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三菱UFJがJPモルガンに9000億円の投資を決定したわけなんですが、色々なエコノミストの意見を見ていると、「三菱UFJにとって9000億はたいした額ではない」と言っていたり、「そんなに持ってたのか」という言っていたりと、結局9000億円と言う金額が多いのか少ないのかよくわかりません。

三菱UFJにとっては多くないのか、それとも三井住友やみずほといったメガバンクにとってのみ「多くない」のか、はたまた多くないという意見は全くの見当ハズレなのか、ぜひ教えてください。

A 回答 (1件)

考え方は人それぞれですから、正しいのか間違っているのかは


ご自身で判断していただくしかないのです。

三菱UFJの利益額ですと税引き前で1兆円以上稼いでいるので
今回の投資が全額無駄になったとしても1年で取り戻せる金額という
考え方ができます。
ですが、利益から税金と配当を差引くと会社に残るのは
5000億円程度になってしまいますが…

その一方で、三菱UFJのグループ全体での自己資本(純資産)は
約7兆8800億円です。自己資本の1割以上の金額を投資するのですから
失敗すれば大きな痛手となります。

今の銀行業ですと一定の自己資本比率を維持しないといけません。
自己資本が大きく減るとそれにともない融資額を減らさなければ
ならないルールとなっているので、
融資引き上げ→企業破綻→貸し倒れ→銀行に損失発生
というマイナスがマイナスを呼ぶという悲惨な状況に発展してしまいます。
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