プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

輸入住宅(カナダ、2×4)で建て替えを予定しています。
見積りの断熱材の記載が、
  1F基礎内断熱 スタイロフォーム 55mm
  外壁 グラスウールH16K 100mm
  屋根・天井裏 グラスウールH16K 140mm とありました。

今住んでいる家が古くて寒いので、暖かい家にしたいと思っています。
こちらは雪のほとんど降らない寒冷地ですが、本当にこれで充分なのでしょうか?
日当たりは良く、窓はマーヴィン社(インテグリティ)が標準です。
暖房は、畜暖を検討中で、全室20度設定で各部屋に2~7KWを約10台設置がベストと見積もりもいただきました。

HMさんには、充分暖かいと言われるのですが・・
断熱材をアイシネンに変更か、グラスウールをもっと入れてもらうことも考えています。

断熱材についてお詳しい方、アドバイスをお願いします。
断熱材を変更または増やすべきでしょうか?
具体的に何をどのくらいとアドバイスを頂けると助かります。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

その断熱仕様で、強化した方が良いのは、天井だと思います。



夏場の小屋裏空間は、軒→棟換気があっても50℃を超えるほどになります。
140mmに、もう一枚100mmGWを追加するのが良いでしょう。
(もし、コスト差が無ければ、多い分には困りませんから140mmの追加でも良い)
コストも部材コストだけですから、微々たるアップで、大きな差が出るはずです(遮熱材の利用も考えられますが、工程が増えますから、大きなコストアップになるでしょう)。
拙宅では、一部に高性能GW16k140mmと薄い部分がありますが、手で触ると暖かく、明らかに断熱不足を感じます。

この天井の断熱の強化の必要性については、次世代省エネ基準の断熱材の厚さの目安からも、うかがえると思います。
http://www.ibec.or.jp/pdf/sjuutaku14.htm
II~V地域で、壁90mmに対し、天井160mmと天井が厚くなっていますから、これ以上を確保するのが望ましいと言えるでしょう。

全体的なコストアップが、少し可能なら、壁を2x4から2x6にして、高性能GW16kを140mm充填することでしょう(工程増加はなく、材料費アップだけで済む)。
http://www.iesu.co.jp/shinbun/2004/2004_1_5/16-1 …
http://www.homes3000.ca/import_housing/pictures. …
寒冷地なら、なおさら2x6以上が望ましいです(カナダ輸入をうたっているなら本来2x6とすべき?)。

家で、壁の占める面積は50%と大きく、この断熱性能が50%アップすると、建物だけで25%の熱損失の低減、換気含め熱交換有りなら20%弱ほどの熱損失の低減になるかと思います。
熱損失は、快適性のアップだけでなく、暖房のランニングコストに直結しますから、月に1万円かかる暖房費が8千円で済むとか、年間冷暖房費10万円が8万円で済むなどになることにつながります(厳密には計算が必要です)。
積もり積もれば、年2万円の削減が、30年では60万円に上ります。
2x6の差額がいくらになるか分かりませんが、おつりがくることになるのではないでしょうか(寒冷地ならなおさら)
暖房機のイニシャルコストもその分下がるはずですから、検討されてみては、いかがでしょう。

蛇足ながら、東京の気候の拙宅(2x6、Q値1.3W/m2K、C値0.4cm2/m2)で次世代省エネ基準の約2倍の断熱性能ですが、出来ればもう少し断熱強化したかったというのが本音です。
最近では、東京でも次のように、さらに高断熱の仕様での建築もされています(北関東以北はQ1住宅で検索すれば、沢山あるでしょう)。
http://t-ohshita.com/2007/08/20070801-1900.html
http://x-unoblog.up.seesaa.net/image/RIMG2594.JPG

なお、アイシネンですが、熱伝導率が高性能GW16kに対し高いわけではありませんから、変更するメリットは無いでしょう。
また、防湿気密シートがきちんと施工されているならば、問題はなく、他の断熱材にするメリットも無いでしょう。
http://www.ads-network.co.jp/kininaru/01-/25.htm
コスト、火災時の燃焼に仕方、生産エネルギーなどの環境負荷等をトータルで考えると、グラスウールやロックウールという選択は悪くない(というか、それしか無い、あるいは、ベターな選択)でしょう。

それと、天井点検口に気密断熱タイプを使っていることを確認すべきでしょう(普通のを使われて隙間風・寒さで困っている人を見受けます)。

なお、耐震性は、住宅性能表示を利用して最高の耐震等級3をとることをお勧めします(2x4で通常の間取りなら、難なくクリア出来ているはず)。
住宅性能表示費用は、多少かかりますが、他の性能を一通り確認できること(一応に過ぎませんが、3回くらい現場検査があります)、割高な地震保険が30%割引(通常の新築は10%割引)となりますから、元をとれることが多いかと思います。
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断熱の他に遮熱も考えたらいいと思います。


断熱材は、蓄熱材にもなってしまいます。時間をかけて熱が進入してくることがあります。
ですので断熱材までに、熱を遮れると効果的になります。

屋根はできれば波瓦(和瓦、S瓦など)がいいです。
波状の物は通気することにより熱が入りにくいです。
また、ルーフィングも遮熱タイプの物がありますのでこれを使うといいでしょう。

壁に関しても、遮熱タイプの防風透湿シートがあります。

この2つがお奨めです。
グラスウールを使う場合、湿気対策を確認しておいた方がいいです。

輸入住宅となると、寒くても湿気の少ない地域から来るものが多いです。
日本の気候とは違うので、しっかりしているようで実は壁内が腐っていたということがあります。
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書き忘れましたので、つけ加えます。


基礎内断熱部分ですが、次世代省エネ基準の「土間床等の外周部」「外気に接する部分」を参考にしてください。
スタイロフォーム場合、押出法ポリスチレンでしょうから、区分はEです。
なお、基礎断熱に水平方向の断熱補強を行う場合には、次の金融公庫仕様書の9.9.2.3(P188)「土間床等の外周部の断熱材」を参考にしてください。
http://www.itcprince.jp/17140510tu-baifo-.pdf
天井の強化と同様、これくらいを目安に強化されるのが良いと思います。
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ウール系は湿気を溜めます。


今は固形に変わりつつあるので固形の方が良いかと思います。耐震性も上がりますし。
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外側に断熱材を間に挟んだものを使うとよいですよ。


内側の断熱材だとどうしても家の隙間に冷たい空気が充満してしまいますが、外貼り断熱だと外部から遮断してくれます。
冬は暖かく、夏でもエアコンで冷やした熱が逃げにくいです。
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