫0とa∈[0,1]に対して


e(ap+(1-a)p',u)≧ae(p,u)+(1-a)e(p',u)
が成り立つことです。このことを示します。

まず、支出関数の定義を確認しておきます。
e(p,u)=px (x∈h(p,u)、h(p,u)はHicksian demand)
したがってxは価格pの下での支出最小化問題の解ということですので、u(x")≧uを満たす任意のx"に対してpx"≧px=e(p,u)が成り立ちます。

いま、p"=ap+(1-a)p'としp"の下での支出最小化問題の解をx"とすれば、x"はu(x")≧uを満たしています。
したがって上記の事実から
e(p",u)
=p"x"
=(ap+(1-a)p')x"
=a(px")+(1-a)(p'x")
≧ae(p,u)+(1-a)e(p',u) (px"≧px=e(p,u)とp'x"≧p'x'=e(p',u)を用いた)
となります。
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