プロが教えるわが家の防犯対策術!

HPLCで初めて分析した成分のピークがどれか分からず困っています。
このメソッドはまだ開発途中で、取り敢えず分析できるか確認する為に行ないました。

測定したサンプルは以下の通りです。
(1)1、5、10mg/mlのSTD溶液(溶媒はミリQ水)
(2)ミリQ水のみ(ブランク用、STDの溶媒でもあるため)
(3)りん酸緩衝液(移動相に使用しているもの)
(4)アセトニトリル(移動相に使用しているもの)

単純に(2)~(4)で現れなかったピークがSTD(分析対象成分)だと考えたのですが・・・。
STDでは3分あたりに形が変な大きなピークが現れたのに対して(2)~(4)にはそのピークはなく、
STDの8分あたりにそこそこきれいなピークがあって(2)~(4)にはない。

この結果から、3分あたりに現れた大きなピークが分離に失敗したSTDなのか、
8分あたりに現れたそこそこきれいなピークがSTDなのか、分からないのです。
8分あたりに現れたピークは、面積がきちんと濃度によって比例していました。
しかし、これがSTDだと断言できるかといったら、正直不安です。

どのようにしたらRTが分からない成分を特定することができるのでしょうか?

分かり難い質問になってしまい申し訳ありませんが、ご意見を伺えたら幸いです。
宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

3分のピークはソルベントピークだと考えられますが、


移動相は測定していないのですか?
それがほとんどピークとして検出されなければ、
問題無しです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
移動相は測定しましたが、移動相の3分までのピーク(ノイズくらいに小さい)とSTDの3分までのピーク(とても大きくていびつな形)は全く違うものでした。
STDをミリQ水で作成したので、ソルベントピークの可能性が高いですね。
再度チャレンジしてみます。

お礼日時:2008/10/23 21:24

成分の特定となると、分取してMSやIR,NMRで分析ということになるかと思います。


あるいは、成分の見当がついているでしょうから液クロメーカーのデータ集に当たってRTを調べてみる。
あるいは乱暴ですが、8分のピークが濃度と面積で比例するならこれをSTDの成分としてしまう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
メーカーのアプリケーション集を参考に分析したのですが、
目的成分のRTが3分だったので、
やはり分離がうまくいかなかったのか?と思ったのですが、
その変な形のピークは濃度に関係なく同じような面積だったのです。
しかも使用したカラムがアプリケーション集と同じ物ではないので、
RTも変わってくるのだろうと考えると、
やはり8分のピークが目的成分なのか?といった具合に分からなくなってしまいました・・・。
もうちょっと追求してみます。
ありがとうございました!

お礼日時:2008/10/23 00:17

濃度に比例しているので,8分がStdのピークと思います。


3分のピークは溶媒ショックのピークと思います。

3分のピークを小さくするには、
Stdを移動相(gradientなら初期条件)で希釈することです.
3分というのは、LC条件がありませんが、恐らく
カラムが4.6×150mm、流速が0.8~1.0mL/minと思いますので、
カラムの1倍量が溶出した時間が2.5~3分になります。

移動相での希釈を挑戦してみて下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
溶媒ショックのピークなんていうものがあるのですね。
STDを移動相で希釈してみます。
>カラムが4.6×150mm、流速が0.8~1.0mL/minと思いますので
全くその通りです!さすがですね。
とても参考になりました。

お礼日時:2008/10/23 00:07

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