No.3ベストアンサー
- 回答日時:
ANo.2さんが仰るように、すべての物質には毒になる量が存在します。
医薬品をデタラメな使い方として過剰に摂取すれば副作用を起こすでしょう。
医薬品と同様に、食品添加物も、毒になる量が存在し、
医薬品と同様に、食品添加物も「よほどデタラメな使い方」をすれば毒になります。
実は、我々の生存に不可欠な栄養素も、毒になる量があります。
例えば、脂肪を過剰に摂取すれば、メタボリックシンドロームという命に関わる病気になります。
世間で言うメタボリック、一昔前は、生活習慣病です。
ビタミンも過剰摂取すれば毒になります。
特に有名なのがビタミンAです。
次のサイトには、ビタミンAの不足と過剰摂取による健康障害が記されています。
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail171.html
季節的にビタミンCが注目されますが、不足のみならず過剰摂取しても健康障害を引き起こします。
ビタミンCは強い抗酸化作用を持つため酸化防止剤として食品に添加される場合があります。
ビタミンCは栄養素であり、食品添加物でもあります。
食品添加物、医薬品、栄養素など全ての物質に関して毒になる量は、
体の大きさによって異なります。一般論として体重に比例します。
医薬品で子供と大人の服用量が違うのはその為です。
ラットやマウスなどの実験動物と人間では毒になる量が異なります。
ANo.1さんが挙げる亜硝酸Na(亜硝酸ナトリウム)ですが、
生体内にて他の物質との反応で発癌性物質が発生するという動物実験の結果があっても、
ハムなどの加工食品において、ボツリヌス菌が引き起こす食中毒の防止には必要不可欠な
食品添加物なので禁止されません。
欧米では、ハム、ソーセージなどの食肉加工品による食中毒防止のための保存剤として
重要視されています。
http://www.n-shokuei2.jp/food_poisoning/faq/page …
http://www.taro.org/blog/index.php/archives/870
動物実験を基に毒にならない量を添加していますので発癌性のリスク自体は極めて小さいです。
そんな極めて小さい発癌性のリスク何かよりも、ボツリヌス菌食中毒防止の方が
はるかに我々の社会にとってはベネフィット(便益)が大きいから禁止されないのです。
つまり、発癌性のリスクを無視できる程に我々の社会にとっては有益なのです。
これは、交通事故で毎年数千人台の死者を出しているにも拘わらず自動車を禁止しないのと
同じ論理なのです。無論、添加物の健康被害リスクは、交通事故よりも桁違いに小さいです。
ですから、生活していく上で、添加物の危険性何かよりも交通事故の方をもっと心配して下さい。
あっ、いけない!、中国産は例外でしたね、何せデタラメな使い方が多いから。
ご回答ありがとうございます!!
お返事遅れてしまって申し訳ありません。
私も健康のためにと思ってビタミンC錠剤などを飲んでいますが、
やはり過剰摂取は怖いですね。
ご丁寧に詳しく教えてくださって本当にありがとうございました!!
No.2
- 回答日時:
>外国では使用が禁止されているのに、日本では認可して使用している添加物はありますか?
たくさんあります。かんきつ類に使われる防カビ剤のOPPやTBZなんかはその代表でしょうか。アメリカ国内では使用禁止ですが、輸出用はOKです。
添加物の基準は国によってすべて異なるといっても過言ではありませんが、その違いは危険性だけではなく、使用する必要があるかないか、使用実態があるかないか等を含めて判断されます。したがって、外国で禁止されているが日本では使用可=危険ではありません。相対的には、日本の添加物基準は厳しいほうにはいると思います。
>食品添加物の中で、特に危険とされているものはありますか?
公式には存在しません。食品添加物に限らず「この世に存在するすべての物質は毒物である」が毒性学の基本であり、ヒトに対して危険であるかどうかは、その物質の性質と暴露量(何を、どれだけ使うか)によって判断されます。したがってその物質の性質だけで危険・安全を判断することはできません。ちなみに、危険な添加物といわれることの多かったソルビン酸の急性毒性は食塩よりも低いです。
「食品添加物が危険」といわれたのは昭和の時代のことで、その分野の研究のすすんだ今では「よほどデタラメな使い方をしないかぎり危険性はない」というのが世界の常識です。添加物危険説の急先鋒であった生協でも今では(まともなところは)そんなことは言いません。もし今も添加物=危険と言っているところがあるとしたら、勉強が足りないか、異論を認めたくない狂信者、もしくは怪しいものを高額で買わせようとする意図があるところかなと思います。
ただし「よほどデタラメな使い方」をする国が近くにあるんで困っちゃうんですよね。
ご回答ありがとうございます。
アメリカ国内では禁止なのに、輸出用には含まれている可能性が十分あるのですね…。
とても怖いです。それでも日本は添加物基準が厳しいということには驚きました。
私も生協を利用していたので、ショックでした。
自分の身はやはり自分で守らなければなりあませんね。
ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
>外国では使用が禁止されているのに、
日本では認可して使用している添加物はありますか?
こちらは、解りませんが、
食添で毒性が高く、危険とされているものなら。
合成着色料(赤102、赤3、黄4、黄5、青1、青2 など)
発色剤(亜硝酸Na)
合成甘味料(サッカリンNa、アスパルテーム、アセスルファムK)
酸化防止剤(BHT、BHA)
合成保存料(ソルビン酸Na、ソルビン酸K、安息香酸ブチル)
防かび剤(OPP、TBZ) などなど。
日本では1500種類もの添加物があるといいます。でも
現状これらの食添を削除は出来ません、メーカーと消費者の認識だけです。
無添加の食品はすべて原料、加工、保存まで添加物を除かなければなりません。
ありがとうございます。
1500種類もあるのですね…
恐ろしいものです。
本当の意味での無添加の食品を探すには難しいかもしれないです。
ありがとうございました。
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